デジタル庁落ち武者化待った無し!:DXを成功させたくばNTTやNECを追放せよ!!

「なんだコレは・・・国のデジタルトランスフォーメーションは今から失敗が確約されてるじゃないか・・・」
行政のＤＸを成功させるには民間の知恵も必要不可欠。菅（すが）政権のデジタル庁新設は概ね良い流れだと思っていたのですが、デイリー新潮の記事で見事に拍子抜けさせられることになりました。

巨額の予算と利権の巣窟に不安…9月発足の「デジタル庁」に群がる“ITゼネコン” | デイリー新潮

デジタル庁の民間人材として参画するのがＳＩｅｒというのに唖然とします。
ＮＴＴ、富士通、日立にＮＥＣと、見事なまでに日本のＩＴを停滞させた不届き者共が名を連ねているではありませんか。
ＩＴゼネコンの元請けとして君臨するこれらＳＩザウルス。きっと泣かされた技術者も少なくないはずです。
「こいつらＤＸから最も遠い会社共だぞ・・・」
これから前例のないことにチャレンジし、日本をデジタル立国していかないといけないというのに、何故ＳＩｅｒなのか。この時点で日本のＤＸは既に失敗に向けて発進しています。

💻なぜベンチャー人材を使わないのか…

国のＤＸをやるにあたって民間人材を活用すること、それ自体は何ら悪いことではありません。霞が関の役人だけで日本のＩＴ立国は不可能です。
ＩＴを用いて新たな社会を創ることにチャレンジしていかなければならないのですから、民間の活力は必要です。お役人の考えだけでは日本を導くことはできないでしょう。
日本という国のＤＸをやっていくためには、国家として今後ありたいグランドデザインを描き、それをプログラムに落とし込むことが必要になるでしょう。
ベンチャー企業などは「自分のビジネスモデルをどうプログラミングに落とし込むか」という
よって民間活用は良いことなのですが、一体なぜベンチャーから人材を募らないのか疑問しかありません。
ましてＳＩｅｒは尤も既得権益の維持に努め、ＩＴの停滞に尽力した不届き者です。自社の改革すらできないＳＩｅｒに国のＤＸなど何ができるのでしょうか。
マーケティングもできなかったからＰＣ事業は外資に買収され、ＳＩｅｒに落ちぶれて行った落ち武者ＳＩザウルスが国のＤＸだって？
笑わせるのも大概にして欲しいものです。

🌐身内主義に走るなら外資にDXさせた方がマシだ!!

ハッキリ言ってＮＴＴやＮＥＣ、日立に富士通と言ったＳＩザウルスにデジタル庁へ参画させるなら、小松製作所、凸版印刷にでも参画させた方がよっぽどマシです。日立やらＮＥＣと言ったＳＩｅｒに比べれば、よっぽどデジタルを用いた自社改革に成功しています。
せめてサイボウズやらＳａｎｓａｎ、ＣｈａｔｗｏｒｋなどのＳａａｓ提供事業者と協業する方が、よっぽど新しいものを生み出せそうなもの。
未だ社内連絡さえメールと電話が主流なＳＩｅｒがデジタル庁に参画する時点で、もう失敗するのが目に見えようものです。
こんなんだったらＩＢＭなりＺＯＨＯなりセールスフォースの人間を参画させた方が、よっぽどＤＸらしいことが出来るでしょう。
本当に日本がＩＴ立国したいなら、デジタル庁からＮＴＴやＮＥＣを追い出さないことには、スタート地点にすら立てないぞ・・・。