セメント系レンガとは
レンガに見えるけど、レンガじゃないの?
多くの方からよく「セメント系レンガってなんですか?」と聞かれます。
セメント系レンガについて解説していきます!
セメント系レンガって何が違うの?
成分の違い
セメントに軽量骨材などを混ぜ、型に流し入れて固めたものです。軽量骨材を混ぜることで品質が安定することが長所です。材料を定められた値で配合します。硬さや重量など、ひとつひとつが規定の基準値をクリアするので安定した品質を保つことができます。本物のレンガと比較すると軽量化されています。
型に流しいれて作ります
流し入れる型に工夫があります。コアブリックは欧州アンティークレンガの面状から型をとっています。アンティークのレンガをそのまま模り、凹凸もダメージ感も残しています。
ひとつの型だけでは単調でのっぺりとした雰囲気になってしまうので、コアブリックは複数の型を使います。セメント系レンガタイルの製造は本物のレンガ壁を細部に渡り追求して作られています。
色を豊富に作り出すことができます
セメント系レンガタイルは、色を幅広く作り出すことができます。色を自在に作り出すことができるので、レンガと比較しても理想の色合いに出会うことが可能です。インテリア性を重要視するとき、色の選択はとても重要なのでセメント系レンガは色選びに最適です。
本物のレンガは色合いに選択肢が少ないものです。
レンガの色は土に含まれた成分によって変わります。その土地で取れた粘土や頁岩、泥に含まれる鉄分量で色合いが決まります。また、焼きあげる時の酸素量でも色合いが変化します。
レンガで理想の色合いが見つからない時は、表面に塗装を施すなどの工夫が必要です。
セメント系レンガのこだわり
色幅がある
例えばコアブリックのダークレッドには、色の濃いものから薄いものなど、1箱の中に濃淡の差があるブリックが入っています。ところどころに黒っぽいものも含まれてるので「黒いレンガが混ざっている!」と驚く方もいらっしゃいます。これは計算された配色です。濃淡があると壁面に仕上げた時の雰囲気が格段と違ってくるのです。
内部まで加色
上の画像はグレーのコアブリックです。内部も表面と同じ色であることがおわかりでしょうか。表面だけに色を乗せたブリックの場合、カット面を隠すように貼る必要があるので、作業がひとつ余分になります。
コアブリックはカット面が表面と同じ色合いなので、切断して端に納めた時も違和感なく仕上がります。
工程を気にする必要がないことで施工性が上がります。
では、本物のレンガとは
レンガは本来、建物の構造に使う資材です。海外で見る素敵なカフェやレストランにレンガ壁が使われている時、もともと建物の構造に使われているレンガをそのまま剥き出しにしていることが多いでしょう。
これを積み上げて壁面を作るなど、現代の建物ではほとんどありません。
DIYでやってみよう
初めてのDIYでレンガに挑戦する方にお勧め動画です。施工前の準備段階から丁寧に解説します。きれいに施工するための下準備はとても大切なステップです。是非ご覧頂きたいです!
セメント系レンガのラインナップ
セメント系レンガといっても様々な風合いのものがあります。インテリアに合わせて好みの色を選ぶのもステキですし、カタチで選ぶ方法もあります。まずはセメント系レンガがどんなものか、ちょっと覗いてみましょう。
色見本が欲しい方にはサンプルがあります
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