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#11 情報発信についてあらためて学んだこと。前編


先日「情報発信」のセミナーを受講しました。
ありがたいことに無料です。得たものをこうしてシェアすることで、主催者さんのご厚意を少しでも多くの方に届けられればと願い、綴ります。


受講レポートのつもりで書きだしたらボリュームが大きくなったので前後編にわけました。
前編は主に、セミナーの題材「情報発信ガイドブック」のご紹介です。

届けたい相手がいて、どうやって想いを届けるのか。それはラブレターの届け方を考えることにも似ているな、と思った話です。


ココラボ「情報発信ガイドブック-おさえておきたい情報発信のポイント 2019.9発行」

発行されたのが1年前なので多少変遷はありますが、基本がコンパクトにまとめられていますので、実物が欲しい方は発行者までお問合せください。

発行:鹿児島県共生・協働センター ココラボ(外部ページリンク)
編集:一般社団法人鹿児島天文館総合研究所Ten-Lab
   NPO法人くすの木自然館

ガイドブックの項目はこんな感じ。
①紙媒体
②マスメディアの有効活用
③オンライン展開
④その他媒体の有効活用
⑤公開研究会レポート


①紙媒体

こちらでは、すべての紙媒体に共通して意識するポイントと、媒体ごと(チラシ、パンフレット、ポスターなど)の作成ポイントが紹介されています。
ターゲットを明確にすること、伝えたい内容の優先度をつけること、見やすく分かりやすいデザインで表現すること、などが作成のポイントです。
印象的だったのはデザイナーさんがおっしゃった「デザインありきではない」という言葉。誰に何を伝えるか、その人にちゃんと情報が届くための内容の精査が第一で、デザインはあくまでその後。


②マスメディアの有効活用

プレスリリースの活用方法と作成例が中心に紹介されています。活動をテレビや新聞で取り上げていただくために重要なプレスリリースですが、思い立って書いて送ってもダメで、関係部署や記者さんとの日ごろからの関係づくりが大切とのことです。
作成のポイントは「プレスリリース1枚だけで記事が書けるようになっているか」。できれば取材に来てもらいたいですが、それがかなわなくても記者にとって1つのネタとして記事にしてもらえる確率が高まります。
忙しい記者さんのことを想った、相手目線の情報発信ですね。


③オンライン展開

SNS活用例がこちらです。みなさん興味のある所ではないでしょうか。
【WEB・ブログ】の場合と【SNS・ツイッター】の場合での作成例が紹介されています。
紙媒体よりさらに、ターゲット(ユーザー)の明確化と情報の精査が必要とのこと。SNSの場合は、情報発信する「個人」に焦点があたりやすいので、ユーザー=ファンとなりやすいので、観てくれる人のイメージが沸きやすい情報発信と言えそうです。
こちらもやはり、日ごろからの関係づくりが大切ですね。


④その他媒体の有効活用

あなたの情報を必要とする方へ届けるためには、他にもたくさんの方法があります。
イベント出展やセミナーワークショップなどのリアル対面型の発信や、クラウドファンディングといったオンラインで展開する方法もあります。
ここで講師がお話しされていたことは、クラウドファンディングは「資金調達」の手段でもありますが、実際にやるとなると手元に残るお金は少ないので、活動を広くしってもらい応援を集める「ファンづくり」「情報発信」の意味合いが強いとのこと。


⑤公開研究会レポート

情報発信イベントで交わされたQ&Aについてまとめられています。


いかがでしょうか?

どれも基本的なことですが、「初心忘れるべからず」ですからね。意識したいものです。

ちなみにnoteの場合。
文字を通じた他者とのコミュニケーション、情報発信、自己表現の場において、誰に何を伝えるのか?数ある個性的ですばらしい記事の中から自分の記事を見つけてもらうためにどうすればいいのか?
シンプルなことですが考え出すと止まらないし、これ!という正解もいまだ見つかっていません。


後編へ続く。
後編は、私の実例と試行錯誤について考察します。



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