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「声」で発信する時代?Voicy、stand.fm、spoonなど音声配信に注目

ほぼ毎日、私はラジオを聴いている。音声メディアのいいところは“ながら聴き”ができるところ。通勤中でも、運動中でも、家事をしながらでも。だから個人的には、テレビやYouTubeよりも好きだ。

忙しい現代人でも「耳は空いている」ということで、ここ数年“耳活”(耳のスキ間時間を活用すること、耳からの情報収集活動)が注目されている。

たしかにオーディオブック(本を音声で聴く)も以前よりは広がってきたし、Voicyで情報収集をする人も増えている。

ちなみにVoicyは、立ち上げから3年で累計利用者数250万人を突破し、ベンチャーキャピタルや電通・TBSなどから大型の資金調達にも成功したそう(参考記事)。これからもまだまだ伸びるということだろう。


最近は個人で音声配信をする人も増えてきた。noteでも「はじめました」という記事をよく目にする。

なおみさんは「stand.fm」というアプリで音声配信を始めたそう。声を聴くと、文字よりもさらにその人の輪郭が浮かび上がってくる気がして、いい。

このアプリは初めて知ったけれど、なんだかオシャレな感じ。早速ダウンロードしてみると、録音から配信まで簡単にできそう。編集・ライターさんの配信も見つけて、なんだか親近感というか、私にもできるかな?と興味が湧いたりした。

福蔵さんは少し前から「SPOON」での音声配信にチャレンジされているとのこと。このサービスは私も利用したことがあったけれど、

「書くこと」を習慣化するためにnoteを始めたように、「話すこと」を習慣化するためにSPOONを始めてみました。

という観点がとても新鮮に映った。なるほど、そういった利用の仕方もあるのだなーと。


上記の音声メディアの違いを私なりにまとめると、

【Voicy】著名人やオフィシャルな配信が多い。ビジネスやライフスタイルの学びとして利用する人が多く、コンテンツも厳選されている。100人に1人くらいしかパーソナリティになれない。

【stand.fm】Voicyよりも誰でも気軽に音声配信ができる。オシャレで今っぽい雰囲気。直感的に操作できて、LIVE配信も可能。「レター機能」というお便り募集もできる。

【SPOON】この中では一番カジュアルな雰囲気で、匿名での配信者(アニメ系アイコン)が多い。これもLIVE配信が可能。コンテンツよりも「声」にフォーカスしている感じ。

…といったところだろうか。


ちなみに、Twitterで仲良くさせていただいているぽんちゃん(@demo_hontowa)は、毎朝5:15からSHOWROOMで音声配信を続けている。早朝から欠かさず毎日…って本当にすごい。

SHOWROOMはいわゆる“音声配信サービス”とは違うけれど(仮想ライブ空間)、このように音声メインでの使われ方もある。その点ではYouTubeも同じかもしれない。


以前読んだ記事に、こんなものがあった。

「テレビタレントよりもラジオパーソナリティの寿命の方がかなり長いんです。その理由はとてもシンプルで、『声は年を取らない』から。だからビジュアルで支持されるよりも、声で支持されたほうが寿命は長い」

「声」で支持されたほうが寿命が長い…なるほど、たしかに。考えたこともなかったけれど、おもしろいなぁ。

それに「人が音声に求めているものって、情報量よりも声質」というのも分かる気がする。聴きたい声って、ある。それもまた声での発信ならではの(文字にはない)魅力なんだろう。

こんなことを書いていると、私もなんだかチャレンジしたくなってきた。話すことが苦手だからこそ、トレーニングとして気軽に始めてみるのもいいかもしれないな。このnote上でもできるしね。

それでは、また明日。



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