ケルベロスの新参者の心得

こんにちは、ペイチェンです。
2020年11月からアカツキのThink@チームにジョインし、本日は入社して一ヵ月の感想について述べたいと思っています。初めての業界で毎日社会科見学のように、わくわくがとまりません!専門用語がまだそこまで知り尽くしていない私だからこそ、小学生レベルの語彙で社会科見学のガイドのように、このわくわく感を皆さんに伝えられれば良いな~と思ってます。では、ケルベロスツアー、始まりましょう!

Think@の仕事とは

これから私がはじめて接した時間順で紹介していきますね!
まずは所属しているThink@という部署です。Think@の読み方はシンカで、進化とか、深化など、色々な漢字の意味を含んでいる深みがある部署名だと聞いています。Think@の仕事は色々ありますが、ミッションとして一番大事な業務はリスクマネジメントです。リスクマネジメント...?カタカナが多くてわかりにくいですよね(笑)。アカツキは主にゲームという商品(サービス)を提供している会社なので、この商品がうまく皆さんのところに届けられないあらゆる可能性を洗い出して、事前にそうならないように準備していくのがThink@の仕事です。また、本当に皆さんのところにゲームという商品がうまく届かない時に、素早く解決策を決めてゲームを運営しているチームと解決していくのもThink@の仕事です。かっこよく言うと、サッカーのキーパーのようにアカツキを守っている人たちです!リスクマネジメントをやっている人がかっこいいな~と思いながら、毎日の仕事を頑張っているペイチェンです(笑)!

法務の仕事とは

法務はどこの会社にも必ずあるチームなので、イメージがわきやすいと思います。ただ、アカツキの法務は少し違う部分があります。
私の勝手なイメージですが、法務部にいる人たちは契約書を作成したり、会社の法律問題を解決していく人間で、積極的にビジネスに関与しない人たちが多いと思っていました。私がアカツキに入ったすぐの業務は、法律レクチャー動画の作成でした。法務の方々が先生になって、ゲームの開発に気を付けた方が良い事を解説してくれています。冗談をまじえながら誰でもわかるように話をしてくれて、民法の授業にずっと寝ていた私でも最後まで楽しく動画を見れました。
また、アカツキは最近特許の出願にも力をいれているため、法務の方々も特許を生み出す仕組みづくりに関与し、ビジネスに還元しよう!との姿勢はすごく印象的でした。今まで私のイメージにある弁護士と法務と違うな~と思いました!

CAPSの仕事とは

CAPSは一番現場と近いチームなので、実は私にとってはいまだに謎が多いところです(笑)。初めてCAPSの業務を近くで見たのはあるゲームのリリースの時でした。今まで色々なテストをしてきても、いざ本番でかつ何万人の人が一気に入ってきたら、ゲームは想定通りに動くとの確信は誰も持っていないです。そのため、CAPSチームのメンバーは複数のスクリーンとスマホを構えて、ゲームをあらゆる手段を使って監視しています。一週間前に私のプチ歓迎会で一緒にわいわいしたメンバーがすごくまじめな顔で、かつ指が見えない速度で様々な対応をしているのがすごくかっこいいな~と思いました。楽しみしてくれたお客さんがいるから、リリース直後でもできる限り皆さんにスムーズにゲームを楽しんでもらいたいようです(発言もイケメン)。言わば、Twitterなど皆さんの声を聞けるところに積極的に情報を収集しにいって、ハンターのように問題を一つ一つ潰していく人たちです!

最後に

最後は私の感想を述べたいと思っています。ケルベロスの業務とあまり関係ない内容ですが、最後まで付き合っていただければ嬉しいです。

名前の通り、私は台湾出身の外国人であり、女性(日本語にない漢字なのでカタカナにしてますが、漢字の名前に女を部首に持つ漢字があります)でもあります。優しくて面白い人が多くいると感じたのがアカツキに入ろうと思った決め手ですが、あまり外国人と女性がいなかったことに対して少し不安が残っていました。入社後、ケルベロスに入って、女性は私一人しかいないことにすごくびっくりしてました。

今の世の中に「マイノリティ=負い目を感じる」の考え方があると思います。日本以外でフランスにも住んだことがあるため、私の「外国人歴」は少し長いです。今までどうしても肩身が狭く感じることが多かったです。外国人、そしてビジネス業界における女性であること、またゲーム業界の未経験者などなど、私はアカツキではマイノリティ中のマイノリティです。そんな私ですが、アカツキに入って自分に人生にとってすごく大事なことを悟りました。

マイノリティであることは、自分が他の人たちと違う経験をもって、違うことができる、価値が高い能力の持ち主です!
そして、マイノリティであることは問題ではなくて、周りと協調しようと強要してくる環境にいることで、マイノリティがネガティブな単語になってしまうことが問題です。

外国人、女性などのマイノリティは皆さんにとって共感しにくいかもしれないので、もっとわかりやすい例で説明したいと思っています。一緒にケルベロスにいる法務の皆さんで説明しますね。法務にいる方々は弁護士である方が多く、今まで弁護士事務所で働いていました。彼らにとっては、弁護士であること、ゲーム業界の未経験者であることもある意味の「マイノリティ」です。だからこそ、だれもできないことができる価値が高い能力の持ち主です。これは外国人と女性の場合でも通用することが多いと少しずつ実感しています。しかし、弁護士さんに対して敬意を払って話を聞いてくれますが、「外国人」もしくは「女性」だから話も聞いてくれないことがあると、マイノリティはネガティブなままになります。

私はアカツキに入って、何回も「外国人」「女性」「ゲーム業界の未経験者」であるから違うパフォーマンスができたと実感しています。もちろん、マイノリティであることは心細いです。特にゲーム業界の未経験者だから、発言を躊躇する時も多かったです。しかし、他の人はゲーム業界で頑張っている時、私も自分の分野で頑張ってきました。その分、絶対貢献できる何かがあると思います。そして、そこを肯定してくれる先輩と上司がいるから、さらに自信を持てるようになりました。

最後にこれを書きたいと思ったのは、マイノリティになるから自分がやりたいことに対して躊躇があるだれかの力になれたらと思ったからです。もし、たまたまこの記事を読んでいるあなたもゲームもしくはエンタメ業界の未経験者で、挑戦したいけど迷っているようであれば、ケルベロスのように自分の過去の経験を活かせるチームがあることを伝えたかったです。ケルベロスの中に、弁護士さんもいれば、コンサル経験者、ゲームと関係ない事業会社の出身者、ゲームセンターのお兄さんなどなど、色々な人がいます。細かい粒度で言うと、皆それぞれの経験が独特で、マイノリティともいえると思います。マイノリティは強みでもある!というメッセージを伝えたくて書いてみました。

長くなってすみませんでした。そして、最後まで読んでくれてありがとうございます。これからもケルベロスのことをあたたかく見守っていただければ嬉しいです!

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