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個人年金保険ならではメリットを再確認

みなさん、こんにちは。
ファイナンシャルプランナーの
肥田木義信です。

以前は老後の私的年金として
多くの方が加入されていた
個人年金保険ですが、

近年の低金利の影響もあり、
老後の資産形成としては、
IDECO
NISA
の方が一般的になりつつあります。

しかし、個人年金保険には、
「保険」ならではの
IDECONISAにはないメリットもあります。

今回は、老後の私的年金として
個人年金保険
についてお話してみたいと思います。


個人年金保険とは?

個人年金保険とは、
毎月(毎年)保険料を積立てて

契約で決めた年齢から
年金として受け取れる仕組みの保険です。

満期まで積み立てると、
元本以上の年金を受け取ることが出来ます。

逆に、満期までに解約すると
解約返戻金は元本より少なくなりますが、

貯蓄をしても、
日々に生活の為に切り崩してしまい
中々お金が貯まらない。

という方には、
貯蓄の継続という点では
いいかもしれません。


個人年金保険料控除による節税メリット

個人年年金保険の税的なメリットとして、
「個人年金保険料控除」
を受ける事が出来ます。

但し、以下の3点の要件があります
①払込期間が10年以上
②年金の支払開始年齢が60歳以上
③年金受給期間が10年以上


控除額は年間の保険料に応じて
年間保険料:2万円以下
控除額  :保険料全額

年間保険料:2万超~4万円
控除額  :保険料×1/2+1万円

年間保険料:4万超~8万円
控除額  :保険料×1/4+2万円

年間保険料:8万円超
控除額  :4万円

となります。

上記の控除条件より、
8万円÷12ヵ月≒6667円
となるので、

月々7000円位の保険料が
節税としては、
一番効率が良いことになります。


IDECO・NISAとの比較

節税効果で比較してみると

個人年金保険の掛金が
「個人年金保険料控除」として
掛金の一部所得控除対象となる
のに対して、

IDECOは掛金は、
「小規模企業共済等掛金」として
全額所得控除対象となります。

満期で受け取る年金も
IDECOでは、
退職所得控除が利用できるので、

税金面では、
IDECOの方が有利だと言えます。

運用益に対する課税で見てみると、
「非課税」となっている
NISAには及びません。


次に、収益性で比較しても

保険会社が民間企業として
コストを差し引くのに併せて、
現在の低金利の為、
IDECONISAには及びません。

しかし、個人年金保険には、
「保険」独自のメリットがあります。


「保険」ならではの保険料払込免除

個人年金保険では、
高度障害状態不慮の事故
所定の障害状態になったとき

以後の保険料が
免除される商品があります。

これは、保険商品ならではの機能で
IDECONISAにはありません。


この保障の部分を考えると
IDECONISAに加えて3本目の柱として

個人年金保険を見直してみるのも
いいと思います。

個人年金保険料控除額から
毎月1万円程度の保険料で
積立を検討してみてはいかがでしょうか

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それでは、今回も最後まで読んで頂いて
ありがとうございます。

引続きどうぞ宜しくお願い致します。












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