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#コラム

M-1優勝のミルクボーイ風に「IT業界」を語ってみた。

M-1グランプリのミルクボーイのネタ、フォーマットが明快なので、コンテンツ作りを練習する課題には良さそう。ためしにIT業界で作ってみた。

なんかな、オカンの友達の息子が新卒で会社はいったんやけど、その業界でやっていけるか不安やって言ってるらしいわ。業界の名前きくの忘れたんやけど、目の前にいる人にも、メールかLINEかslackで話しかけるらしいわ。

IT業界やん!あのひとら人と話すの怖

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「敵と仲良くなる」M1グランプリと「ご当地ゆるスポーツ」の優勝結果が一致していた

いやーおもしろかったですね、M1グランプリ。

ボケをツッコミが否定せず肯定するという「ノリつっこまない」、正確にいうなら「ノリつっこみノリ」を発明したぺこぱ。謎かけに対する答えを、否定して肯定して否定するという、フリおちフリおちフリ…とエンドレスに続くミルクボーイ。斬新さはなくても抜群の技量を見せるかまいたち。

ぺこぱとミルクボーイは、既存のお笑いに対し問いを立てているように感じた。フリとオチ

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今日からZOZO。田端信太郎さんのハートの強さは異常



昨日は田端さんの送別会。裏方としてQ&Aコーナーを作っていた。

SNSでの発言をやめない理由について田端さんは、
少年のように「そこに山があるから」と答えていた。

このコーナーで一番心配だったのが、田端さんが本当にツイッターで言いたかったことをラップで歌ってもらう部分だ。田端さんはラップを歌ったことはなく、どう考えてもグダグダになってダダ滑りする。

冷たく凍りついた会場で、元プロ歌手の社

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ドキドキしたいだけ?吉田貴司×堀江貴文「やれたかも委員会イベント」レポート



やれたかもしれない体験談を漫画化した『やれたかも委員会』のイベントが面白かったので軽くレポート。

参加したのは吉田貴司×堀江貴文「ホリエモンのやれたかもしれない話」

マンガの12話中、9割はやれたはずと言う堀江さんに、寺田有希さんが「やれてない」とツッコムという、リアルな委員会の様子に爆笑した。

「なんで?」と聞く堀江さんとゆきさんの会話はこんな感じ。

堀江「じゃあなんで女から手をつな

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「言い訳」が芸術を作った

「言い訳」が芸術を作った

人は言い訳するとき小説家になる。遅刻したのは親族が突然死したせいだったり、おもわぬ事故に巻き込まれたり、電車が謎の遅延を繰り返したり。

実際に小説っぽい形をとることもある。古代ギリシアの名作『オデュッセイア』は言い訳で作られたという説を小説家の塩野七生が唱えている。

英雄オデュッセウスがトロイア戦争で遠征した後に、故郷に帰るまでに様々な化け物や苦難にあって10年以上も妻の元に帰れなかったという

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インサイトからコンテンツを作るための補助線

インサイトからコンテンツを作るための補助線

「なぜコンテンツを理論化しようとするのか?」

と聞かれることがある。

そもそもコンテンツは水ものであり、ほとんど理論化できない。

結局はひらめきが大事。ただ…

水ものすぎるので、なんとか補助線を引いてヒット率をあげようともがいている。

幸いこちらの記事はよく読まれた。

【ドラえもんとテトリスは同じ構造】今後のコンテンツマーケティングはストーリーよりもキャラクター重視に:MarkeZin

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キャバクラで悟りを開くための般若心経(完訳版)

ブッダが、だらしなく寝ている美女を見て悟ったという話がある。

まだブッダが王子だった頃、踊り子達と飲み会をしていた。そこで、一人の美女が座りながら、無防備に口をあけて寝ているのを見かけた。

その時にブッダは、この美女が自分に好意があるのではなく、仕事で来ているのだという事をあらためて目の当たりにし、この世の虚しさを悟ったという。

これは現代で言えば、キャバクラなどで感じる虚しさに通じるものが

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世界中の姿勢をカッコ良くするためのマウス、「サカサマウス」を作ります。(意匠出願済み)



