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[徒然]自信満々だった就活で落ちた。すべてを否定された気分だ。

これまでの生き方をすべて否定された気持ちだ。自分の生き方や人生に対する想い、必死に考えてきたことをパワフルにぶつけた選考だった。それに落ちたのだ。あなたのような人はうちの会社には入りません。だとさ。

俺を取らないなんて長期的に見たら大損害ではないか。馬鹿な企業だ。なんてそう強気にはなれない。俺はひどく落ち込んでいる。これまで、なるべく人とは違うことをしようと心がけてきた大学生活だった。とにかく自分を周囲の大学生とは差別化してやろうとしていた。嫌な奴だったのかもしれない。でも、それでも今、みんなと同じように就活に苦しんでいる。下手したらみんなよりも苦しんでいるかもしれない。なんだか悔しい。

悔しさが脳を溶かしているので、今回の一人称は「俺」を使わせてもらいたい。普段のnoteでは「僕」と言っているが、本当はそんなに行儀のいい人間ではない。朝ごはんをキッチンで立ち食いしたり、ガハハと笑ったり、俺はそういうガサツな人間だ。

そんな人間だから落ちたのか? いや、そんなことはないはずだ。まずは今回の就活の詳細を話そう。

某ベンチャー企業(通年採用・一次 動画選考)
・学生時代に力を入れてきたこと
・どんな目標を立て、どう工夫し、どんな成果を出したか

こういったことが問われた。いわゆる普通の設問だと思う。だから俺は、自分が学生時代に頑張った個人事業の立ち上げについて話した。

大学2年の冬にPRドキュメンタリー映像を専門に映像制作代行の事業を立ち上げた。内容としては営業から制作まで自分で行うというものだ。Instagram上で、小規模な企業や個人事業主をターゲットに営業活動をする。そして、お返事をもらえた方とzoomでヒアリングし、要件定義をし、クロージングできたらご契約。自ら映像の構成を考え、撮影に赴き、premiere proで編集し、納品する。一連のことを1人でやっていた。

それなりに頑張ったつもりだし、それなりにマーケや心理学的なことも工夫して事業を設計したつもりだ。「それなり」だったのが悪かったのかな。あぁ、もうダメだ。考えれば考えるほど、考えが巡って何が何だかわからなくなる。

そして選考では、俺が特に自分のアピールポイントだと思う「営業」についての部分を話した。どのように営業方法を工夫して、どんな成果を得たのか。これに関しては自信があった。収益化まで1年半かかってしまったけれど(映像の事業を立ち上げる前にも他の分野に手を出していて失敗をしていた)、それでも映像制作代行ではそれなりに稼いだ。週4でアルバイトするのと同じくらいには稼いでいたんじゃないかと思う。だから自信満々で意気揚々と威風堂々と魑魅魍魎と動画選考に臨んだ。(四字熟語ならなんでもそれっぽくなると思ったらならなかった、ごめん)

何度も撮り直して、しっかりと話せた一つの動画をその企業へ送信した。俺はその日は気分が良かった。しっかりと自己PRできた気でいたから、「これで落ちることはないと思う」なんてダサいこと両親にも言ってしまった。あぁ、どんな顔で落ちたと報告すればいいのか。いや、報告するのはやめよう。「あの選考どうだった?」なんて聞かれたら、「そんなことあったっけ?」としらばっくれよう。馬鹿になろう。はにゃ?

みんなは落ち込んだ時、どうしているのだろう。夜空を眺めて涙を流すもよし、何かに打ち込んで忘れるもよし、海に向かってバカヤロー!!とかなんとか叫んでみてもいいかもしれない。ちなみに俺は、思いっきり叫んだことが人生で数える程度しかない。なので一度は海に向かって叫んでみたいものだ。

「大きな逸物をく〜だ〜さ〜い〜!!!(一部どぶろっくより抜粋)」

はぁ…、脳が溶けてやがる…。あまりの悔しさによって、理性という人間を人間たらしめるはずのものが失われ、無意識のうちに押し込められていたものが発露していやがる。動物だ。わんわん。ぱおーん。もういっそ、このまま動物になれたらな、そしたら社会という負のスパイラルから抜け出して野生へと帰れるのに。

人はプチ絶望をすると、こんな思考回路になるのか。自分が誇りに思っていたものを否定されるのはこれほどまでに辛いのか。いや、俺の伝え方が悪かったのか。テクニック的なミスだと思うことで、少しは気持ちが紛れる。早口だったかな、とか。もっと具体的な数字を入れて話せば良かったかな、とか。就活とは辛いんだな。社会人の皆さん、ここに敬意を表します。ブラボー。

はぁ。

よし、こうなったら自信をつけよう。まずは「圧倒的成果」を出すこと。就活はゴールじゃないさ。人生においてなんでも圧倒的な成果を出し、認められることだ。たまに人に認められたいなんてエゴだとかいう人いるけれど、それは綺麗事だ。認められるから付加価値がつき、価値がつくからそこにお金が発生する。お金がないと、日本社会ではちと苦労しそうだ。だから誰かに認められることは非常に重要だ。(それが全てではないが)

では、何で成果を出そう。今、自分が頑張っていることを箇条書きにしてみた。

・長期インターン(某ベンチャー企業にて営業アシスタントとして勤務)
・社会学研究(宮下パークと若者が作り出す独特の空気感の正体を暴く)
・写真(研究の一環ではあるがInstagramのフォロワーを伸ばしたい)
・note(最近は毎日投稿を心がけている)

ちなみに、インターンを初めてから映像制作はペースダウンさせている。理由としては、自分のできることをさらに広げるためだ。個人事業をいつまでやっていてもな〜と思ってしまったのだ。だからベンチャー企業に飛び込んだ。そこでは、いい経験をさせてもらっている。

では、圧倒的成果を出すために、とにかくこれらの頑張っていることをとにかく続けよう。継続こそがなんとか。とかいうだろう。俺は特に継続するのが苦手だから。今回はこの悔しい思いをバネに頑張りたい。

これを読んでいる人が、もし何か辛いことがあっても元気を出してほしい。こうやって気持ちを文字に起こすだけでも少し気持ちが晴れるものだ。もし何か皆さんにも辛いことがあったら是非、コメントに書いてくださいね!ただし明るく書くこと!ポジティブさってやっぱり大事よね。なんだかんだ。

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