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『幼児教育』健康問題を考える


こんにちは!初めまして。

幼児教育で園長をしていますちゃです!


これから幼児教育に携わる身として色々な記事を発信していければと考えております。

ぜひお読みいただければ幸いです。

私の専門は運動学、コーチング学、そして今現場に立っている幼児教育学です。幼児教育に関わるものはすべて吸収していきたいと思っています。


どうぞよろしくお願いします!


記念すべき最初は「健康」を考えてみたいと思います。健康の定義はものすごくかたく言いますと、「病気や死の対極にある状態であり、積極的に生き生きと生活をしているかどうか」ということです。平均寿命とともに健康寿命という言葉があり、健康寿命とは健康上問題のない状態で日常生活を送ることができる期間を言います。QOL(生活の質)とは人間らしい生活、自分らしい生活、幸福感があるかなどその個人によって差が出てきます。幸せの国と呼ばれるブータンはQOLが高いと言えるでしょう。
 

健康の要因
健康は様々な要因によって変わっていきます。
○主体要因・・・年齢や性別、遺伝、免疫、食事や運動、休養・睡眠、喫煙、飲酒など。
○環境要因
・自然環境・・・大気、水、土壌など
・社会環境・・・所得、人間関係、交通機関、メディアなど
 
環境要因を変えることは難しいですが、主体要因は自分自身の努力で変えていくことができます。その中でも重要となってくるのが運動と食事です。標準体重は身長の二乗×22で算出します。
 
・私の場合ですと身長が177㎝ですので、1.77×1.77×22=68.9キログラムが標準です。
 
逆に自分の体重の二乗から体重を引いて導きだすBMI値が25以上や18以下の場合は注意が必要です。18以下の痩せの場合は摂食障害を引き起こす場合があります。15以下になると危険水域です。思春期に多い過剰なダイエットは摂食障害の主な原因です。

摂食障害の中の拒食症の女性比率は男性に対して10倍で圧倒的に女性であり、初期は元気なので本人及び周りは気づきにくく、進行すると治療は難しくなることがあります。飢餓状態になるため脳内モルヒネが分泌、「ダイエットハイ」の状態になると食べず、寝ずでも平気になり、重症化すると心不全や多臓器障害で命が危険になる場合もあります。目安として先ほど述べたBMIを用いた方法や1年前よりも5kg以上の体重減少、安静時心拍数1分60以下という発見目安もあるので参考にして頂きたいと思います。

適切な食生活

健康のためには子どもの発達段階に応じた適切な食生活を身に付ける必要があります。ただ、日ごろお仕事や育児に追われているお父さんやお母さんにとって、毎食きっちりと準備できることが難しいこともあると思います。その場合は1食だけでもバランスの良い食生活をするようにしてみてもよいかもしれません。個人的には朝食にバランスの良い食事を心掛けて頂きたいと思います。朝食は世間で言われているようにとても大事です。なぜ大事かというと朝食を食べることで起床後に体温を上げて脳や身体を目覚めさせることができます。睡眠中、脳は休息状態になり、組織や器官の働きは低下して、体温は1℃程度低下している状態なので、朝食を食べないとそのままの状態で活動してしまうことになります。体温が上がれば免疫力の向上につながります。望ましい朝食はたんぱく質豊富で温かい食事です。野菜スープなどは私も家でよく食べたりします。
  夜に多く食べてしまうという人は多いと思います。なぜそれがいけないかというと肥満に繋がるからです。夜の食事の多量摂取は仕事に例えるとわかりやすいです。勤務終了時間に仕事(食事)を頼まれてしまうと、勤務時間(消化時間)はとても少ないため処理しきれません。そのまま机に未処理な書類として蓄えられていきます。これが脂肪となります。朝は多く食べてしまっても食べたものを消費できる時間が多くあるため、脂肪が残りにくくなります。

6つのコショク
欠食も問題です。欠食をすると太りやすくなってしまうと言われます。お相撲さんがわざと一日二食にするというのは有名な話で、私も詳しくはわからないのですが、お腹が減ったと脳が感じている状態は栄養を吸収しやすいのかもしれません。やはりバランスの取れた食事と一日三回の食事回数というのは体には良い習慣と言えるのでしょう。
そして子どものさまざまなコショクも問題となっています。コは色々な意味のコがあります。

【6つのコショク】
○小食・・・・・少量しか食べないこと
○個食・・・・・家族がそれぞれの好きなご飯を食べること
○固食・・・・・自分の好きなものだけしか食べないこと
○粉食・・・・・粉(ラーメン、うどんなど)だけの食事のこと
○子(孤)食・・・子どもだけでたべる食事のこと
○濃食・・・・・濃すぎる味付けの食事のこと
 
子どもに起こりやすい6つのコショクを紹介しました。今の食生活の影響は10年後に出てくるとも言われています。今は体の調子が良いから自分は大丈夫!と思っていても将来には必ず影響が出てきます。だからと言って毎食気にしながら食事をしてもストレスが溜まってしまいますので、メリハリをつけて、おいしく楽しく食事を頂きたいですね!

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