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AIは「心」を持てるのか

脳に近いアーティテクチャ

2015.9 ジョージ・ザルカダキス

脳内に自己認識の原因となるメカニズムがある場合、意識はアルゴリズム化及び自動化できる。

生命がない人工物に感情移入するように生まれつきプログラムされている。

意識の簡潔な定義、主観的経験の実験による操作、強力な観察機器の登場により、意識を本格的な科学研究の対象にできた。

価値という意味で「よい」ことをすると、次に同じような状況になったときに同じ「よい」ことが起きやすくなるように、シナプス結合強度が変化する神経可塑性を持つロボット。

マスメディアが支配し、注意があまり続かない現代の世界では言葉は瞬間的に目立つスローガンとして使われるようになり、沈黙思考より印象の方が金になる。

AIシステムは将来のほぼあらゆるシナリオを検討し、最良の方向をアドバイスできるため、純粋な偶然は非常に少なくなり、失敗の言い訳がきかなくなる。

結果、道徳的なジレンマに襲われず謙虚さを失う危険があり、マシンのように変わってしまう。

マシンを持ったり、統合された人間になりたがるものが増加し、未来の人類はジレンマに規定される。

→意識を持つAI は絶えず自分自身を書き換えているため、正確にコピーすることはできない。

【関連】AIのサバイバル 1~2 https://note.mu/chainhotelman/n/n738ffea4f91e



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