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夜の価値




夜の方が素敵な言葉たちが
表に出てきていることが多い

私の詩の大半は夜にかいたものが多いような気がする
覚えてないけど

ふわふわ浮いて踊ってる言葉が
脳の中を駆け巡ったり、
目の前を横切ったり、

それをつかまえては
苦しくないように整列させて、
言葉たちが穏やかに自由にいれることに気を遣いながら、
詩をつくりだす

夜の不思議

きっと宇宙にいちばん近い時間

そう思わざるをえない
わたしには

からだの奥のひんやりしたとこに
吸い寄せられる感覚
それでも重たくなくて
人間ではない気持ち
物体じゃなくなるような
へんなかんじ

そんな感じがすると、
言葉たちがわたしのなかの
色んなところで
遊びはじめる

うかんだり、
飛んだり、
光ったり、

自由自在に
かたちを変えて、
やりたい放題に
遊びはじめる

夜の不思議

夜は不思議

眠たくなると
そんな感じ

当たり前じゃなくて
夜は夜のままだから
大切な不思議時間になるの


わたしのアトリエは
ここです




茶埜子尋子

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