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伝説的な経営者・永守重信さんからの学び【心や人間力は勉強以外のことをやらないと身につかない】

半澤光希です。

日々経営者として、たくさんの先人から学べることに感謝です。
最近ではZOZO創業者の前澤さんが国際宇宙ステーションへ滞在し、ご自身の努力で夢を叶えた姿に感動しました。

日本には伝説的な経営者がたくさんいます。
稲盛和夫さんや柳井正さん、孫正義さんや滝崎武光さんなど挙げたらきりがないですが、日本電産創業者の永守重信さんもその一人ですね。


「すぐやる、必ずやる、できるまでやる」で有名な経営哲学や、「世界に君臨する企業を目指す」という理念を掲げて、2021年の日本長者番付で4位の伝説的な経営者です。

2018年からは大学運営にも乗り出し、教育や人材育成についても力を入れています。

そんな永守さんが教育について大切にしていることが書かれた記事がありましたので紹介します。


永守重信「高学歴と仕事の良しあしは全然関係ない」



①EQ(感情指数)を高める

IQ(知能指数)は生まれ持ったもので簡単にあがらないし、高い人と低い人の差はせいぜい5倍ぐらいしかない。EQ(感情指数)は頑張ればあがるし、100倍の差が生まれると思う。EQが高い人は仕事ができるし、顧客にも好かれる。貢献できる仕事をして、社会生活も安定している。

これはよく言われることですが、僕自身も先輩経営者の方々から口を酸っぱくして、伝え続けてもらいました。

能力やスキルはもちろん大事ではありますが、自分という「人」が応援される人なのか、信頼に値する人なのか、経営する上ではとても大切です。


②心や人間力は勉強以外のことをやらないと身につかない。

大学まではそれなりに勉強を頑張ってきた僕ですが、心や人間力については勉強以外のことで力をつけてきたと感じます。

もちろん、まだまだ未熟ではありますが、新しいことへの挑戦や、チームで一つのものを作り上げる経験など、人生の中で様々なことをまずやってみたことから得られる力は大きいなと思います。

勉強して得られたこと以上に、経験して得られたことが自分の人生の財産になっていると感じます。

③型にはまらない「とんがり人材」を求めている

とんがり人材は自ら考えて行動する。型にはまらない。だから親の言うことは聞かないし、先生の言うことに対しても「どこが悪いのか」という感じだ。変な格好しても、それはそれで目的がはっきりしているからそれでいいんだという人たちだ。

例えば一般的に国立大学に入ろうとおもうと、5教科全部できないといけない。東京芸術大学に入るにも社会または理科ができていないと入れない。それはおかしいと思う。
やはり絵を描きたい、楽器をやりたい、そういう強い思いをもった人を選抜して教育するのがいいのではないか。そこからとんでもない天才が出てくる。東京芸術大学には落ちたけど、ほかの大学に行って、ものすごい音楽家になるケースもある。

とんがり人材とは面白い表現だなと思いますが、僕は全ての人にとんがっている部分があるんじゃないかと思っています。

そのとんがっている部分をどう引き出し、どのように力を力を発揮して行くのかが試されるなと。

僕自身も経営者としてスタッフやたくさんの仲間たちと仕事をしていますが、一人一人のとんがっている部分が最大限に発揮されるような土壌をつくることこそ、リーダーとしての力量が問われるところであると思い、日々チャレンジしています。


まとめ


永守さんは教育の場において大切な先生についても書かれています。

「教育」(きょういく)は「教」(おし)えるだけじゃなくて、「育」(そだ)てることも必要だが、今の先生は「教」(おし)えるだけだ。
学生が寝ていようが、私語しようが関係ない。そうではなく、寝ていたら起こし、私語していたら注意するなどちゃんとやる。

自分自身は人を育てるというステージではまだまだないとは思っていますが、自分の真剣に生きている姿を見て次の世代に良い影響を与えられるような生き方をしていきたいとは思います。

お読みいただきありがとうございます。

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