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何のため?何が大事? ~目的はブレずに手段は変化する


毎日ブログを更新している方がいらっしゃいますが、本当にすごいと思います。
話のネタもそうですが、それだけ日々文章を書く時間を取っているということと、毎日書く継続力。これは書いている方の努力の結果なのだろうと思います。

さて、そんなわけで久しぶりのnoteです。

この秋から、個別握手会の振り替えイベントとして、
「オンラインミート&グリート(個別トーク会)」(以下ミーグリ)が
開催されています。

握手会会場に行って、
メンバーと直接会って、
握手しながら会話をするのに代わって、
スマートフォンやタブレット上でメンバーとテレビ電話のような形でメンバーと会話できるというものです。

個人的なことを言えば、かなり満足しています。
いろんな意見を見ていると、否定派の方が圧倒的に多そうですが。
(ミーグリに参加している限り、振り替えをしていない方はたくさんいらっしゃると思います。もちろん、振り替えない方もいれば、仕事の都合などで振り替えられない方も多くいると思います。)


1.ミーグリの良いところ

自分が満足している理由としては、以下の通りです。
① 手を握ることに重きを置いていない=話すことが目的である
② 話せる時間が長い
③ 会話のラグをそこまで意識していない
④ 話題を振りやすい
⑤ 握手会に持ち込めないものを見せながら話せる

個人的な意見にはなりますが、順に書いていこうと思います。


1-①手を握ることに重きを置いていない=話すことが目的である

これまで握手会に通っていたわけですが、なぜ握手会に行っていたかというと、間違いなく推しメンと話すためです。
ライブの感想、舞台の感想、テレビ番組の感想等々。
普通ならSNSへのコメントや、ファンレターでしか伝えられないものが自分の声で直接伝えられる。
それを目的に握手会に通っていました。
なので、自分の目的から照らし合わせると、手を握れるかどうかは大事なところではありませんでした。ミーグリでもきちんと推しメンと会話ができることで、自分の目的は達成できているので、わりと満足感を得ています。


1-②話せる時間が長い

これはシンプルです。個別握手会だと1枚およそ5秒と言われていた時間が、ミーグリでは1枚きっちり10秒あります(今のところ)。3枚出しなら30秒だったので、機械的に掛け算で時間が長くなると思われます(自分で計測した結果)。単純に、1枚あたりの時間が2倍になるわけですし、人(時間を計るスタッフさん)による時間差も起こりません。話せる時間が長いということは、それだけいろんなことを話せるということです。また、時間が長ければ、それだけ工夫できることも広がります。


1-③会話のラグをほとんど意識していない

これは、自分の特徴かもしれません。自分は握手会でも会話のリズムが速い方ではありません。多めの枚数で長く話す時、相手が発した言葉に対して少し考えてから返すことが多いです。なので、実際は発生している声のラグをほとんど意識することなくできています。自分の言葉に対するメンバー側の返しも、最初は少し時間が掛かっていましたが、自分がイヤホンマイクに変えたからなのか、違和感はほとんど無くなりました。自分の感覚としては普通に推しメンと会話ができているので、ラグに関しては文句もありません。相手の発言を遮るぐらいの勢いで話す人からすると、自分が言葉を発してから相手が反応するまで多少なりとも間ができるのでリズムが作りづらいかもしれません。


1-④話題を振りやすい
1-⑤握手会に持ち込めないものを見せながら話せる

これは個人的に重要なポイントです。握手会(ミーグリ)の限られた時間の中では、いかに無駄な時間を使わないかが重要になります。1枚出しや2枚出しだと、相手が「えっ?」となった瞬間に終わります。メンバーもめまぐるしく話の対応をするわけですから、こちらからしっかり話したいことを振っていかないと伝わりません。リアルの握手会だと、持ち込めるものがほとんどないので、基本的に言葉で伝えることになります。しかし、時間が限られているため焦ってしまうとうまく伝わらずに終わってしまうなんてことはよくあります。一方で、オンラインのミーグリだと、物を見せながら会話を始めることができます。例えば、写真を見せながら。ライブのグッズを見せながら。舞台のパンフレットを見せながら。感想を伝えたい雑誌を見せながら、などなど。自分でできる工夫の範囲はかなり広がったのかな、と思います。 視覚から得る情報は声で伝える情報よりは伝わりやすいでしょうから、話題の共有はしやすくなっていると感じています。


2.ミーグリの不満点

それに対して、不満点を挙げると、「1枚だときつい」ことでしょうか。
ミーグリだと、画面がつながった瞬間からきっちり1枚あたり10秒です(今のところ)。自分の番になる時にカウントダウンがありますが、始まった瞬間に話を始められることはないでしょう。実質的に最初の1秒~2秒ぐらいはロスすることになります。そのため、自分が伝えるだけなら1枚でも足りますが、相手の反応や回答を引き出すにはかなり厳しい時間だと思います。
実際に1枚出しで4期生のミーグリに行ったのですが、
「4期生ライブ決定おめでとうございます」
「ありがとうございます」
「ライブ観られるの楽しみにしています」
ぐらいになるかどうかです。体感的には。

先日、次のシングル発売が決発表されました。おそらく新しくミーグリ参加券付きのCDが販売されると予想されます。ミーグリの参加券を購入する自分の方針ですが、「お試しで買ってみようかな」というのは減ってしまうかな、と思います。自分が初めて参加するメンバーにあまりたくさんのお金を掛けられないですし、かといって1枚だと会話するには難しいです。リアルに顔を見られるわけでもないですし。その分、推しメンと舞台のチケットを取ったメンバーがほとんどになるかな、と思います。3枚出し、5枚出しぐらいになってくると、今までの握手会よりも会話が多くなってくるので、舞台やライブ、テレビなどの感想を伝えるにはむしろオンラインの方が良さそうなので。

3.まとめ

2020年、新型コロナウイルスの影響で大きく社会が変化しました。ライブに観客が入れず、もちろん直接アイドルとファンが接する握手会もできなくなりました。握手会で直接会って話ができないのは残念ですが、アイドルの活動とともに自分たちも変化に対応していかなければいけません。自分は「推しメンと話をする」「ライブや舞台の感想を直接伝える」ことを目的にしていたので、ミーグリの形になっても今のところは目的を果たせています。そして、この与えられた時間をどのようにして有効にするかを考えようとしています。一番大事なことは「推しメン」を応援することであり、絶対にブレないところです。ただ、イベントのやり方が変わってくるならそれに合わせて自分の手段も変わってきます。例えて言うなら、企業理念は変わらないけど、社会の変化、ニーズの変化、様々な変化に対応して理念を達成するための戦略や手段は変わっていく、ということに近いでしょうか。


ということを書いていたら、推しメンについての大きなニュースが飛び込んできました。
中村麗乃ちゃんが2021年の1月、舞台「夜明けのうた」に出演するそうです。
新型コロナウイルスの影響で舞台がかなり飛んでしまっていたので、この決定は非常に嬉しいです。
もちろんチケットは取りに行きますし、麗乃ちゃんが舞台に立つ姿を見逃さないようにしたいです。
公式HPを見た印象だと、メッセージ性が強そうなので、楽しみです。
自分が舞台大好きな人なので、また舞台についての記事も書こうと思います。

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