🌸会社人として2年目を迎えた貴方へ🌸

昨年新卒で会社人として２年目を迎えた皆さま、お仕事お疲れ様です。
１年目を無事脱落せず、２年目を迎えることが出来たということは、まぁ極端に悪い職場を引いたわけではないと思います。
とにかく１年目に考えていて欲しいことは、貴方が立っているフィールドは誰かが得たかった場であるということです。

大きな会社であればあるほど、そのフィールドは間違いなく「誰かが立ちたかった場所」です。
そこを考えることが出来た人は、よほど過酷な職場で無い限り、１年目は乗り切れたのかなと思います。

🌸2年目は試練の年になる

では１年目を無事に越えて、２年目に入るとどうなるかと言えば、これは試練の年になります。
皆さんの職場にもいよいよ後輩が入り、少なくとも夏までには現場に配備されるでしょう。
１年目だった時の皆さんは、謂わば職場のアイドルでした。

「社会人１年目やからまぁ大目に見ぃひんとなぁ」という感じで先輩社員から扱われていたと思います。
そして２年目、新入社員が入ったと同時に先輩社員の態度が「社会人２年目なんだから知ってて当然やろ？」に変わっていきます。

実務面でも急に先輩社員のサポートが少なくなり、あまり面白くない場面が増えると思います。
２年目と言うのは難しい年で、責任ある仕事、本当にやりがいのある仕事ができるわけでもなく、かと言って甘く見て貰えるわけでもないというところで、だいぶ厳しい立場に立たされる年です。
なので今年１年は大変な年になると思います。

🏢当然安易な転職は禁物です

１年目同様、安易な転職はしてはいけません。
大抵の会社人は２年目はまだこれと言ってスキルは身に付いていないでしょう。
いくら第二新卒向けの転職市場があるとは言え、行き当たりばったりの転職は良くありません。

いわゆる「普段でも安易な転職は禁物」なのですが、今年は些か外部環境もあまり良くはありません。
現業であればいくらでも人手不足ではありますが、一部の業界（というよりＩＴ業界ですが）は売り手市場から買い手市場にシフトしつつあることが取り沙汰されています。

コンサルティング会社のアクセンチュアが人員整理をしている話もあり、外部の動向もあまり良いとは言えないです。
恐らくコロナが５類化するに伴い、ＤＸブームが下火化します。
アメリカの金融危機次第によっては、転職環境は更に悪化する恐れもあります。今年はなんとか今の会社でしのいでください。

🍀日々の生活に小さな変化を加えること

今年は試練の年になると言いましたが、同時に恐らく毎日同じ業務の繰り返しになることで、退屈になる１年になるとも思われます。
そのため、日々の生活に無理のない範囲で、小さな変化を加えてみることをオススメします。
例えば新たな趣味を発見してみたり、３年目に備えて資格の勉強をしてみることも良いでしょう。
恐らく初心は忘れているでしょうから、日々の生活にちょっとした変化を加えて、少しでも退屈にならないようにする工夫をした方が良いでしょう。

今年は新入社員が現場インした段階から先輩の態度が豹変し、ややもすれば「先輩ウゼー」と思うこともあるかもしれません。
誰もが必ずと言っていいほど通る道です。貴方の後輩の新入社員もまた、来年同じことを経験します。
今年は試練の年になる。そう心構えして、無事に２年目を乗り切ってください。