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おウワサはかねがね その16「好きな人間の内臓が見たい」

「おウワサはかねがね」は、お互いの「ウワサ」だけは知っている波多野伶奈(俳優)と野花紅葉(劇作家)がnoteを通じてやりとりする企画です。会ったことのない2人の関係はどう変化するのか、2人が本当に会う日はやってくるのか。毎月0のつく日は野花紅葉、5のつく日は波多野伶奈が更新します。

前回のおウワサはかねがね【その15(6月20日)】

もみさんへ

ちゃむです。たくさんちゃむを使ってもらえるので一人称にしてみました。先日はお電話ありがとうございました!!めちゃくちゃハッピーな記憶として頭に貯蔵されています。電話っていいですね、、。交換通信では得られなかったもみさんの肉声をゲットしました。口語のコミュニケーションが苦手な場合がよくあるのですが、交換通信でたくさんおしゃべりしているからか会話のリズムが新鮮でとても楽しかったです。

さて、『ちゃむは内臓を見るのが好き説』について考えてみました

前々回のあまり上手く説明できておらずすみません!おそらく自分でもよくわかってない、、。

恋愛は、他人に対しては「内臓を見てしまったような気分になる」し、自身のやっていることを「冷静に見てみると確かにグロいけど」、「やめない」。なぜならグロいことはそこまで問題ではない(=「グロい方が受容できる側の人間」だ)し、「自分のグロさより優先したい」利益があるから。

前回もみさんが書いてくださったちゃむ分析↑

分析は概ね合っている上で、自分が思ってる恋愛グロいともみさんのグロいがちょっと違うかもという気もしてきました。私は「人間が恋愛に酔っ払って理性飛ばしてる」のがグロい。もみさんのグロいは「恋愛ってだけでなんでも許されること」がグロい?なのかなと思ったのですがどうでしょう、、?似たようでも違うしすぐにすり合わせできないので、今日は私のグロいの意味で話させてくださいー!で、前回を受けまして自分で考え直してみて気づいたのは

「好きな人間の内臓が見たい!!!!」

私が見たがっているのは自分のグロさではなく相手のグロさ。客観性を失い自分の欲に正直になって本当の自分を思わずさらしてしまったりする相手を見たい。相手の弱いとこ・きもいとこ見たい。相手の中身=内臓が見れるんだったら自分の内臓が露出しててもどーでもいい。それよりも相手のグロくてヤバイ中身見たい。これはフェチか?

なので『ちゃむは内臓を見るのが好き説』は当たりです。

知り合った様々な方々の内臓も本当は見たい。目の前にいるこの人がいったいどんな道筋をたどってどんな気持ちで生きてきたのか、好きな人の前ではどんな顔するのか、自分の知らない本当の部分を知りたいという衝動をよく感じます。飲み会とかなんでもない一瞬にチラッとその本当が垣間見えるとき何にも思ってなかった人にものすごい興味を持ってしまうことがしょっちゅうあって「えーーこれは萌える!!!」とよく思います。見えてない部分を見るのが好き。その内臓見たい欲が叶うのが自分にとって恋愛の関係性だったから恋愛が好き。内臓を見れるくらいの関係性になるともはや自分はその人の人生の一部になってることのヤバさとか、めんどくささとか、引き返せない感じ、も好き、、。

本当に知らない他人の内臓は嫌なのであくまで(※好きな人間に限る)。

「グロい自分の方が人間っぽくて楽しいみたいな当事者感覚のなさの上に成り立っている気が少ししています。」に関しては単純に理性飛ばしてるのは楽しいし、客観的に見たら自分きもいけど人間ってそもそもきもいしまぁいっか、かなぁ、、。自分で言っておいてあまりよくわかっていませんが無い感覚では無いので補足です。

うーん、伝わるか伝わらないかギリギリ、、?全然意味のわからないことが書いてあったらすみません、、。

もみさんの言うグロい「好きだからなんでも許してほしい」という暴力性は私も持っていて、そのことに反省することがよくあり(つい三日前とか)、それも話したいな、、。「好きだから私の内臓見せるね!あなたも見せて!」をやらないように自分の理性の飛び具合をコントロールする努力の難しさ、自分の勝手な裁量で好きな人を傷つけてしまう恐ろしさ、あくまでwin-winな恋愛をしたいけど「知りたい」という欲深さに負けてしまうこともある自分、、。反省、、猛省、、。

前回の回答になったのか果たしてわからないですがこれ以上書くのもさらにわからなくなりそうなのでここまでで、、。わー難しい!!!次回へのバトンを繋げたか微妙です。もみさんが恋愛をするとしたら何を求めてるのかとか知りたいな、、。わたしは相手の内臓みたいです。荒地の魔女かな?

ではでは、また次回、、!

ちゃむ




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