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おウワサはかねがね その32「一方私は付き合いたて」

「おウワサはかねがね」は、お互いの「ウワサ」だけは知っている波多野伶奈(俳優)と野花紅葉(劇作家)がnoteを通じてやりとりする企画です。会ったことのない2人の関係はどう変化するのか、2人が本当に会う日はやってくるのか。毎月0のつく日は野花紅葉、5のつく日は波多野伶奈が更新します。

前回のおウワサはかねがね【その31(9月10日)】

もみさんへ

また日付ギリギリの更新になってしまいすみません、、。言い訳ですが朝から大学のゼミのグループ研究調査があり先程までは稽古に行っておりました。食べかけのタラコおにぎりをリュックに入れたままにしいるので、カバンの中が今どうなっているのか不安です。なぜ予定は一日に固まるのでしょうか。逆に明日は何もない私です。

前回もみさんが演劇を「遠距離恋愛中の彼氏」と書いていたのが面白くて、私も今の演劇との距離感を考えてみました。

「付き合いたて」

変なふわふわ感が私にもあって、でもそれはこれからの想像してる明るい未来に対して向いている気がする。だけれどもしょっちゅう不安感に包まれる。冒頭にも書いたように数日前より10月の出演のための稽古が始まりまして、片思い的だった前々回とはすこし変わって毎日がそんな感じです。付き合いたてでどきどきわくわくしているのに、なんとなく慣れてない人間関係に対しての緊張感。久々の稽古に気がピリっとして我が振りをしょっちゅう見直しながら、これから仕上がっていく作品への期待が止まらない。「付き合いたて」、、!しかし、コロナ以前の出演とはなんとなく異なる気の持ちように居心地の悪さを感じることもあり、そんな部分から演劇と離れていた時間やその間の私側の変化を実感してます。作品に向かい合う時間は頭がグルグルして混乱にも近いですが、前回も書いたように「面白い舞台を観ること」で満たされた演劇への期待感でなんとか動けています。

自分が感じてる「面白い」はコロナ前に感じていた「面白い」とは明らかに違っていて、善し悪しは別にしてその変化になんだか適応できてない

リクエスト!前回もみさんが観劇について書かれていた上の文、もう少し詳しく聞いてみたいです。自粛後に面白い舞台をいくつか観て高揚したものの、コロナを前提としていない作品になんとなく違和感を感じたり、逆にコロナを前提とした作品で感じざるをえない自分自身の姿勢など、私はなんだかもやもやしていて、観劇中の邪念が増えたというか、純粋だったはずの感動への疑いだとか、なんともよくわからないことが多いのです。ちょっとぼやけておりますが、もみさんの「面白い」に関するコロナ後の変化、聞きたいです。

おわりに。二週連続でARuFaが貼られたおウワサはかねがねにウケました。最近私は改めて流行りの有名どころを聴いてみるチャレンジをしています。昨日ははじめてKing Gnuをちゃんと聴きました。ちゃんと良かった。今までもちゃんと聴けばよかった。流行り物をなんとなく避けてしまいがち人間です。もみさんは最近チャレンジしたことはありますか?それかずっと続けていること、何かあったら教えてください〜。

今回は短めですが、、ではまた五日後。たのしみです。

ちゃむ

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