『祝婚歌』 #手書きnoteを書こう
一昨日こちらのnoteを拝読し、すごくいい!と思った。
手書きのよさってやっぱりある。年末に「年賀状、出す?出さない?」のnoteでもこんな風に書いていた。
この時代だからこそ手書きの良さがあるよね、というと「化石!」と言われそうだけど、文字は人を表すもの。手書きのメッセージが少しでも添えられていると、その人を近くに感じてあったかい。たとえ読むのが一瞬だったとしても。
アルマジロ武田さんにならって、私は吉野弘さんの「祝婚歌」を書いてみることにした。
この詩には少し特別な思い出がある。結婚式の控え室にはこの詩が書かれた紙が置かれていたし、夫の同僚からはこの詩が掲載された詩集を結婚祝いにいただいた。
時折この詩にふれると、夫婦のあり方について考えさせられる。腹を立てている時には少し冷静になり、そうでない時にはあたたかい気持ちになれる、そんな素敵な詩だ。
手書きをこうして載せることは、なんだかとても恥ずかしいような感覚もある。「私そのもの」を見られるような気がするから。
画一化されたフォントではないからこそ、手書きの文字からは、その人の持つ雰囲気が伝わる。私の文字はどう見えているのだろう。
もう少し字が上手ければ…とか、バランスが悪い…とか、noteに載せるなら大きく書けばよかった…とか、ツッコミどころは多々あるけれど、それがまた“手書きの味”とも言えるのかもしれない。(にしても、縦書きってむずかしい)
書いてみてあらためて感じたことは、手書きはとてもスローであるということ。当たり前だけれど、きちんと書こうと思えばスマホやPCで「入力する」よりも遅い。
その“文字化”するスピード感は、すなわち内容に向き合うスピード感でもあり、一文字一文字書くことでじっくり噛みしめることができる。キーボードでの入力や、まして音声入力では味わえない豊かさがある。
ちなみに、元企画のnoteはこれを書いた後に読んだので、概要は後から知った。そうか、他にもいろいろと手書きnoteで表現できるものはありそうだ。気が向いたら、また書いてみようかな。
それでは、また。
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