見出し画像

続・梅雨季節の湿気で不調になる・・・二日酔いも湿、水分摂りすぎの症状のひとつ。


前回も水のトラブルのお話しをしたのですが、皆様お元気ですか?

私は朝から雨の日は、わかりやすく身も心も重だるいです。先日などは頭も重くて・・・昨日そんなに飲んだかしら(お酒)?と考えましたが、それ程でもないので確かに梅雨の季節のサインだと受け止めました。

どうやって対処したかというと、「はとむぎ、黒豆、とうもろこしの鬚、ナツメ、ミント、紫蘇葉、竜眼肉」のお茶をつくりまして。その後うそのようにすっきりとしました。

本当に自然の力に感謝します。

水、湿が体に溜まっていて体調が悪くなっているということが分からない方が多いと思います。

まず、この季節の不調は、体の水だまりのせいかも?と気づくことが第一歩ですね。

次には、水を散らして、巡らせて、尿や、汗にして出すための食材、茶葉、薬草、ハーブを選んで摂る。

それでずいぶんと生活の質が良くなります。

水毒、水邪、が体に悪さすることを知ってほしい

水分の摂りすぎは毒になるということも知らない人は多いと感じます。

脱水も怖いですが、冷房のきいた部屋で、頻繁にお茶やコーヒーを飲んでいる人もいらっしゃると思いますが、その場面では夏でも飲料の摂り過ぎになりますね。


二日酔いの症状も同様に水滞

飲み過ぎてアルコールの解毒能力を超えてしまった問題もありますが、水分の摂りすぎ、アルコールの摂りすぎで、代謝が追い付かないことで次の日に不調になる症状です。

二日酔いの漢方薬

二日酔いにも漢方薬があります。水の代謝を急速にして、めまい、はきけ、嘔吐、頭痛、むくみ、 などの症状を取り除くための「五苓散」というものです。

漢方薬、五苓散の内容

水巡りを促す、王道の5つの生薬、沢瀉、茯苓、猪苓、白朮、桂皮で構成されている漢方薬で、体の中に溜まっている水を集めたり、散らしたり、尿量を増やし、めまい、はきけ、腹痛、頭痛、むくみ、などを改善してくれます。

発疹が赤くない、蕁麻疹にも使われます。緑内障や関節のむくみ、腫れなどにも。

この季節、こんな症状が出たら、水の巡りが悪くなって溜まっているのかも、と生活習慣を見直してみてください。

湿気のある環境でお仕事をされている方、冷房のききすぎたオフィスでお仕事されている方など、特に気をつけてください。

梅雨の湿邪、二日酔いのお話しをポッドキャストでもいたしました。

よろしかったら、聴いてくださいね。



織田 縁 東京都杉並区で日本のハーブブレンド『チャカラティーズ』・漢方薬・健康食品の販売会社㈱ワイズ・ドット・ファーム代表。登録販売者。上級漢方養生指導士。

お問い合わせhttp://ysdotfirm.co.jp


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?