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2050年の技術

英「エコノミスト」誌は予測する
2017.4 英「エコノミスト」編集部

VRはどこでもヘッドセットで持ち歩き、子供への悪影響をめぐり倫理的議論が巻き起こる。

自動運転タクシーにより車両数は90%減少し、途上国では保有を飛び越え、一気に共有される。

民間の宇宙テクノロジーの進歩により、宇宙旅行が当たり前のビジネスになる。

遺伝子編集技術が進歩し、デザイナーベビーが誕生し、遺伝子の自己操作をどこまで認めるべきかの議論が巻き起こる。

IBM→MS→APPLE・Google・amazon・FBの後IOT ・AI が来ているが勝者が決まるまで数十年かかる。

物理学的にワームホール、ワープ装置、タイムマシンは不可能。

病気になったり老朽化した組織は3Dプリンターで作られた組織と交換され、ゲノム編集により遺伝性の病気は根絶が目指される。

脳はインターネットと直接繋がるが、セキュリティ上の問題が浮上する。

2050年に世界人口は100億人に達するが人造食品の進歩により食料難は起きない。

車は炭素繊維で編まれ、住宅は3Dプリンターで印刷される。

スマホの代わりにARメガネ、スマートコンタクトレンズに使用される。

イエスかノーかを正確に判断するアルゴリズムの構築は不可能で、意識や知性や意図を持った機械は生まれず、AIは思考できない。

教育はひとりひとりに合わせた教材や指導速度のカスタマイズが可能になり、格差が縮まる。

ビッグデータから導き出されるパターンは膨大かつ曖昧で人間の理解を超えるため、社会の効率性は向上し犯罪や汚職は事前に防がれるが、人間はシステムの背後にある因果関係の理解を諦めることに慣れていく。

オートメーションによりミドルスキルの仕事が駆逐され、組織は職務のあり方を見直し、社員自らの生産性向上への投資を支援するようになる。

→テクノロジーはニーズを満たすと同時に新たなニーズを生み出すため、問題を最終決着できない。


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