デザイナーになって1年の記録
どうもせんざきです。さて、私がn2pにwebデザイナーとして入社したのが2018年の8月だったので、今月でちょうど1年になりました。
この記録noteは、半年おきに書いています。完全に自己満記事なので、そんなに役に立つ情報などもなさそうです。あ、学びの部分は多少役に立つかもしれません。
前回記事は下記ですね。
大まかには、「この記事を書いてから、結構色々やったなあ」という印象です。
エッセイ的に書くのは苦手なので、整理して書いてみようと思います。
(と言いつつも、後半から結構エモい文になりました。ゆるりと読んでみてください。)
途中からエモい感じになったので、サムネイルもちょっとエモそうな雰囲気にしてみました。意味なくデザインに欧文入れるのはそんなに好きじゃないのですが、今回はあしらい的に入れています。
会社で出来たこと
・案件全部のデザインを1人で任せてもらえるようになった
・コンテンツマーケティングの責任者になった
・インターン採用の裁量権を渡された
こんなところですかね?もうちょっとありそうですが。ひとつひとつ掘り下げてみようと思います。
【案件全体のデザインを1人で任せてもらえるようになった】
以前であれば、社内コンペして自分のデザインが採用されたらやる、みたいな感じだったのですが、指名で任せてもらえることも出てきました。
まあ、「デザインやりたいので案件きたらお願いしますっ、、!」という軽めの社内営業をWebディレクターさんたちにしていたというのは大きいのですが笑(むしろこれでしかない)
デザイナーが私のみという状況で案件を完結させられるようになったのは、前の半年とは大きく違うところかなと思います。
ちなみに1案件で作るものは下記のような感じ。
・LP(TOP+下層2ページくらい、PC版とSP版)
・OGP画像(TwitterでURL投稿するときに表示されるやつ)
他にも動画用の素材作ったり、細々としたデザインをするときはあります。
これを1案件あたり1~2週間で仕上げることが多いです。
この半年は3~4サイトくらいメインデザイナーでやった気がします。
〈学び〉(自戒も込めて)
・案件やりたいなら自分から積極的に動く
・クライアントとディレクターのやり取りはなるべく追っておいて、先回りするとスムーズに進む
・ディレクターにデザイン共有するときに、そのままクライアントに送れる状態でデザインの意図などをまとめておく
・スケジュールが厳しいときは早めに相談する
・自分がやりたいデザインと、クライアントが望んでいそうなデザインの調和が取れるところを目指す
【コンテンツマーケティングの責任者になった】
n2pでは、ブログを運用しているのですが、わりかし雑な運用になっていたので、今年、ちゃんとSEO対策をしていこうということになりました。
「じゃあそれやります〜!」って言ったらいつの間にか責任者的な感じになってました。笑
やったこととしては下記のような感じ。
・SEOツールの導入
・ライターの採用(インターン)
・キーワード選定
・ライティングフローの作成
・数値モニタリング体制の作成
ライターはやってたことあるけど、体制を作る方も、マーケティングもやったことなかったので超探り探りでした、、
SEOやったことあるインターンの子をたまたま採用できたので、結構頼ってなんとか運用できる感じになりました。
セッション数、CV数共に、緩やかではありますが伸びており、順調です。
〈学び〉
・優秀なインターンを採れると強い、、、
【インターン採用の裁量権を渡された】
上記でコンテンツマーケティングを仕切ることになったことは記載しましたが、その過程で採用をする必要があり、代表に相談したらなぜか決裁権までいただきました、、笑
やったことは下記の感じです
・ウォンテッドリーで募集記事書く
・採用フローを決める
・面接
詳しくは書けないのですが、欲しい人材が来てくれるように(そして採用にかかる工数をなるべく減らせるように)結構細かく設計してました。
〈学び〉
・募集の時点である程度フィルターがかかるようにしておく(条件ではなく、こちら側の文章から、カルチャーフィットしない人が応募して来ないようにする)
・面接に来るひとはほぼ採用する、になるように設計する
社内はこんな感じ!たのしかった!!うん、とってもたのしかったです!
たくさんデザインできたのがよかった!
