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おウワサはかねがね その20「反省、満身創痍で」

「おウワサはかねがね」は、お互いの「ウワサ」だけは知っている波多野伶奈(俳優)と野花紅葉(劇作家)がnoteを通じてやりとりする企画です。会ったことのない2人の関係はどう変化するのか、2人が本当に会う日はやってくるのか。毎月0のつく日は野花紅葉、5のつく日は波多野伶奈が更新します。

前回のおウワサはかねがね【その19(7月10日)】

もみさんへ

ちゃむです。なんと本日でおウワサ20回目。すげぇ。私はあまり何事も続いたことがないので快挙!と思いました(なんとか続いているのは演劇くらい)。最終回を考えるなら何回めがキリ良いのだろうとか初めて考えました。編集者の目線。ここまでありがとうございます(読んでくださる皆様も!)。さて20回目です。

実は、一昨日から恋人と続いていたボコボコの喧嘩が3日目の本日やっと終わりまして、今現在満身創痍といった具合で、今回のおウワサを書いております。些細なことからとんでもない喧嘩に発展させてしまい、好きとか期待とか、依存とか、尊重とか主張とか、三日間タコ殴りで(主に自分の悪しきところから)ダメージを受けて、おウワサで続いてきた恋愛や承認のおはなしを身をもって体験したので、今回は恋愛でボコボコになってるナウの人が書いているんだなと思ってもらえたら、嬉しい…いや嬉しくはない…けどせっかくなので書いておきます。

前回のもみさんが書いてらしたことにはほぼ同意で(私が内蔵露出狂の三食しっかりコメ食い人間である分析笑っちゃった)、その中で気になったこの一節。

「好き」って言うなら身を賭してくれ

まーーーじで私はこれなんですよ。もみさんは「誰か一人、この人だけいればいいと決めてしまって生活に組み込んでしまったが最後、「好き」って言うなら身を賭してくれと思ってしまうのではないかとビクビクしています。」と前回書かれていましたが、私は誰か一人を生活に組み込むと「私のために身を賭すなんて当たり前」が丸見えな言動になるらしく、自身の無意識にその期待と呼ぶにはグロすぎる思考回路・行動・発言をしていたことにここ数日でやっと気づきました。そうです…先ほど述べていた喧嘩の大きな理由の1つがこれだったんですね…。私今まで自分の思考のコントロールに多分自信があったんです。相手への配慮を自分はうまく出来てるはず、「好きな人を傷つけてしまうなら自分が死ぬわ!」くらい思ってた。でもそれは「つもり」で、自分の無自覚なところで相手を貶めるようなことを言っていたことに言われて初めて気づいて、めちゃくちゃ傷つきました。傲慢にも味方になりたいと思っていた大事な人を傷つけていたのは自分だったし、驕り昂ぶっている自分なんて存在していて欲しくなかった。なので、この一節が傷口に塩くらい全身にしみています。このことをちゃんと私に伝えた恋人すごいよ…。前々回「今は全然依存していません!笑」だった私は結局めちゃくちゃ依存していたというオチでした。もみさんのように自身のグロさにビクビクも踏みとどまれてもいなかったし、抑えられなくなった感情を殺せずそのまま好きな人にぶつけてしまった幼稚さで、私は今自責で死にそうです。

オチ、と書きましたが、相手との関係は今までのままです。相手と三日間話したことである程度今は浮上して明日からまた頑張るかーの気持ちです。自立、という言葉を汗ダラダラで抱える甘ったれの人生だ…。

読み返しました。当事者性が強すぎて胸焼けじゃないですか…?「依存」の話全くできてないようで、めちゃくちゃしてるのかな…。依存している・していた人間としての記述になりました。相手に自分の期待を叶えてもらえないと生きていられない、人間の、リハビリ、主張、思考。自分の中身がダラダラ漏れてる、いやそのまんま…?の文章になってしまいました。時間あったら全く違う文章に書き直してたかもですが、思い切ってまだ傷口が乾いていない自分のまま今日は投稿してみます。

や〜〜〜〜〜〜〜〜。わーーーーーーーー。

それでは…。

ちゃむ



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