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運命のスフレチーズケーキを求めて

ちゃき｜田原未沙記

スフレチーズケーキが大好きだ。ベイクドでも、レアでもなく、少し前から流行っているバスク風でもなく、私はスフレチーズケーキを愛している。

昨年、Twitterでこんなことを聞いてみた。

これに対して、リプで色々と知らなかったお店を教えていただき（ありがたい…！）、実際にそのうちの一つのお店に行ってみた。

その時のツイートがこちら。

私が訪れたのは、有楽町線・副都心線の小竹向原駅から徒歩3分の場所にある「クリオロ本店」。

もちろんお目当ての「幻のチーズケーキ」を注文。1つ500円ほどだったように記憶している（うろ覚えでごめんなさい）。あとはチョコレートドリンクも。

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こ、これがもう…！！！

美味しすぎて…！！！

ふわしゅわっ、と本当に一瞬で口溶けし、まさに幻。コクはあるのにチーズの強いクセは一切なく、後味には儚い幸福感しかない。

ひと口味わうごとに口の中、いや、脳内そして全身に幸せが広がり…でも、そのひと口ごとに残りのケーキが減っていく悲しさ、寂しさといったら…

これは、ついに出会ってしまった。

間違いなく、私が過去食べた中で一番美味しいスフレチーズケーキだ。

ツイートにも書いたけれど、定番の質問「明日地球が滅びるなら何食べる？」に、私はこれを選ぶだろう。博多っ子の私は、ずっと「明太子ごはん」で貫き通してきたというのに。



そんなわけで、このクリオロの「幻のチーズケーキ」を食べてから、私のスフレチーズケーキ愛に再び火がついた。

Twitterでおすすめしていただいた他のお店にも行ってみようと全店調べてみたけれど、残念ながら閉店していたお店もいくつか。

その中で、ここは！と次なるターゲットに決めたのは自由が丘にある「ル スフレ」。スイーツフォレストの中にあるスフレ専門店である。

お店に向かう途中で気づいたけれど、こちらのお店はスフレ専門店。スフレチーズケーキ屋さんではない。例のリプで教えていただいたので勘違いしていたけれど…ま、いっかと思い、お店に着いた。

こちらでは、一番ベーシックだと思われる「バニラのスフレ」を注文。1000円ほどで、正直ちょっと高いかな。

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注文してから20～30分後に焼き上がり、すぐにしぼんでしまうというスフレ。まずは中央部分を崩し、ソースをたっぷり注いで絡めて食べるとのこと。

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私の愛するチーズケーキとは別モノとして、いただきまーすと口に運んだ瞬間、私の中に軽く衝撃が走った。

え…

ちょっとまって、おいしい…！！

こちらのスフレはさらに一瞬で消えてなくなり、焼き立てのあたたかい甘さがふわっと口の中に広がる。食べるというよりは、ひと口ごとに自分の中に幸せが溶けていくような感覚。

ここで私はひとつのことに気がついた。

あれ、私って「スフレチーズケーキ」が好きなはずだけど、もしかして「チーズケーキ」じゃなくて「スフレ」の方が重要なのかも…！？と。

そう思いながら食べ進めていくと、最後の方にはやっぱりチーズケーキの後味を欲している自分がいた。うむ。スフレもとても美味しいけれど、私は結局「スフレチーズケーキ」が好きなのだと再確認できた。



そんなわけで、今年も引き続き新しいお店を開拓していきたいと思っている。「2020年にやりたいこと100」のリストにも、しっかりこの項目を入れてある。

・美味しいスフレチーズケーキを3軒以上食べ歩く

数日前にはこちらのツイートを拝見し、大阪に行く機会があったら「りくろーおじさんのチーズケーキ」を食べたいとロックオンしているところ。


私がスフレチーズケーキが好きな理由はいくつかあるのだけれど、長くなるのでそれはまた別の機会に。

どなたか美味しいお店をご存知でしたら、ぜひぜひ教えていただけると泣いて喜びます…！

それでは、また。



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