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こんまり@メソッドで、片づけてみたら。

2020年の年末、無性に家を片づけたくなった私、

おそらく10年ぶりに近藤麻理恵さん著『人生がときめく片づけの魔法』を読み返してから、片づけまつりを実行!(こんまりさんの本はすべて持っていた。)

もともと片づけや暮らしを整えることが好きで、こまめに片づけていたつもりだった。

その頃は新築から2年半が経ち、とにかくモノが増えていることが気になって仕方なく、片づけない夫や子どもにイライラする毎日。

遠距離通勤のフルタイムワーキングマザーゆえの時間のなさに苦しんでいた頃でもありました。

片づけが好きなのに、モノに溢れ、気が済むまで片づける時間もない。散らかった部屋を気にしないようにして暮らす毎日に強いストレスを感じて、ついに体調を崩しました。

小さな子どもがいる中での片づけまつりは、本にある通り「一気に短期に」は難しくて。

メソッドに沿って、
洋服→本→書類→小物→思い出品の順番に分割して片づけていく。

「ありがとう」を伝え、大量にさよならしたモノたち。
すっきりした空間。

作業の中での細かい気づきもたくさんあり、やって良かったと痛感。

そしてもう一つ。
手と身体を動かしながら自分の心の内にあった気持ちに気が付いてしまったのだ。

私の本当のストレスは別のところにある。

それは、私の「理想の暮らし」とかけ離れて生活をしていることだった。



「部屋が片付かない、散らかっている状態にストレスを感じる(だから、片づけたい)」は、「自分の気持ちに迷いがある、別の選択肢ややりたいことがあって、それが出来ないから嫌になる。(だから、気持ちと思考を整理したい)」に変換できるということ。

学生の頃、テスト勉強しなきゃいけないのに、まずは部屋を片づけてしまうようなことありませんでしたか?
私もありました。

悩みや問題に直面する前に、環境を整えたい、部屋や机をすっきりさせてから挑みたい。
まさに、そんな感覚。


片づけたくてたまらなかったのは、自分の気持ちを片づけたかったんだ。
そう確信した。

「私、今の仕事を辞めたい。生活を変えたい。」

ずっと思っていたことだけど、
その気持ちに向き合おうとは思っていなかった。

今の生活はハードだけど、仕事は安定した生活の基盤。
手放したくても手放せない。
このご時世、せっかく大企業に勤めれているのに、辞めたいなんて贅沢だ。

いろんな理由を言い訳に、自分の気持ちに蓋をしてきた。


でも、気付いてしまうともう止められないんですね。

今は、自分が本当にやりたいことを考え、準備と勉強が必要なことを洗い出し、少しずつ着手しています。

ゆっくりですが、次のライフステージに移行する準備を進める毎日です。


家が片づくと同時に、自分の思考も整理されたことにびっくりで。

これが「片づけの魔法」だったんだなぁと感動したのでした。


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