〚中小企業論〛事務職雇うなら面接より筆記・実技試験やった方が良いですよ
BtoBのコールセンターで勤務していた時に気になっていたことの1つが通話相手の事務員のPCスキルの低さです。
コントロールパネルが開けない、Excelの基本操作を知らないというレベルを頻繁に相手します。
もちろん現実では絶対口にしませんが「なんでPC使う仕事してるのにこの程度のことが出来ひんの?」と思うことは多くあります。
これは現職でも似たようなことがあり、営業職として入った私が一番会社内でPCに詳しいということが起きてるわけですね。
何せカタログを更新するにあたってデザインはAIを活用しましたが、AIを活用できるのも私しかおらんという有様です。
そして事務職というのは景気を問わず非常に人気の職種となっています。
そこを踏まえて、中小企業の事務職の採用方法について、少し考えてみたいと思います。
👔ぶっちゃけ面接はいらない
結論から言って事務職に面接は不要です。
実技だけで充分でしょう。
何なら履歴書も写真は無い方が良いです。
何故なら「事務職は女がやるもの」という世間(特にオジサン)の認識は未だ強く、履歴書で写真を見たり面接をしたりしようものなら容姿点で大部分が決まってしまうのです。
加えて事務職は他の職種と違って離職されません。
面接で見極めるポイントは離職されなそうかどうかだと思うので、職種的に極端な人気がある事務職の場合、なかなか離職されないんですね。
そもそも事務職が人気の理由って「楽そうに見える」からですし、応募者側のこの認識って言うのも変わらんと思ってます。
だから事務職は基本的に実技だけを見た方がミスマッチが少なく済みます。
💻経営者がPCスキルない場合の基準
とは言え、実技試験をするっていうのはPCスキルのある人間が自社に必要なPCスキルを見定めることができないと、実施できないですよね。
その場合は資格欄を見ておくと良いでしょう。
ある程度PCスキルを把握できるのは情報処理系資格です。
一応、広義に見ればMicrosoftやCisco系の資格も情報処理資格とします。
最低限、この辺の資格を取っていて、合格証の写真を撮ったものを履歴書のExcelやWordファイルと一緒にメールで送ってもらえば良いでしょう。
これでPCスキルが無い人間はかなりいなくなりますし、残った人間から一番有用そうな人間を採用すれば良いだけです。
基本情報技術者試験に受かってる人間なら中小企業の事務職としては十分に戦力になるでしょう。
プログラマーの世界でもポートフォリオの提出を採用試験で求めることは多いものです。
人気職種の事務職なんて尚のこと、容姿点を加味せず実技だけで選抜し、それでも同程度のスキルの人間が複数いると思ったなら、その時に面接を考慮すれば良いんじゃないかなと思います。
くれぐれも貰う履歴書は写真無しにすること。
写真が付いた時点で(オジサンの下心で)容姿点が加味され、正常な判断ができなくなります。
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