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「ジャージー・クラブ」とは?世界が魅入るダンスビート

はじめに

みなさん、こんにちは。
今回は気になる記事がありましたので、要約がてらご紹介していこうと思います。

元の記事

要約

最近、音楽を聴いていると「ジャージー・クラブ(Jersey Club)」という言葉をよく耳にする。

NewJeansのヒット曲「Ditto」やCreepy Nutsの「Bling-Bang-Bang-Born」も、ジャージー・クラブのリズムを借りた楽曲。
TikTokのようなショート動画のプラットフォームを通し、世界的に流行する新たな音楽ジャンル/スタイルとなっている。

ジャージー・クラブの起源と、その発展

ジャージー・クラブは2000年代初期、アメリカのニュー・ジャージー州の都市、ニューアークのナイトクラブから生まれた。

DJ Tameilをはじめとする「Brick Bandits Crew」と呼ばれるDJクルーが先駆者と知られており、その名前を借りて「ブリック・シティー・クラブ」とも呼ばれる。

彼らはシカゴやボルチモア発の曲をミックスセットに詰め込んでクラブで頻繁にプレイ。それらの楽曲から影響を受けたダンス・トラックを制作しはじめる。その後、「ニュー・ジャージー発のオリジナルな形」として発展させて、世界のクラブカルチャーにジャージー・クラブのシーンをアピールした。

実際どんな特徴なの? ジャージー・クラブのリズム

ジャージー・クラブは4拍子のクラブ音楽で、主に130〜140BPMあたりのテンポが多い。また、短くチョップされたサンプル、主に三連符でシンコペーションされたキックドラムなどを通して、速くて“バウンシー”なリズムをつくりあげるのが特徴。
小節後半のキック(バスドラム)の音が3連符になっていて、小節内に計5つのキックの音があるのが分かる。

他にもジュークやマイアミ・ベースなど、弾みのあるダンス・ミュージックからの影響も見受けられる。
そして、後にこれをもとにヒップホップ、中でもドリルミュージックと結びついたジャージー・ドリルに発展。

ジャージー・クラブの止まらない人気

ジャージー・クラブはインターネット及びプラットフォームでの発信と、ポップスやR&B、ラップなど、他ジャンルへの転用も加速し、急激に広まっていった。

TikTokのダンスチャレンジ(踊ってみた)で大ヒットすることでジャージー・クラブのリズムを世界に広めた。

K-POPにおいても、XUMの「DDALALA」をはじめ、先述したNewJeansの「Ditto」や、LE SSERAFIMの「Eve, Psyche & The Bluebeard's Wife」、ODD EYE CIRCLEの「Air Force One」などの事例が見られる。

まとめ

2000年代、アメリカのニュー・ジャージー州のクラブから生まれ、ドリルミュージックやK-POPに結びつき、進化してきたジャージー・クラブ。
日本でもCreepy Nutsがジャージー・クラブの文化を広げ、音楽シーンやショート動画のシーンを盛り上げている。

最後に

ジャージー・クラブは、他のジャンルの音楽に取り入れやすい音楽なのかなと感じました。
また、特徴的なリズムがダンスや踊ってみたと相性がよく、ショート動画が流行っている現代にとてもマッチしている面も流行している理由かと思います。

日本では、Creepy Nuts×アニメがジャージー・クラブを広げてきましたが、次はどのアーティストがジャージー・クラブを取り入れるのか、進化させるのか?気になるところ。

今回はここまで。




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