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私と猫どっちにする??

すごい愚問だと思う。
いつも「私」は何かと比べていた。
・仕事・友達・奥さん・ペット
執念深い私は、いつだってあなたの一番でありたいだけでした。

でも、きっと誰でもあると思うんですよ。この感情。
誰かの一番になりたいのは・・・愛なの??エゴなの??

私の誕生日の前の日。

彼の愛する猫が亡くなりました。
誕生日、お祝いしてくれると言っていていたのに、彼は落ち込んで電話も出てくれません。そんな時・・・あなたなら、どうしますか??

私は、彼を励ましに、そして猫ちゃんにご冥福を伝えにいきました。
でも、私の心には、「猫なんて」という気持ちがあった。
動物は、家族です。でも、動物を飼ったことのない私には、その気持ちはわからない。
動物を飼うから、悲しい思いをする。なら、買わなければいいのに。と、その時本気で思っていました。
動物を愛する皆さんを敵に回しますね。

でも、私は常に(頼まれてもないのに)彼を最優先にしてきました。
彼に(頼まれてないのに)嫌われないように、必死でした。

だからこそ、猫よりも私を一番にしてほしい。

考えてみれば、いつも条件付きの愛ばかり渡す私と、無条件の愛をくれる動物なら・・・きっと無条件の愛を欲しいと思うはずです。

当時、私はわたしが嫌いでした。
そんな私を好きになってくれるなら、一番好きになって欲しかったのです。
満たされてないから、満たして欲しい。
彼に必要とされること、彼が私を求めてくれること、それが全てでした。

その偏りが、いつも比べるという感情を生んでいました

そして、愚問ばかりです。
この愚問は付き合ってる間ずっと私の中で消えませんでした。
本当に聞くことはない。
聞けていたら、変わったのかもしれません。

でも、比べない女を演じていました。理解ある女。全て受け入れてる女。
本当は、全然もやもや私いるのに。
どうやったら、一番になれるの??私のことだけ考えて。わたしを幸せにしてよ。
そして、溜まりに溜まった感情は・・・・
思わず出てしまった本音。たった一文で、全てを終わらせました。

「お世話している動物、みんないなくなればいいのに」

ペットショップデートにきていて、今度は、何を買おうかな・・・と彼が言い出したとき。

もう臨界地を突破したんですね。

本当に彼の幸せを思っていたら、喜ぶ顔が嬉しかったら、そんな感情は出てこないんですね。要するに・・・エゴです
彼を理解している風なだけ。
結局私は、私のことだけしか見ていなかったのです。

あるあるの質問の一歩先にいるのは、彼の幸せ??私の幸せ??

彼から見たら、自分の大切なものを大切にしてくれない人なんて、お断りですね。私も自分の大切なものを否定されるのは嫌です。

ちょっとしたことなんです。好きだからこそ、見え見えなくなる。
自分の本当の思いに・・・。

今改めて、本当にごめんね。を伝えたい。そして、大切なこと気づかせてくれてありがとう。

もし、この質問が浮かんでる方がいたら・・・自分の思いよりも、まず彼をよく見るのをおすすめします。
きっと、ものすごく幸せな表情で、大切なものと関わっています。それは、仕事でも、なんでも。

その大切なものを、一緒に大切にしてくれる人は、きっととても大切にされるはずです。
大丈夫。あなたは、大切にされる人です。
心配しなくても、あなたはちゃんと愛されています。

では、また今度。




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