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会社のパソコンだとExcelの計算が非常に遅いといわれた時の話

今回の記事は、「会社のパソコン」にまつわる話になります。

いつも通りユーザから「Excelの計算が遅い、PCが壊れているので対処してほしい」という相談から始まります。

以前の記事でも書きましたが、「ユーザ独自の対策」を求められる事はよくあります。今回は、直感的に原因がちがうと判ったのですが、それを押し付けると、ユーザから見れば「不誠実な対応」となります。まずはお話を聞くことからしました。

聞き出せた情報は、以下の通り。
1. マクロを組まれて巨大なデータを計算している時に遅い
2. 自宅のパソコンでは、問題なく計算できる。
3. Excel以外(社内のシステムや他のOffice製品)では問題はない。

少しお時間を頂いてハードウエアの自己診断を実施しましたが故障個所は見つかりませんでしたが、搭載メモリが明らかに少ないことがわかりました。

ユーザの了承のもと、パソコンにメモリスロットに空きがあったので、故障したPCから部品どりしたメモリを追加して無事に問題解決。

ユーザには、「会社のパソコン」には、セキュリティ対策ソフト、各種システムへ接続するソフト、リモート管理用のソフト等が導入され、個人のPCとの違い、必要なリソースに違いがある事を説明し納得を頂きました。

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