口語と文語 対応表
前提
小説を書くにあたり、地の文は文語で書くのが望ましいです。
これは三人称(神視点)の場合により顕著となるもので、一人称の場合はこの限りではありません。
幼いキャラクターの一人称なら、口語(話し言葉)の方がリアリティが出ます。なので、作品をどう見せたいか、読者にどう読んでもらいたいかで使い分けをすることが重要です。
ただし、地の文で口語と文語がまざると、統一感がなくなります。
※意図して口語にする場合を除く。
今回はその統一感を守るために、言い換え対応表を作成しました。
(口語)=(文語)の順で記しています。
言い換え対応表
~だから(~なので) = ~のため
~だけど(~けど) = ~だが
でも = しかし
なんで(どうして) = なぜ
~とか = ~など
~じゃない = ~ではない
~みたい = ~のよう
~していて = ~しており
やっぱり = やはり
補足
口語は話し言葉であり、文語は書き言葉です。
文語に対して「堅い」「古い」といったイメージを持つ方もいるでしょう。しかし、三人称で小説を書くなら覚えておきたい言葉です。
「い」抜き言葉、「ら」抜き言葉も口語です。
普段話している言葉そのままに書いてしまうことも多々あるので、注意しましょう。
また、演出の話につながりますが、文章にどのような意図を持たせるかがとても大切です。
何も考えず、特に意図もないまま書いていると、地の文に文語と口語が混ざってしまうことが多くあります。
一度書いた文章はきちんと見直しをして、意図した場合を除いて修正し、統一感を守りましょう。
よければ以下の記事も参考にしてください。
口語と文語について詳しく知りたい方は、ご自分で検索してください。
本記事よりも、詳しく解説しているサイトがいくつもありますよ!
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