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ノルウェーワーホリ|定住先が見つかった話

いよいよ定住先が見つかりました~!
1月中旬ごろから探し始め、約1か月でお部屋が決まりました。
オスロ市内でどのように見つけたか、優先順位のつけ方などメモがてらまとめていきます!
今回は文章多め…笑

≫エリアを決める

オスロは西側と東側とで雰囲気が大きく違います。
中心部も、エリアによって年齢層/家族層が異なるなという印象です。

  • 西側は高級アパートや戸建てが多く治安がいい。近所づきあいが大切。
    家賃は高いがきれいめな建物が多い。
    (個人的には、内装がきれいでも、水回りや近隣の音は結構気になるなと思った。)

広々と森が近いザ・北欧感あるエリア
  • 東側は内見してないので、イメージや聞いた話ですが、
    治安は西と比べて、いい印象はなく、ショッピングモールなどの共用エリアが汚く使われているイメージ。
    賃貸情報を観る限りでは、中心街から離れてはいるものの、部屋の広さや利便性は十分良さそう。

  • 中心街はアパートでシェアハウスが多く、家賃が高くてきれいな家は面積が狭く、安い場合は広くても設備や内観が古い印象です。また、シェアハウスの人数が多いと安い傾向があります。

どこのエリアも基本的にバスやトラム・電車が通っているので、オスロ市内には行きやすい(と思う)。

私のアパートは中心街にあり、家賃は平均より少し低め、古めの建物ですが生活には支障なし。
若年層多めのエリアで、大麻の匂いがしたり週末は日中も夜も近隣が騒がしいです。
メリットとしては、バスもトラムも5分圏内、BUNNPRISが2件、KIWI・REMA1000も近くにあるので、生活はかなり楽です。
(デメリットの部分で実害がないので、今のところ便利だしいいなと思っています。)

+実際に周辺を歩いてみる

エリアの特徴を知るには日中歩いてみるのがいいよ!とノルウェー在住の先輩方にアドバイスをもらい、内見の日はできるだけ日中にしたり、予め周辺を散策しました。
(仕事も決まらず時間ばかりはあるので、いい暇つぶし笑)

周りがどんな雰囲気なのか、交通機関や日用品の買い物はしやすいかなど
利便性はどうかを観ると後悔しないかなと思います :)

≫物件の条件を決める

ここは人それぞれかなり違ってくる場所だと思いますが、ワーホリの人はみんな節約して過ごしている印象。

+家賃

きれいで不便しなさそうな部屋で、だいたい中心地だと6000~7000KRが相場の印象。
6000KRを下回ると安いので人気が高く、内見ができても候補者が何人かいたりする。
家賃で比較するポイントとしては、電気代やインターネット代が含まれているかどうか。
家賃に含まれている場合もあるし、月によって変動する場合、固定たけど家賃に含まれていなかったり。
家賃に何が含まれているか書かれていない場合は、予め聞いておきましょう ;)

+期間

一般的な長期契約の方法だと、「3年契約だが、退去時期を選べる」ものと「あらかじめ退去時期を伝える」というものがあるようです。
(これが一般的な契約だよ、って私の部屋のオーナーが言ってた。)

もしくは、期間が指定されているところもあるので、要チェックですね!
バケーションの多い時期は、数週間~1か月の転貸で短期契約できる場合もあります。
退去する場合はいつまでに連絡したらいいかといった契約内容も、
内見時・契約時に要確認ですね!!

+間取り

この辺りは、どれだけ気になるか…という話でもありますが、
やはり日本の間取りとは大きく違うのと、生活様式も違う…
オスロで3~4か所ほど寝泊まりしましたが、割と近隣の音やトイレの音などは結構聞こえる。
(昨年3月に4泊くらいした家は全く気にならなかったけど)
シェアハウスなら部屋の数やパーティをするかどうか。

私は外の音はあまり気にしないけど、パーティはちょっとな、と思うタイプなので、同居人が静かでキッチン(ダイニング)が狭いお部屋がちょうどいいなと思いました。

+設備

トイレ・シャワーがついていることはとどんどだが、洗濯機・乾燥機はないところも見かける。学生村だとコインランドリーが建物内にあるから設置していないというのもあった。
だいたい入居者を募るサイトにはインターネットの有無は書いてある。
冷蔵庫・オーブンのサイズはシェアハウスなら大体ありますが、
トースター、電子レンジといった家電はないところも多いようです。

