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【節約生活#577】どこまで禁酒を積み上げられるか?

 趣味で節約生活をはじめてみた。
 健康で文化的な生活をしながら節約をするというルールで挑戦中。

節約と言ったらお酒を飲まない

 節約の大家はたいていお酒を飲んでいない。図書館から借りた節約本でも、節約系のyoutuberでもたいていはお酒を控えている。
 節約生活に挑戦しはじめてからすぐに減酒をするはめになった。お酒の支出に占める割合が高いことが判明したからである。
 元々は365日、毎日鯨飲していた。食費に占める酒類の割合は4割ラインを上下していた。明らかに異常である。

 節約のこともあるけれども、死を身近に感じるほどであった。
 節約生活のルールに「健康」を定めているので減酒を試みるのも当然であった。もちろん禁酒ではない。そういう意味では依存性が強いように実感している。 

脳の回復まで7ヶ月?

 お酒を飲むと脳が萎縮することが知られている。
 最近、飲まないでいると脳が回復するのだという記事が出回った。

 色々調べていると、以前から回復は知られているようだ。

きちんと断酒して適切な治療を受ければ、アルコールによって委縮した脳も半年から1年くらいで元に戻る可能性があります。

ここが聞きたい!ドクタートーク(第872回放送)2023.11.16閲覧

 元々の英語のレビューを見ていると、脳の皮質の厚さが薄くなるところが長期的に回復することが新規の知見のようである。
 それが7.3か月。
 この調査でも88人中40人しか達成できていない。アルコール依存症患者が対象なので、半数が禁酒できたということを考えると希望はもてる。

 問題は7か月も断酒をすることができるかということである。かなりハードルが高い。

これまでの減酒結果とこれから

 これまでほぼ2年減酒をしてきた。

 1年目は、お酒を飲む日までの間隔を1日ずつ増やすという手法を取り入れた。秋ぐらいからぐだぐだになってしまった。結局飲まない日が100日程度になった。
 もともとの計画のハードルが高すぎたと考えている。
 ただそれでも、15年近く毎日多量に飲み続けていたところ、飲まない日を作れたことは成果である。そもそも、離脱症状が出るだろうと予測していたので、症状らしい症状がなかったことは幸いであった。

 2年目の今年は、逆に飲む日を100日であるとして、飲むときはちゃんと飲もうという方策ですすめている。100日飲むということは、265日飲まないということになる。お酒を飲む日の方が増えるという、自分の中では画期的な年になる。
 現在87日分飲んでいる。あと13日と考えると目標をクリアすることができそうだ。
 先日、ハイボールや缶チューハイを3本飲んだ。翌日は昼過ぎまで調子が戻らなかった。脳にもやがかかった状態である。アルコールに弱くなったという実感もあるが、元々は脳にもやがかかった状態が通常であったことが恐ろしい。

 節約的には、単純計算で昨年の1/2くらいまでお酒の支出が減っている。少なく見積もっても、減酒をはじめる前とくらべて年間15万円は節約できている(おそらくはもっと)。今年レベルを10年続けるだけでも150万円分は他に使えることになる。

 来年はどうするかを今から少しずつ考えている。
 7か月の断酒はかなりハードルが高い。
 だがいつかどこかの時点で1度は体験してみたい。

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