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倫理観ブラックの職場を辞める決意をした話。

介護職、夜勤専従のゆうゆです。
だけど、夜勤専従を辞めようと思います。

半年前の去年の10月、介護職に興味を持ち通勤しやすい職場を見つけて働き出してからいろんなことがありました。
「認知症」を目の前にして、どのような会話をしたらいいか模索したり
「人生の先輩」としてどのように接することが適切なのか調べたり実践したり。
11月〜3月には介護職員初任者研修を受講して介護の基本やコミュニケーション、また技術的な面を勉強して、はじめたての10月に比べたら気持ち的にも技術的にも向上したつもりです。

ですが、介護業界のことを知れば知るほど、
自分のやりたい方向性で接すれば接するほど
自分の勤め先はいわゆるブラックだと
感じるところが多くなってきていました。
詳しくは書きませんが
利用者さんの気持ちに配慮していない先輩職員の言動に辛くなってきました。

私はなんでも『もらってしまう』タイプで
そういう場面を見るとキツくて体調が悪くなってしまいます。
でも、夜勤専従だったので1人での仕事がかなり多くこれまで何とか続けてこれましたが
今日体調の悪さが最高潮に達し、仕事に行こうとした時に久しぶりにパニック発作に近いものが起きてしまいました。

治まった後で、私は冷静に「辞めよう」
そう思いました。

私が調べたり、考えたりして利用者さんと接して
「あんたは嘘をつかないからいい」
と言っていただけたり
「次はいつ来るの?」
と言ってもらえたり、
他の人だとびっくりしてしまって怒る利用者さんが私にはずっと「ありがとう」と言ってくれたこと、
介護記録には寝てばかりいると書いている利用者さんが私とは話そうと思ってくれているのか眠いはずなのにすぐに横にならずに他愛ない話をしてくれたり
利用者さんはみんな悪い人なんか一人もいなかったのに環境のせいでその利用者さんと会えない判断をしてしまう自分が辛いです。
できるなら、おじいちゃんおばあちゃん皆を連れて環境のいいところに一緒に行きたいくらいです。。。

でも私は介護福祉士を取ってからが勝負だと思い、自分に合った環境で実務経験を重ねてきちんと資格を取ったら、、もし上の立場になったら、あんな職場にはしないと誓って今の職場からは離れようと思います。

今回の件で自分がどんな支援をしていきたいかがはっきりと分かったので良かったと思います。

辛い決断です。つらいです。
でもここで引き止められて自分の体と心を壊してせっかく見つけられた「介護福祉士」から離れてしまっては元も子もないと思うんです。

これを婚約者に報告したところ
「いいと思う。君は次に進める力があってすごいね」
と言って貰えたんですが、そんなんじゃないんです。
悔しいんです。
普通の人なら耐えられるストレスに体が先に反応して頑張れない。
そのことで演劇も諦めました。

もう、何も諦めたくない。
私の人生を諦めないようにどうしたらいいか
考えてるだけなんです。

1度、「私には何もない」を経験してるから
今回の介護業界も「私に何も無い」と思ってしまうくらい塞ぎ込む前に人のせいにしてるだけなんです。

私は未だに自分には特別な力があるはずだと
思ってしまってるのかもしれません。

机上の空論を語ってるかもしれません。
「そんな不安定で人を介護できるわけない」
と言われたって仕方がないとすら思います。

だけど、ここじゃないどこかならやれる。
そう思っていいと思うんです。
私だけじゃなく、だれでも。

私の好きなCreepy Nutsの
「かつて天才だった僕たちへ」
を聞きながら

ゆうゆ

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