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【節約生活#207】節約をvalueとvaluesで判断する

 趣味で節約生活をはじめてみた。
 健康で文化的な生活をしながら節約をするというルールで挑戦中。

節約の定義

 節約生活に挑戦しはじめてから7か月が経過した。その間に節約に対するイメージも変わってきた。
 始める前は節約は単に出費を抑えるというだけのイメージであった。現在は、必要なところにお金を配分するために、不要な出費を削っていくというふうに変わった。要するに、自分の人生や生活に必要なものを明らかにして、そこに集中するという思考方法と再定義することができる。そういうふうに考え方が変わってきた。

valueとvalues

 節約の定義が変わっていきながら、節約に挑戦をしていると、大事なものをどのように判断するのか、ということを毎日考えるようになった。先日、ヒントになりそうな考え方を見つけたのでまとめてみる。

 valueとvaluesについて。手近な辞書で調べるとvalueは価値、valuesは価値観と出てくる。先日「ブルシット・ジョブ――クソどうでもいい仕事の理論」という本を読んでいたら、valueはお金で換算できるが、valuesはお金で換算できない、というような説明があった。

 もしかしたら言い過ぎであるのかもしれないが、お金に換算できる価値とお金に換算できない価値にわけられるのかもしれない。
 確かに、お金は大事だと言いながら、一方でお金より大事なものがあると言うことがある。また、お金に縛られたくないと言いながら、お金をどうやって手に入れるかを考えたりする。価値観は多様であるけれども、その価値観とお金を大切にすることが綱引きしてしまうと苦しむことになりそうだ。

節約をvalueとvaluesで判断する

 そういうことを考えていて、もしかしたら直感勝負なのかもしれないと感じた。
 何かの出費のときに、高いなとか安いな、と思うのであれば、それはvalueで考えている。ということは本質的には自分としては大事なものだと認識していないものと判断できるのではないか。逆に、お金のことを考えないのであれば、それはお金に換算できない価値を感じているので、節約の対象にはならないと考えられる。
 直感、としたのは、言い訳で「友達付き合いに自分は価値を感じているはず」みたいなことを考えないようにするためである。一瞬でもお金のことを考えるのであれば、たぶんそこまで大事な人として位置づけていないのだと考える。
 もちろん、本当は大事なものであるが、気づいていない場合もあるだろう。それは、やはり自分の価値観を磨いていくことでしか対策はないのだと考える。大切な人や物に気づかずにおかす失敗は今まで通り起こるのだとは思う。成長しないとそれは少なくならない。

 まだまだ、穴があるような考え方である。時折、考えを深めていきたい。

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