(私のシェアハウスには電子レンジはないので、今後買う予定です。)

共有スペースだけでなく、お部屋が家具付きかどうかというのも大事!
特にワーホリビザという期限付きの場合は家具を揃えたりがちょっとめんどくさい(なと個人的に思う。)
私は即日入居したかったので、入居日に融通が利いたところを優先したため家具はなし。
友達に寝具を借りて生活が始まりました。
(とりあえず寝て起きれればいいだろうという精神)


日本でノルウェー生活を妄想しながら部屋を探していた時はあまり気にしていませんでしたが、いざ生活してみるとこういうところがいい、これは欲しい、これは別に要らないか…と色々考えが変わってくるもので、先輩方やノルウェー育ちの人の話は本当に有益。

≫物件を探す

実際に物件を探すとなると手っ取り早いのはやっぱりWebサイトの活用。
日本でも賃貸用のサイトがあると思いますが、ノルウェーで主流なのはfinn.noだそうです。

1.finn.no

メルカリのように個人でやり取りし、仕事・部屋・家具などどんなものでも出品できるサイトです。
条件はhybel.noほど細かく項目が設定されていないけど、finn.noのほうが選択肢が多い印象。

HP: https://www.finn.no/

そして利用している人が多いので、返事が来やすいです。
そしてセキュリティ面がちゃんとしていて、相手の電話番号が確認できたり、BankIDをサイトに登録しているかというのもわかるので、安心です。
(書かれていないものは避ける、などすれば詐欺には合わないかと思います。)
一回アカウントを作成すれば、そのまま家具や雑貨を購入・出品できたり、仕事探しにつかえたりで結構便利。

お気に入り登録も自分でフォルダーを作成して整理できるので、情報がごちゃごちゃにならなくていい。

2.hybel.no

お部屋探し/入居者探し専用のサイト。
プロフィール設定で、探している部屋の条件を書くことができ、自分で探すだけでなく、入居者を探している人から直接メッセージを受け取ることもできます。

HP: https://hybel.no/

個人的に、finn.noよりも写真や条件が見やすいなと思っています。
一度メッセージを送った場所にはサムネイルにメールマークも付くのが良ポイント。
地図はGoogleマップを使用しているので、Googleマップユーザーだと見やすい。
入居者応募のメっセージはかなり来るけど、自分が送ったメッセージの返事はあまり来ない印象。
10通メッセージ送って3通返ってくるかなーくらいの感覚。

3.facebook

Facebookでもfinn.noのように賃貸・家具・雑貨・仕事を見つけることができます。
finn.noとは違い、グループに参加して情報収集ができるので、有益な情報が手に入ることも。

ただ、完全に個人間のやり取りになるので、スパムが紛れていることに注意が必要。

実際に、お部屋探しや求人応募のグループに参加して、
賃貸の情報や求人応募に関する情報、在住している日本人から連絡をもらったり、何通かメッセージをもらいました。

条件はいいけれども、内見をさせてくれないところがありました。
こちらは早々にお断りしましたが、内見できない場所に決めるのはやめておいたほうがよさそう…。

4.コネクション

オスロに来て実感したのは、コネクションの大切さと情に厚い人が多いということ。
Sub Japanに顔を出すようになってから、国籍問わずいろんな人と会ったり遊びに誘ってもらえるようになりましたが、そういったつながりのなかで、自分の状況を伝えるようにしていると声をかけてもらえたり、自分から伺うなどして、情報やアドバイスをもらえることが何度もありました。
(入居する部屋が決まった後だったけれども、日本人同士で部屋を借りたいという人もいた。)

知り合いが働いている場所に行ったり、日本人が働いている/働いていた場所に顔を出したのは、すごくいいきっかけ作りだったんだなと実感します。

コネづくり、大事。


そんなこんなで私は、finn.noで部屋が決まりました。
実際に部屋探し~定住先確定までの時系列をタイムライン形式で後半に書いていきます。

最後に住所変更の手続きについても書いているので、参考になると嬉しいです。

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