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新年の目標を立てて行動に移すコツ②

2023年が終わろうとしています。今年の初めに立てた目標はなんでしたか?達成できたでしょうか?

前回目標に向かう行動をとるための準備として、
・はじめに取るべき行動を具体的に決めること
・具体的な行動の定義
を書きました。

前回のコツだけ押さえても行動をとりやすくなりますが、まだ他にもあるのでご紹介します。

行動する前の場面を具体的にイメージする

成功条件を増やす

行動は環境の影響を受けます。行動する前の場面を具体的にイメージし、どういう環境なら自分がその行動を取りやすいのか、環境的な条件を言葉にしておくことが大事です。

例えば「3月の大会でフルマラソン完走」を目標に「週3回、1回5キロ走る」と決めて、スタート日を「1月1日8時」と設定し、カレンダーにも書いたとします。

そのうえで、どういう環境があればより行動しやすくなるのか条件を挙げていきます。

例えば、ランニング用シューズを持っていない人なら「ランニング用シューズ」を書くかもしれません。

また、人と一緒だと続けやすい人は「仲間」が条件に入るでしょう。

一般論に捉われず、これまでの自分の人生を振り返りうまくいった時にどんな条件が揃っていたのか思い出すと、自分用の成功条件が作れます。

成功条件が0の場合、丸腰で戦いに挑むも同然です。成功条件を増やすことは、自分の行動を支える装備や武器を増やすことと同じだと考えていただければ幸いです。

失敗条件を減らす

成功条件を増やすだけでなく、失敗条件を減らすとより効果的です。
行動する前の場面を具体的にイメージし、どういう環境なら自分がその行動を取りにくいのか環境的な条件を言葉にしていきます。

先ほどの「週3回、1回5キロ走る。1月1日8時にスタート」を題材にすると、例えば、

これまでの経験から
「前日の夜にお酒を飲むと朝起きられなかったから、前日はお酒を控えよう」という意思決定をするかもしれません。この場合の失敗条件は「前日の夜にお酒を飲むこと」です。

また、自分は高い目標を設定すると億劫になりやすい傾向があると考えた人は、行動目標を見直し「1月は週2回、1回1キロ走る」と心理的ハードルを下げることもできます。
この場合の失敗条件は「高すぎる目標を設定すること」になります。

失敗条件は、落とし穴の数です。確実に落とし穴に落ちることが分かっているとしたら、あなたはどうしますか?落とし穴に続く道を選ばず、安全な道を選べば良いのです。

成功条件と失敗条件を知ることは自己理解になる

成功条件と失敗条件は、人それぞれ違います。
生まれながらの性質も関係するかもしれませんし、今までの経験から作られたものかもしれませんが、すべてあなたオリジナルのものです。

成功条件と失敗条件を知ることで、自分の理解を深められます。自分の理解を深めれば深めるほど、目標に向かう行動をとることが簡単になりますよ。

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