元カレコレクション②
このただ気持ちの悪いコレクションを
①から続けて見てくださってる皆さん、
ありがとうございます。
成仏されて元カレたちも喜ぶ事でしょう。
初めましての方はよかったらこちらから。
職業不明アムウェイ男D
こちらは↑の記事のモデルにもなった人であり
私史上最も"ナシ"な元カレである。
何しろこいつとは2ヶ月足らずで
爆速破局しており、正直元カレというのにも
カウントするか迷うレベルである。
が、
最近はマッチングアプリで
恋人を探されている方が多いようなので
マッチングアプリには稀にこういう男がいるぞ!
という注意喚起のためにも描いておこう。
私とこのDもマッチングアプリで
知り合って何回かデートをしてから付き合ったが、
とにかく全体的にフワッとしたやつだった。
仕事の話を何回聞いても核心をついた答えは
返ってこない。わかっていたのはいくつかの
バーでDJをしていることくらいだ。
その時の私は23歳で結婚や真剣な恋愛を
求めていたわけでもなかったため
楽しいし、いいや〜となんとなくで
流れに身を任せていたが
付き合ってまもなくしてからの彼は
引っかかる行動があまりにも多かった。
Dは仕事関係の人からの電話がかかってきても
私の前では絶対に出なかったし、
かと思ったら「仕事で呼び出しを食らった」と
急に外出して行ったり。
Instagramの投稿には
聞いたことのない団体名にハッシュタグをつけ、
『〇〇さんには感謝』
会社名のかかれていない、
表彰式のような写真と共にスーツで参加し
『さらなるステージへ!』などと書かれており
おやおやおや?これはだいぶ香ばしいのでは?
この私の勘は当たっており
彼はアム〇ェイの勧誘、工作員だった。
この事実が確定した時点で私のDへの気持ちは爆速で
冷め、最後は顔も合わせず別れを告げた。
今思い返すとたまたま私を勧誘できなかっただけで、
本当はマッチングアプリでカモになりそうな
女を探してたのだろう。
ゾッとする話である。
アムウェイが法律に違反しているとか
合法だとかそういうレベルの話ではなく、
まともに働きもせずマルチ商法のような
小手先の商売で儲けようとするそのセコさや
自分よりも年下のアム〇ェイ会員たちを集めて
"妹たち"呼びをしているあたりがもう激イタ。
見ていられない。
この話はもう4年ほど前になるが、Dは
今もまだ活動を続けているらしい。
あいつもう30超えてそこそこいい歳なのに
なんも学んでねえな。
まあ頑張ってそのさらなるステージの
マスター(笑)にでもなってくれ。
カラオケ軟禁オーナー社長Y
こちらのYは私よりも一回り年上で、
一番直近の元カレだ。
なので記憶にも新しく割と鮮明に覚えている。
Yは美容院やネイルサロンを数店舗経営している
若いオーナー社長である。
1年ほど一緒にいたが実質きちんと付き合ったのは
半年くらいだった。
オーナー社長としては若いとはいえ
年齢的には35を超えたいい大人なので
今までのようなキャッキャした恋愛の感じはなく、
週に一回ご飯に行って、お酒を飲む くらいの
ある程度距離感のある関係性が続いた。
その関係性になんとなく疑問を感じ、
私から彼に別れ話を切り出した。
一度は受け入れてくれたものの
その後は友達として食事に行こうという話になり
別れた次の日に食事に行った。
そこで沖縄旅行に誘われた。
え????
1年も一緒にいて旅行の話なんかされたこと
なかったのに、別れ切り出されて急に沖縄旅行。
わかりやすく悪あがきしている。
まあその誘いはなんとなくはぶらかし、
食事のあと帰ろうとしたら
ちょっとだけ!と
カラオケボックスに押し込まれた。
この時点でちょっとヤバいのでは?と勘づいたが
気付けば2時間のセットで注文されていた。
最初はいつも通り歌っていたが、
対面ボックス席で反対側に座っていたYが
気づいたら私の隣に移動してきた。
ここからが地獄である。
別れたくないだとか失いそうになってから
私のことが大切だと気づいたとか
同じようなことをネチネチ言い続ける。
なんだったら手の甲にキスとかしてくる。
私が知っている大人でさっぱりした性格のYとは
まるで別人だった。
『別れ際に人の本性が出る』というが
あれはやっぱガチだな。
身をもって学ばせていただいた。
結局、
タッチパネルから制限時間のアラームが鳴るたびに
Yが『延長』ボタンを押し、合計4時間半ほど
カラオケの個室に閉じ込められていた。
この話を男性にすると
『別れたくなくてそんなことするの可愛いくない?』
と言われるが、アホかと思う。
こっちは別れ話をした時点で気持ちはゼロ、
もはやマイナスなのだ。
そんな好きでもなんでも無い男に言い寄られるだけの
4時間半は女からすればただの拷問でしかない。
そんなのはキャバクラで金を払ってしてくれ。
学び
ここまでの①②と元カレコレクションを
読んでくれた方は分かると思うが
人には非常にいろんなタイプのヤバさがある。
ただ私が常に心がけていたのは
失敗からきちんと学び、
同じような失敗をしないということだ。
人生は短い。
何度もゴミを拾っている時間はない。
ゴミをゴミだと思わずに
大事に大事に抱きしめている間にも
私たちはどんどんオバさんになるのだ。
逆に"宝物"はどうやって見つけるのか?
そのことについてはいくつか次の
コラムで描きたいと思う。