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M-1優勝のミルクボーイ風に「IT業界」を語ってみた。

M-1グランプリのミルクボーイのネタ、フォーマットが明快なので、コンテンツ作りを練習する課題には良さそう。ためしにIT業界で作ってみた。

なんかな、オカンの友達の息子が新卒で会社はいったんやけど、その業界でやっていけるか不安やって言ってるらしいわ。業界の名前きくの忘れたんやけど、目の前にいる人にも、メールかLINEかslackで話しかけるらしいわ。

IT業界やん!あのひとら人と話すの怖

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「敵と仲良くなる」M1グランプリと「ご当地ゆるスポーツ」の優勝結果が一致していた

いやーおもしろかったですね、M1グランプリ。

ボケをツッコミが否定せず肯定するという「ノリつっこまない」、正確にいうなら「ノリつっこみノリ」を発明したぺこぱ。謎かけに対する答えを、否定して肯定して否定するという、フリおちフリおちフリ…とエンドレスに続くミルクボーイ。斬新さはなくても抜群の技量を見せるかまいたち。

ぺこぱとミルクボーイは、既存のお笑いに対し問いを立てているように感じた。フリとオチ

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“中年力”を描いた映画「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド」は中年の見方を変える。

心理学者・河合隼雄著の「中年クライシス」は、中年期の心の危機を解説した名著だけどその中に、

幼児心理学、児童心理学、老年心理学はあるが、中年心理学はない。なぜなら中年は働き盛りで、比較的大丈夫だろうと思われてきたからだ、しかし心理カウンセラーの元に通うのは実際には中年が多く、彼らは悩みを隠しているだけなのだ。

ざっくりいうとそんな事が書いてあった。そして映画「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・

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今日からZOZO。田端信太郎さんのハートの強さは異常



昨日は田端さんの送別会。裏方としてQ&Aコーナーを作っていた。

SNSでの発言をやめない理由について田端さんは、
少年のように「そこに山があるから」と答えていた。

このコーナーで一番心配だったのが、田端さんが本当にツイッターで言いたかったことをラップで歌ってもらう部分だ。田端さんはラップを歌ったことはなく、どう考えてもグダグダになってダダ滑りする。

冷たく凍りついた会場で、元プロ歌手の社

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新島、冬の海にとろける温泉を巡る梨花

新島、冬の海にとろける温泉を巡る梨花



彼女と出会ったのは、冬の海にとろけるような温泉だった。

彼女が気持ち良さそうに目を閉じている事をいいことに、
私はぼうぜんと彼女を見ていた。

ここは新島の湯の浜露天温泉。
1時間前まで東京にいたのに、今はギリシャのような建物を前にしている。新島は調布から飛行機ですぐに行けるのだ。

階段を上った所にも風呂があるそうなので行ってみる。
すこし前に彼女が登っていくのが見えたからだ。

階段を登

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ドキドキしたいだけ?吉田貴司×堀江貴文「やれたかも委員会イベント」レポート



やれたかもしれない体験談を漫画化した『やれたかも委員会』のイベントが面白かったので軽くレポート。

参加したのは吉田貴司×堀江貴文「ホリエモンのやれたかもしれない話」

マンガの12話中、9割はやれたはずと言う堀江さんに、寺田有希さんが「やれてない」とツッコムという、リアルな委員会の様子に爆笑した。

「なんで?」と聞く堀江さんとゆきさんの会話はこんな感じ。

堀江「じゃあなんで女から手をつな

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「言い訳」が芸術を作った

「言い訳」が芸術を作った

人は言い訳するとき小説家になる。遅刻したのは親族が突然死したせいだったり、おもわぬ事故に巻き込まれたり、電車が謎の遅延を繰り返したり。

実際に小説っぽい形をとることもある。古代ギリシアの名作『オデュッセイア』は言い訳で作られたという説を小説家の塩野七生が唱えている。

英雄オデュッセウスがトロイア戦争で遠征した後に、故郷に帰るまでに様々な化け物や苦難にあって10年以上も妻の元に帰れなかったという

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物語の目的



なぜ人は物語をつくり、楽しむのだろうか?

本日出演するSNSドラマセミナーで物語について話してくる。

トレンダーズ、「記憶に残る動画マーケティング」セミナーを開催 話題の"SNSドラマ"仕掛け人3名がゲスト登壇 | NEWS | トレンダーズ株式会社 https://www.trenders.co.jp/m_seminar/181018/index.php

私が物語をつくるときは、人間の

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インサイトからコンテンツを作るための補助線

インサイトからコンテンツを作るための補助線

「なぜコンテンツを理論化しようとするのか?」

と聞かれることがある。

そもそもコンテンツは水ものであり、ほとんど理論化できない。

結局はひらめきが大事。ただ…

水ものすぎるので、なんとか補助線を引いてヒット率をあげようともがいている。

幸いこちらの記事はよく読まれた。

【ドラえもんとテトリスは同じ構造】今後のコンテンツマーケティングはストーリーよりもキャラクター重視に:MarkeZin

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私の顔が大きいのではない、彼らの顔が小さすぎるのだ。「北の家族 有楽町本店」ごはん会



昨年12月にオープンしたばかりの「産直和食炉端 北の家族 有楽町本店」の試食会に行ってきた。参加したのは写真左から、

漫画家の山科ティナさん
https://twitter.com/tina_yamashina

イケメン面白ライターのニシキドアヤトさん
https://twitter.com/art_0214

話題の社長、七尾エレナさん
https://twitter.com/erena

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キャバクラで悟りを開くための般若心経(完訳版)

ブッダが、だらしなく寝ている美女を見て悟ったという話がある。

まだブッダが王子だった頃、踊り子達と飲み会をしていた。そこで、一人の美女が座りながら、無防備に口をあけて寝ているのを見かけた。

その時にブッダは、この美女が自分に好意があるのではなく、仕事で来ているのだという事をあらためて目の当たりにし、この世の虚しさを悟ったという。

これは現代で言えば、キャバクラなどで感じる虚しさに通じるものが

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