見出し画像

C04イギリスへの一歩は、新しい始まり

翌朝、船は個人的な思い出をたくさん乗せ、なんとかサザンプトンの港に到着しました。天気は快晴で、「Tomorrow is always fresh with no mistakes in it.」という『赤毛のアン』の言葉が心に響きました。昨夜の悪夢はすっかり消え去り、新たな一日が始まります。

サザンプトンの駅へと歩いて移動していると、なんと昨夜の紳士がきちんとスーツを着こなし、近づいてきました。「あのね、君。ロンドンの僕のアパートに来ない?」と懲りずに言い寄ってきたのですが、返す言葉も面倒くさく、振り向きもせずに無視して、さっさと歩きました。今日の目的地はドーバー海峡沿いのブライトンです。なぜブライトンへ行くのかというと、その町では外国の学生のために必要経費を払えば労働許可証を発行してくれるからです。これまでいくつかの国でバイトを経験してはいますが、すべて労働許可証がないため、違法労働でした。バレたら逮捕され、日本へ強制送還されるかもしれません。その中で、夏休み期間中にアルバイトをする学生のために、数ヶ月間だけ有効の労働許可証を出してくれるという情報を得たので、今回のイギリス行きを決めたのです。

朝の光を浴びながらのイギリス初上陸は、わずかな所持金を持ちながらも、イタリアからの出稼ぎ労働者が多い国で、どのような展開が待っているのか、わくわくします。


補足情報:気乗りしない誘いを上手に断る方法

気乗りしない誘いを上手に断るには、まずは自分の意志をはっきりと持つことが重要です。断る理由が明確であればあるほど、相手にもその意思が伝わりやすくなります。また、断り方にも礼儀を忘れずに、相手の感情を尊重する表現を用いることが望ましいです。

  1. 感謝を示す:まずは誘いを受けたことに対して感謝の意を表しましょう。「お誘いいただきありがとうございますが」と前置きすることで、相手も受け入れやすくなります。

  2. 理由を説明する:単に「NO」と言うのではなく、「今は他の予定があるため」と具体的な理由を伝えることで、相手にも納得してもらいやすくなります。

  3. 代替案を提案する:完全に断るのではなく、「またの機会に」といった言葉を加えることで、関係を悪化させずに済みます。

  4. 明確な態度を保つ:あいまいな表現は相手に期待を持たせてしまうため、断るときははっきりとした態度を示すことが大切です。

この記事が参加している募集

一度は行きたいあの場所

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?