完成までの経緯 最初の撮影は、ドクターイエロー下り運転日の7月17日夕方、場所は 「グリーンファームえいがしま」の駐車場。 ただ、このときはドクター イエロー通過までの時間が短く、準備した後、練習する暇も無く本番を迎え、 見事に撃沈しました。 この時は、kissМのバリアングルファインダーを見ながらカメラを振って いたのですが、簡単に言えば、タイミングが合わなかったのが原因です。 唯一上手くタイミングが合ったのは、後続の500系こだまを撮影した 1コマだけでした。(下写真
かなり間が空いてしまい申し訳ありません。(プライベートで色々あったもので・・・。) 1枚目に「車両形式写真」、2枚目に「流し撮り写真」、3枚目は「夜間撮影」のバルブ作品、そして4枚目には「走行形式写真」を選びました。 今回は5枚目、出品作品最後の一枚です。 規定に『各種技法を用いた指導に役立つ作例制作力』とあるのですが、最後の一枚ということで、かなり冒険してみました。 少々長くなりますので、何回かに分けてお送りします。 まずは、その作品とデータのご紹介を・・・ この
提出作品の4枚目は、走行形式写真にしました。1枚目も形式写真でしたが、あちらは留置中。それに対し、今度は走行形式写真です。 走行形式写真はよく撮影していますが、完璧版はなかなか撮れません。 車両に影が掛かっていたり、パンタグラフの位置が架線柱と重なっていたりと、後になって色々と目障りになってくるのです。 パンタグラフのことを考えずに済む、非電化区間での作品も考えました。 下の作例は最後まで残した作品。前面が暗いので、最終的に外しました。 結局、提出したのは次の作品です。
「フォトマスターEX」の途中ですが、ここで新商品購入のお知らせです。 買ったのは、株式会社ケンコー・トキナーから発売された『マグネティック マウントシステム』です。 簡単に言えば、フィルターをマグネット化?して、取り外しを「秒」で出来るようにしたものです。 もう少し詳しくお話しましょう。 まずレンズ側に『ベースリング』を取り付けます。 そして、フィルター側に『コンバージョンリング』を取り付けます。 この二つ、実は磁石でくっ付く仕掛けになっており、「秒」でフィルターを着脱
1枚目に「車両形式写真」、2枚目を「流し撮り写真」としたので、 3枚目は「夜間撮影」のバルブ作品を選びました。 ただ、『各種技法を用いた指導に役立つ作例制作力』という観点から、 単純なるバルブ作品ではなく、若干の景色が入っているものを選びました。 提出したのは、山手線大塚駅スグのところにある空蝉橋から撮影した写真で、バックの東京スカイツリーがアクセントになっています。 実は、この作品は偶然が重なって出来た作品なのです。 まず、日没前に撮影した写真をご覧下さい。 空蝉
前回は、1枚目に提出した写真として「車両形式写真」をご紹介しました。 今回は、2枚目に提出した「流し撮り写真」についてです。 既知の読者が殆どでしょうが、一応「流し撮り」の定義を・・・ 動いている被写体を追いながら低速シャッターで写す撮影方法のこと。 被写体は止まって写り、背景は流れるので動感を表現することが出来ます。 実を言うと、あまり流し撮りは得意ではありません。ところが、ある場所で撮影する「流し撮り」だけは、不思議と上手くいきます。 それが、東海道本線近江長岡・柏原
作品提出で、どのような作品を出したか? 規定の 『芸術的な作品制作力ではなく、各種技法を用いた指導に役立つ作例制作力を見ます』 とあったことで、少々悩みました。 まず、鉄道写真での各種技法で頭に浮かんだのは、 「車両形式写真」「走行写真(走行形式)」「流し撮り写真」「バルブ写真」と、ここまでは浮かんだのですが、五つ目がなかなか浮かびません。 暫く悩んだ末、 『いつまでも悩んでいても仕方がない』 とりあえず作品をプリントし、後で考えることにしました。 最初にご覧頂くのは「車
前回、フォトマスターエキスパートの試験内容をご紹介しましたが、一つ目の活動経歴についてです。 1,写真活動経歴の提出 ・各種コンクール・写真展における受賞経歴…受賞通知書、賞状等の写し (コピー)を証明書類として添付 ⇒自分の場合、空白の20年間に年に1・2回はコンテストで入賞して いましたので、改めて追加する必要性は無かったのですが、地方の 小さなコンテストが多く、全国版のコンテストはあまりありません でした。 そこで、主催が同じという
