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会話をすることの意味

僕の周りでもよく、人と会話をするのが苦手だとか、
メールなど文章で相手とコミュニケーションする事に自信が無いという人は結構います。
ただ、そういった人たちが誤解しがちな事として、
上手い下手ではないんだよと言うのはとても言いたいです。
今日はそんなお話。

◆苦手意識からくる悪循環

例えば、僕は語彙力もないし、言い方をよく間違えるし、
その発言の影響をきちんと考えられずに、後で後悔する事もたくさんあります。
けれど、大事なのは自分の意思を伝える事だと思うし、
実際、言葉が拙くても伝わることは結構多いです。

で、結論として何が言いたいのかというと、
もしあなたがコミュニケーションを苦手とするならば、
理由はもしかしたら、苦手意識から無意識にコミュニケーションを回避している事によって、相手が見えなくなっているからかもしれませんよ、
という事です。

◆相手が見えていれば不安はない

相手が見えていれば、たとえ言葉が拙くても安心して会話ができます。
例えば家族は毎日顔を合わせているので、そこまで気を遣わず話ができているはずです。

初対面の相手ならぎこちなくても、会う回数を重ねるごとに互いの人となりを知るので、多少のことは察してくれるようになります。

毎日挨拶するだけでも、互いの印象は変わりますし、
その人が今日は機嫌が悪いとか、次の日はそうじゃないとか、
相手のコンディションの移り変わりを知ることもできます。

逆にコミュニケーションが苦手だからと言って、他人との接触を避けていると、それだけ他人のことを知る機会を失い、余計に疑心暗鬼になっていくでしょう。
面倒事から逃げても、不安は増すばかりです。

◆身の丈以上に自分を見せる必要はない

そもそも、コミュニケーションとは他人に意思を伝える事、
そして他人の意思を理解する事です。

確かに、世の中には会話が巧みで、周りの人をいい意味でも悪い意味でも、
うまくコントロールできるくらいコミュニケーションが得意な人がいます。

もしそうなりたいと強く願うのであれば話は別ですが、
そうでなければ、普通に会話で来ていれば別に上手くなくていいじゃないかなと、僕は思いますが、どうでしょうか?

自分を身の丈以上に見せようとする必要はなく、
あなたのキャラクターを理解して受け入れてもらえるなら、
それはそれでいいと思います。


いかがだったでしょうか?
他の物事でもそうですが、人はどうしても知識やテクニックで問題を解決できる、コントロールできると思いがちな気がします。
でも大抵それは思い上がりにすぎません。

そして、大事なのは日々の積み重ねやその人の姿勢によって、
周りの人から信頼され、ありのままを受け入れられることなのです。





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