猫背な人生でした。

「ネコゼ!」と、あまりにそのままな罵声を浴びたこともあります。

猫背を続けたおかげで「猫背じゃないほうがいい」ということが分かりました。

猫背はとにかく疲れやすいんです。

ベストセラー本「スタンフォード式 疲れない体」でも「疲れる体とは姿勢の悪いカラダだ。」とシンプルに言ってます。

では何が姿勢を悪くしているのか?

そう、マウスです。かわいい名前とウラハラに、み

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自殺は思考の記号化、殺人は他人の記号化。

Hagexさんの事件について、情報量によって殺人や自殺が起こることについて話したら色々反響があったのでついでにnoteでも。

記号化、たとえば言語化すると情報量はぐっと少なくすることができる。様々な生物も「哺乳類です」といったように一言で概念化できる。

逆にコンテンツは情報量を増やすための演出方法だ。次の記事がわかりやすい。

同じ4秒の動画が流され、一つはバスケットボールのドリブルのスローモ

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「なぜ現金を贈り物にしてはいけないのか?」 お金と幸福について



早めの夏休みをとり、船旅をしていた。

大型船で感動していたら、船で出会った船好きいわく「こんなのは小型船です。」ふだん船で旅行をしない私からすれば十分大きいが、人間は何でも慣れてしまうので、船好きから見れば小さいのだろう。

旅行中に数十冊の本を読んだ中で、一番面白かったのは大澤真幸著の「<問い>の読書術」だった。本の達人によるオススメ本の紹介で、本のセレクトショップだ。

その選ばれた本の

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少年は、後悔したときに大人になる。

とある女性漫画家と話していて、恋愛漫画で大切にしているテーマがあるのか聞いたら「後悔」だという。しかし彼女は非常に前向きで、頭の切り替えも早い。

「そんなに後悔するタイプでしたっけ?」と聞くと、

「私は後悔しない。ただ後悔はみんなに響く」

ということだった。もっとやさしい言い方をしていた気がするけど、ドライに書くとそんなことだった。その日の夜に、たまたまアニメの解説本を読んだ。

そのなかで

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免許うっかり失効残酷物語(実話)

「鮫洲に近づくな」

もし最初に、私にそうアドバイスしてくれる人がいれば、どんなに良かっただろう。あの悲劇にであうことはなかったのだ。鮫洲とは警視庁運転免許本部・鮫洲運転免許試験場のことで、日本一運転免許の試験が難しいと言われている所である。

この試験場を避けるため、泊まりがけで遠く離れた試験場に行く人もいるくらいなのだが、そんなことは後から知ったことだ。しかし今では「鮫洲」と聞くだけで汗が噴き

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バカと天才が紙一重なのはどちらもKYだから。

今では当たり前の「新幹線」。

じつは実現したのは奇跡に近く、建設当時、多くの国民とマスコミは計画をバカにして反対していた。特に「世に四バカあり。万里の長城、ピラミッド、戦艦大和に新幹線」というフレーズは流行したという。

新幹線の反対論者から見れば、島秀雄は技術バカで、国の予算をムダに使うマッドサイエンティストに見えてたのだろう。狂った技術者や科学者はSFの世界で人気だが、現実の世界でもおかしな

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「疲れるのは意識だけ」というのを利用して自分を疲れなくする方法

「カラダがだるい」というのは、実は脳がだるいだけだ、という検証結果を紹介した「すべての疲労は脳が原因」という新書がある。

これは4時間ほどの運動後にどこが疲れたのかを科学的に計測すると、筋肉や肝機能はほとんど疲れておらず、それらを制御している脳の自律神経の中枢がもっとも疲れており、そうすると脳が「カラダが疲れた」というシグナルを発して疲労感を感じる、ということがわかったというものだ。

そして脳

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