「フォトコンについて2」で少し触れましたが、 2024年3月、本来の目標でありましたフォトマスターEXにお陰様で合格することが出来ました。 2004年12月、つまり20年前の第1回フォトマスター試験で1級には合格していましたが、当時、EXはあまり眼中にありませんでした。そもそも、この1級受験も『自分の写真知識がどこまで通用するのか?』と言うところからスタートしており、一発で合格したことで、かなり冷めてしまったのが正直なところです。 ただ、空白?の20年間、フォトコンには応
元日早々能登半島で地震が起き、翌日、羽田で飛行機事故と、正月気分が一挙に吹き飛んだ2024年。 少し落ち着いたら早1月も残り1週間! 何だかんだで今年も「あっ」と言う間に過ぎそうです。 さて今回は、 海外で通訳として働いている大学時代の同級生が一時帰国をし、「久しぶりなので会おう!」ということになって、超ミニ同窓会?で会食したときのお話。 メンバーは、一時帰国の同級生と日本在住の同級生、そして今回の宴をセッティングしてくれた後輩の4人。 同級生は二人ともシングルマザー。そ
表彰式に出席した日の出来事(裏話?)と、その後についての備忘録です。 12月13日7時10分発のの羽田行スカイマーク100便。 空いていればフォワードシートに変更しようかとも思ったのですが、空港カウンターで問い合わせたところ、真ん中の席しか空いておらず、窓側の席を確保していたこともあって変更無しでチェックイン。 保安検査場で手荷物検査を無事終え、5番ゲートに向かうと目の前に黄色い機体が! 偶然にもピカチュウジェット1号機でした。 同機は、日々色々な運用に就いているので、乗れ
まずは訂正から・・・と言うか、 情けないことに、本人が全く気付いていなかったのですが、 『自分にとってのフォトコンテスト』が、いつの間にか 『フォトコンテストについて』に タイトルが変わっていたことをお詫びします。 内容としては、「自分にとってのフォトコンについて」ですので、ご理解の上、引き続きお読み頂ければ幸いです。 さて、今回は、 『自分にとってのフォトコンテスト-1-』で、後述をお約束しました、審査員の丸林正則先生のお話です。 話は今から34年前に遡ります。 当時
今回は、総合写真展で「優秀賞」に選ばれた作品についてです。 (トップ画像は入賞写真ではありません。アシカラズ) この写真を撮影するに至った経緯は、noteの「初めてカメラを持った頃3」に出てきた人物が深く関わっています。 つまり、僕を始めて鉄道写真撮影に誘ってくれたクラスメイト、М君です。 小学校5・6年の頃、同じクラスになり、そして、同じ中学に通った後、 高校からはバラバラに、それぞれの道を歩みました。 その後、同窓会で一度再会したものの、そのときはジックリ話す機会
前回記した「総合写真展」のつづきです。 自分が初めて応募したのが第25回展。 続いて翌年も応募したのですが、どちらも「秀作」でした。 自分としては、25回展の作品は『そこそこ上に行くのでは?』と思っていましたので、正直ガッカリ。 少々舐めて掛かっていたようです。 26回展の作品は、25回と比べておとなしめの作品だったこともあり、 『もしかしたら秀作にも入らないかな?』と不安でしたが、前年につづき「秀作」でした。 因みに、この作品が展示されたブースが、偶然にも翌年の募集ポ
6月に防湿庫の清掃を行った折、標準レンズの話をしましたが、やっと時間が出来、撮り比べを実施しましたのでご報告。 と、言っても、思い付きでやったこともあって、手抜きで、番記すらしなかった為、独断と偏見100%の結果ですが、暇潰し?にお付き合い下さい。 場所は、須磨海岸近くの「すまうら水産のり工場」周辺で撮影しました。 まず入口に掲げられていた大漁旗?を被写体に「色見」の比較から・・・ ボディーは全て『KP』。絞りは全てF8で撮影しています。 結果、不思議とSMC(M)5
雑誌「鉄道ファン」のフォトコンとは別に、2年前から応募し始めたのが、 公益財団法人国際文化カレッジ主催の『総合写真展』です。 ここに応募したキッカケは、文部科学省が後援する同法人のフォトマスター検定の「フォトマスターEX」を取得するにあたり、フォトコンの入賞実績が必要だったからです。 フォトコンはどこのフォトコンでも良かったのですが、同法人が行う『総合写真展』で入賞するのが手っ取り早いかな?と考えた次第です。 ここで『総合写真展』について少し触れておきます。 (詳細はWe