![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/105724083/rectangle_large_type_2_a7bd9be5c101336b4d65b195e486e4a4.jpeg?width=1200)
個人年金保険ならではメリットを再確認
みなさん、こんにちは。
ファイナンシャルプランナーの
肥田木義信です。
以前は老後の私的年金として
多くの方が加入されていた
個人年金保険ですが、
近年の低金利の影響もあり、
老後の資産形成としては、
IDECO
NISA
の方が一般的になりつつあります。
しかし、個人年金保険には、
「保険」ならではの
IDECOやNISAにはないメリットもあります。
今回は、老後の私的年金として
個人年金保険
についてお話してみたいと思います。
個人年金保険とは?
![](https://assets.st-note.com/img/1684215924268-65bJr0IEsL.jpg?width=1200)
個人年金保険とは、
毎月(毎年)保険料を積立てて
契約で決めた年齢から
年金として受け取れる仕組みの保険です。
満期まで積み立てると、
元本以上の年金を受け取ることが出来ます。
逆に、満期までに解約すると
解約返戻金は元本より少なくなりますが、
貯蓄をしても、
日々に生活の為に切り崩してしまい
中々お金が貯まらない。
という方には、
貯蓄の継続という点では
いいかもしれません。
個人年金保険料控除による節税メリット
![](https://assets.st-note.com/img/1684217806248-NB0CpXlpcI.jpg?width=1200)
個人年年金保険の税的なメリットとして、
「個人年金保険料控除」
を受ける事が出来ます。
但し、以下の3点の要件があります
①払込期間が10年以上
②年金の支払開始年齢が60歳以上
③年金受給期間が10年以上
控除額は年間の保険料に応じて
年間保険料:2万円以下
控除額 :保険料全額
年間保険料:2万超~4万円
控除額 :保険料×1/2+1万円
年間保険料:4万超~8万円
控除額 :保険料×1/4+2万円
年間保険料:8万円超
控除額 :4万円
となります。
上記の控除条件より、
8万円÷12ヵ月≒6667円
となるので、
月々7000円位の保険料が
節税としては、
一番効率が良いことになります。
IDECO・NISAとの比較
![](https://assets.st-note.com/img/1684219451899-hqgPwxkszI.jpg?width=1200)
節税効果で比較してみると
個人年金保険の掛金が
「個人年金保険料控除」として
掛金の一部が所得控除対象となる
のに対して、
IDECOは掛金は、
「小規模企業共済等掛金」として
全額が所得控除対象となります。
満期で受け取る年金も
IDECOでは、
退職所得控除が利用できるので、
税金面では、
IDECOの方が有利だと言えます。
運用益に対する課税で見てみると、
「非課税」となっている
NISAには及びません。
次に、収益性で比較しても
保険会社が民間企業として
コストを差し引くのに併せて、
現在の低金利の為、
IDECO・NISAには及びません。
しかし、個人年金保険には、
「保険」独自のメリットがあります。
「保険」ならではの保険料払込免除
![](https://assets.st-note.com/img/1684222815042-DdFmXPYZQ8.jpg?width=1200)
個人年金保険では、
高度障害状態や不慮の事故で
所定の障害状態になったとき
以後の保険料が
免除される商品があります。
これは、保険商品ならではの機能で
IDECOやNISAにはありません。
この保障の部分を考えると
IDECO・NISAに加えて3本目の柱として
個人年金保険を見直してみるのも
いいと思います。
個人年金保険料控除額から
毎月1万円程度の保険料で
積立を検討してみてはいかがでしょうか
![](https://assets.st-note.com/img/1684225504905-uY8AJzDWhw.jpg?width=1200)
私が毎週メルマガ配信している
LINEアカウントです。
https://lin.ee/KP3QCnt
宜しければご登録お願いします。
資産形成やお金に関するご相談
はこちら↓から
http://consult.souki-sd.co.jp
![](https://assets.st-note.com/img/1684225514228-zu8gn62nYH.jpg?width=1200)
それでは、今回も最後まで読んで頂いて
ありがとうございます。
引続きどうぞ宜しくお願い致します。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?