亀梨くんの真夏の果実で泣きそうになった。
音楽って、私が思っている以上に私の人生と結びついていつのかもしれない。
8/24(木)に放送された「The Covers」を観た。
亀梨くんが4年ぶりに出演して、今回はサザンオールスターズの「真夏の果実」を歌っていたけど、良かった。すごく良かった。
いろんな人がサザンの思い出の曲を持っていると思うけど、
わたしの中の思い出は家族でのドライブ。
父親がサザンが大好きで、家族で出かける時は絶対車内でサザンのアルバムが流れてた。海のYeah!!や稲村ジェーンが流れていたんだと思う。
C調言葉に御用心とか、LOVE AFFAIRとか、エロティカ・セブンとかが好きで、歌詞の意味も分からないまま音で覚えて車で口ずさんでたな。
改めて歌詞読んだらなかなか強烈なものが多かったけど笑
その中でも特に好きなのが真夏の果実で。
小さい頃は「四六時中」って言葉の意味も分からなくて、きれいな曲だなって思いながら聴いていたけど、大人になって歌詞の持つもの悲しさや切なさを分かるようになって更に好きになったな。
桑田さんとかめだと歌声は全然違うから、かめが歌うとどんな真夏の果実になるのかすごく楽しみだった。
きれいだったな。本当にきれいで、切なかった。
かめの歌声って透明感がありながらもしっとりとした「哀」の表現が似合うなって思っていたけど、まさにこの曲にぴったりだったな。
この曲は最後のサビの盛り上がりが大好きなんだけど、ヴァイオリンやハープの音色がかめの声を華やかに彩っていて、なんだか泣きそうになった。
リリーさんがかめの歌い方を「サビでゴージャスになる」って表現してたのがまさにその通りだなと思ったし、大好きな部分をかめが素敵に歌い上げてくれてすごく嬉しかった。
UAやゴスペラーズの前で歌うかめ、緊張しているのが画面越しでも伝わってきたけど本当にかっこよかったよ。
これは本編ではなくて事前の動画なんだけど、
【亀梨和也】The Covers サマーSP 楽園音楽ナイト!|メッセージ~夏と音楽
音楽がすごく似合う季節だって言ったかめの言葉に頷いてしまったな。
どの季節にも素敵な曲はたくさんあるけど、季節の終わりを歌う曲がたくさんあるのって夏ならではかもしれないな、なんてことも思ったり。
Coversの最初のナレーションでも語られて概要にも書いてある
「歌は、歌い継がれることでスタンダードとなり、永遠の命を授けられる」
って言葉、すごく素敵だよね。
自分自身の曲でも歌い続けることで思いが深まって曲に対する向き合い方が変わっていくだろうし、聴く側の印象も変わるだろうし。
いつかアーティスト自身が歌わなくなっても、Coversのような番組でその曲を大事に思っている人が歌い継いでいくことで、その曲は生き続けるんだろうな。
KAT-TUNの曲も、こんな風に誰かの心に生き続けていくといいな。
長々と書いてしまったけど、本当に素敵な回でした。これは何度も見てしまいそう。
この再放送が今日この後、NHK総合で23:50から放送されます。
直前もいいとこだけど、もし良かったら見て下さい!
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