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口臭外来参戦レポ

ずっと行きたかった某大学病院の口臭外来に行ってきた!!

Twitter(自称X)やブログとかに行った方の体験があまり載ってなかったので、口臭が気になってて口臭外来 行ってみたいなーって方のお役に立てればと思い書きました。

私の基本スペック

性別:女
年齢:20代前半
歯並び:上の前歯が少し出てる、下の歯八重歯
歯の疾患:なし
全身の疾患:なし
定期検診頻度:半年に1回
喫煙歴:なし
気になりだした歴:9歳
きっかけ:母親と友達に指摘される

いざ口臭外来へ!

ホームページから予約。正直、電話予約ではないのが助かった。

私は午前の予約だったので、朝食抜きで口腔ケアもなしの指定だった。電車で移動中、周りの人の鼻すすりが気になったり地下鉄の匂いが自分からではないかと思ったり、メンタルは瀕死に。そして寝起きの最悪の状態の中、病院に到着する。

歯科部門の受付をして、口臭外来の受付をした。待合室で待っている時、ドキドキ緊張しすぎて帰りたくなっていた。

呼ばれて、中に入る。30代~40代くらいの女性のお医者さんだった。メガネをかけたおじさん医師を想像していたので、同性なのもあってかなりほっとした。

タブレットで問診をして、その他色々聞かれた。その後、口臭測定器で測ったり、唾液がどれくらい出るか測ったりした。

結果発表〜

ブレストロンの結果は1XXだった。これは251からかすかに口臭があると判定される。
ガスクロマトグラフィーの結果は硫化水素、メチルメルカプタン、ジメチルサルファイドの全て0だった。
唾液の量も十分だと言われた。

このことから私は口臭が無いことが判明した。

ただ、舌の上の細菌の量が通常の人が4~5レベルの所、レベル6あった。
お医者さん曰く、昨日の朝から舌磨きをしてないから多いと考えられるね〜、細菌が多いとガスを発生させるのも多くなるから予防的に減らそうね〜とのこと。

治療!

舌磨きの方法と舌磨きのコツ、日々の生活の中で気をつけることなどを指導して貰った。私は糸状乳頭が多い個体なので、舌が白くても汚れではないというのも教えて貰った。

あと舌磨きのブラシとジェルと口臭についてのパンフレットを貰って終了となった。

口臭外来に行ってみて

 お医者さんに「実際に臭ってないですよ」と言ってもらえた。

病室から出て、電車で帰るときに涙が出てきた。ずっと口臭について悩んでいたのに、まさかないとは思っていなかった。

小学生の時の口臭は鼻づまりとかでするものだよと教えもらっても、ああ、今は無いんだなとは受け入れられなかった。

中学生の時の陰口、高校生の時の「なんかこの辺臭くない?」という発言、バイトの時のお客さんの仕草、友達との会話の鼻すすり……他にもたくさんある。簡単に思いあげることができる。

高校生までは確実に口臭があったのだと思う。正直、今もあると思っている。でも数字は無いと示している。

これから周りの人が鼻を触ったりすすったり、教室の窓を開けたり、マスクをしだりしても、自分のせいでは無いのだ。

それでも気持ちがまだモヤモヤしていて、信じることができないのは、精神疾患である自臭症なのだと思う。

辛い気持ちが続くようだったら、精神科か心療内科に行ってみる。もし通院できたらまたレポを書こうと思う。

最後に

治療代が20,000円ほどかかったが、行って良かった。まだ気持ちは収まっていないが、お医者さんの言葉と検査結果が宝物になった。これから傷つくようなことがあっても、自分のせいではないと少しだけ思えるようになった。

口臭が気になっている人がいたらぜひ行ってみて欲しい。



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