個人で出来たこと
・発信を頑張った
・すごく好き!と思えるものができた
・継続して発注してくれるクライアントさんができた
・たくさんのクリエイターに会えた
こんなところでしょうか?この半年は個人で結構動くことができたという印象です。
【発信を頑張った】
Twitterをいつも見ていただいている方はわかると思うのですが、今年の6月下旬あたりから急に発信を頑張るようになりました。
意図などは下記の記事をご参照ください。
上の記事に書いていないことで書くことがあるとすれば、とにかく情報の出し惜しみをしないことを意識していました。
というのも、こういったことをしている理由に「誰かに勇気を与える/背中を押せる人でありたい」という気持ちがあるからです。(わたしが言うのもめちゃくちゃおこがましいんですけど、、まずはもっとすごくなってから言えって感じなんですけど、、)
これを読んでいるみなさんが、せんざきに対してどんなイメージを持っているのか正直わからないのですが、わたしはめちゃくちゃ普通の人ですし、何をやっても「人よりがんばる」ことでしか秀でることができないです。
デザイン教育をきちんと受けたこともないし、デザイナーになったのも、たったの1年前です。
そんなわたしが活躍できたら、もしかしたら誰かに勇気を与えることができるんじゃないかな、という気持ちで生きています。
だからこそ、「すごい人」「憧れられる人」「天才に見える人」になりたいわけじゃなくて、等身大の自分を見てもらいたいのです。
もしかしたら、かっこ悪く見えるのかもしれなくても、それで誰かが「わたしにもできるかも」って思ってくれたらそれでいいなって思っています。
まあそんな理由があって、1歩を踏み出したい人が踏み出しやすくなるように、わたしがやってよかったこととか、使った教材だとかに関しては情報を開示するようにしているのです。
まあ正直、これでいいのかな!?って思うことは多々あります。スマートに涼しい顔している方が成功しやすいのかな、とか。
むしろ本当はスマートに生きてみたいし、アーティスティックな作品を作ってよくわからないことを呟きたいです。
てか普通に涼しい顔してた方が案件は来そうですよね。
だからいきなり涼しい顔しはじめたらごめんなさいw
まあでも向かなさそうなので、わたしはわたしで、こうやって等身大を綴っていこうかなって、今はとりあえず思ってます。
〈学び〉
・見る側じゃなくて見せる側にまわると楽しい
【すごく好き!と思えるものができた】
あの、作字がめちゃくちゃ好きだなって、、なんか本当に好きなんです。
今まで、ここまで強く好きと感じることって無かったような気がしていて、それが結構コンプレックスだったんですよね。
オタク的に何かを好きになれたことがなく、そんな自分が嫌いでした。
でも作字はすごく好きだなって思ってます。
ゆうても全然詳しくはないし、オタクってレベルでもないし、でももっと知りたい!っていう気持ちが強いです。
とにかく、
作字が好きな自分、好きです。
ちなみに、文字と言葉と文章は昔から好きでした。
だからこそ、作字はなんか相性がいいのかもしれません。
〈学び〉
・心から好きと思えるものは、探せば見つかる
【継続して発注してくれるクライアントさんができた】
これは結構嬉しいことだったなあと思います。そんなに大きな案件ではなくても、せんざき個人に継続して発注をいただけるのはありがたいです。
期待に応えるためにもっとがんばろうと思います。
〈学び〉
・自分のテイストからあまりにもズレている案件は受けない(お互いに消耗する)
・レスポンスは早く
【たくさんのクリエイターに会えた】
個人でできたことで、ここ半年では一番大きいですね。クリエイターにたくさん会うことができました。
うちの会社は、わたし含めデザイナー2人だけなので、今までクリエイターの友達がいませんでした。(あ、もう1人は先輩なので、、仲悪いとかではないです、、)
だから、デザインに対しての考え方の多様性を知る機会が少なかったのですが、なんかふと思い立って「よし!勇気出していろんな人に会ってみよう!」となりまして、色々な場に行ってみたりとか、会う機会を自分で作ってみたりとかしました。
正直、文章で書くのと直接話すので、文章がLv40だとしたら直接話すのはLv10くらいで、まだ最初のジムリーダーも倒せません、、って感じなので、まあしんどみはあります。
