親子丼と『Stage of the ground』

ほんじつのごはんとおんがくはこちら。
ごはん：親子丼、豚汁
おんがく：『Stage of the ground』/BUMP OF CHICKEN

今日は親子丼の気分でした。親子丼のレシピはいつもなんとなくで
作っていたのですが、最近Youtubeで「シェフの家ごはん♪」さんの
『【簡単】プロが教える親子丼！』という動画を見てから、
このレシピの虜になってしまいまいした。難しい技術は一切なし、
終始わかりやすく教えてくださる動画なので、ぜひ作ってみてください。（本当に簡単です…！）

卵はふわふわとろとろ、玉ねぎにもしっかり味がしみ込んで、
噛みしめる度幸せを感じる美味しさです。

さて、今日のおんがくはBUMP OF CHICKENで『Stage of the ground』です。
最近は在宅勤務になったこともあり、お昼休み明けの30分は、眠気覚ましも
兼ねて音楽をシャッフルでかけています。今日もいつもと同じように音楽をかけて仕事をしていたのですが、途中でこの『Stage of the ground』が
流れてきました。この曲は私がBUMP OF CHICKENで1番好きな曲であり、
1番思い出深い曲です。
BUMP OF CHICKENと出会ったのは中学2年生のときでした。大好きだった
ゲームの主題歌を歌っていたのがきっかけでBUMPというバンドに出会い、大好きになりました。とにかくすべてのアルバムをGEOで借り、
ウォークマンに入れて、毎日毎日聞いていました。でも、中学時代は、
周りの友達にBUMP好きな人はおらず、なかなか良さを共有できず、
寂しかったのを覚えています。

高校に入学し、2年生になった頃、気になるクラスメイトができました。
最初は普通にただの友達だったはずなのに、気づくとその人ばかりを
目で追っていたのです。そんな彼はBUMPが好きで、BUMPをきっかけに
いろんな音楽の話をすることができたのがとても嬉しかったです。

高校3年生が近づいた頃、BUMPのツアーが決定し、CD購入者には特典で先行抽選の機会が与えられました。私は生でBUMPを見たいという気持ちから抽選に応募、見事チケットを当てることができました。でも、誰と行くかは決めずにとったチケット、ぼんやりと彼と行けたらな…と思ってはいた
もののの、小心者なので誘う勇気がなく、さて、どうしようと思った時、
「なぁ、BUMPのライブ応募した？」と彼から声をかけられたのです。
「うん、応募したよ！」
「あたった？俺外れたんだよね…」
「当たったよ」
「え、まじ！？行く人決まってる？」
「決まっていない…」
「え、よかったら一緒にいかない？」
「あ、うん、いこう！」
まさか声をかけてもらえるとは思いもしなかったので、ドキドキで心臓が
はじけるところでした。多分半分くらいははじけていたと思います。笑
そこからの日々はそのライブだけを楽しみに、いろんなことがあっという間に過ぎ去っていきました。

ライブ開演前、2人でライブで何の曲をするか話しました。
わたしが『Stage of the ground』が一番好きな曲だからやってほしいなぁ
と言うと、彼は、めったにやらない曲らしいからやったらすごいな、
俺はあれが聞きたい、あれもいいなとたくさん曲名を出してくれたのを
覚えています。そしてあっという間に開演の時間がやってきました。
ただでさえ、生のBUMPが見れることで胸がいっぱいだったのに、
流れた曲でわたしの胸は爆発を迎えます。なんと、そのライブの5曲目は
『Stage of the ground』だったのです。イントロが流れた瞬間、
驚きと喜びでどうしたらいいかわからなくなり、ふと隣にいた彼を見ると、彼は満面の笑みで「よかったね」と言ってくれました。曲を聴けた嬉しさと、その笑顔を見れた嬉しさとで涙がこぼれて、こんなに幸せなことがあっていいのか、今日は人生で最高の日だとまで思うくらい嬉しかったです。

そんな思い出が詰まっている『Stage of the ground』、今聞いても
あのときの胸の高鳴りが思い出される大事な曲です。
（ちなみに気になっていた彼には思いを伝えたものの、お友達でいようということになり、今でも仲良くしています笑）