コミュ障って感じでもないんですが、なんか頭の処理が追いつかなくて、言いたいことの半分くらいしか言えなくなってしまうんですよね。それが後から気持ち悪いので、話すのはあまり得意じゃないです。
1対1とかだと割と頭冴えるんですけど、3人以上になると、複数人の表情と言葉と声のトーンを同時処理しつつ、自分の考えをまとめなきゃいけないので厳しくなってきます。マルチタスクが苦手です。
でもやっぱり、直接会うとその人の空気感がわかって、一層その人の言葉が好きになったりとかするので、会うのは大事なんだなって思いました。
あと、クリエイターのみなさんに会って思ったのですが、わたし、クリエイターという人種が好きなのかもしれません。
なんか、考えるのが好きな人が多いような気がしていて、話を聞いててとても楽しいんですよね。考え方は多様なんですけど、みんな色々考えて生きていて、そんなところがみなさん素敵だなって思いました。
会っていただいた方、ありがとうございました。これからも仲良くしてください。
まだ会ったことない方、これからお会いできるといいな。
〈学び〉
・喋るの下手でも勇気出して会いにいくといいことがたくさんある
私はデザイナーとしてどう生きていきたいか
これについて、最近考えることが多かったので、現段階の展望として記録しておこうと思います。
わたしは「Webデザイナー」なのですが、Webデザイナーと一括りに言っても結構いろんなパターンがあると思っています。
もはやフロントエンドエンジニア的な、コーディングがすごくできる人
デザインからコーディングまで出来て、1人で案件がこなせるような人
UI/UXに強くて、サービスを作れるような人
紙媒体も作れて、まるっとデザイン出来ちゃう人
など。
で、自分はどういうポジションでやっていこうか考えていたのですが、正直まだ定まっていない印象です。
ただ消去法的に考えたときに、コーディングに手を出すのは違うかもしれない気がしてきています。ある程度コーディングの基礎は学んだのですが、どうしてもやるとストレスになってしまって、上手くなる感じが見えません。向かないことは無理せずに得意な人に任せたほうがいいと思うタチなので、無理せずいこうかなと思います。気が変わるかもしれないですけど。
そういったわけで、どちらかというとグラフィックを作るのが上手い人になっていって、コーディングがすごく強い人と組んでやってみたいなってふんわり思っています。うん、楽しそう。
今は作字をたくさんやっているので、タイトルロゴは多分作れるようになったんじゃないかなあ。あとはイラストとモーショングラフィックスのスキルをつけたいと思っているので、そしたら表現部分はだいぶ幅が広がっていい感じですね。
あとは、企画とか課題解決はある程度自分の強みだと理解しているので、ディレクション能力は中長期的に身につけていきたいですね。
言語化するとやっぱりふんわりしてるので、もうちょっと深く考えないとダメですね、、。
余談ですが、転職活動をしていた時に、面接に行った会社の8割くらいで「君ディレクターの方が向いてるんじゃない?」って言われました笑
8割ってやばくないですか?笑
(まあポートフォリオに、ペルソナがどうとか、ワイヤーフレームとか、情報設計のことを入れてたので、当たり前っちゃ当たり前なんですが、、)
言われている事は大いにわかるというか、性質的に結構ディレクター寄りなんだろうなというのは自分でも感じてたので、「そうなのかなあ、、やっぱりそうなのかなあ、、」って悩んだのですが、やっぱりどうしても自分でモノを作りたくて、一番表現に近いところに居たくて、デザイナーになりました。
結果、やっぱりそれでよかったなと思います。今とても幸せなので。
よし、2年目もがんばろっと〜
はい、今回はこの辺りで終わりにしようと思います。
まーた長くない!?!?
いつも書き始めると4000字ごえとかになってしまうのですが、、一気に詰め込みすぎなのかな。あ、もうちょっとで5000字いきそうだ。いったわ。
今回はかなり自己満足的な記事でした。読んでくれた方、ありがとうございました。引き続きせんざきをよろしくお願いします。
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