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〖内灘町〗北陸鉄道でディープな旅をする🏖

金沢のホテルは兼六園エリアに多く、駅前になると少なくなります。
そして西金沢になると殆どホテルが無く、楽天トラベルから予約できる海側のホテルはごく僅かしかございません。
そんなホテルの中でも金沢みなとホテルが私のお気に入りホテルなのでありますが、先日の宿泊でエラい目に遭いました。

大浴場に行く前に自室の鍵を閉めたか不安になり、戻ってみたら鍵が開いておりましてね。
「しまった、鍵かけ忘れたんか!」と焦り、財布の無事を確認しようと思ったその刹那、男が部屋にいたんです。
よく見ると全裸で「なんで全裸❔❓😳」とその場は凍り付きました。

「あ、あ、部屋ちゃうかったんか!!」と気付き、慌ててドアを閉めたのですが、その部屋では正に男は大欲情の最中だったわけです。
ミスにミスが重なると悲劇になります。
「(部屋間違えた私が悪いけど)全裸になるなら鍵くらいかけてくれはって🤢」
と嘆きつつ、再び大浴場に向かいました。
皆様、大浴場に行く時と大欲情をする際は、くれぐれも戸締りにはお気をつけください。

🚃意外な穴場:内灘町

さて、金沢と言えば大抵の観光客は兼六園を目指すと思いますが、1人旅なら南下せずに北上するのもオススメです。
金沢駅を降りて東口すぐ地下に北陸鉄道の北鉄金沢駅があります。
北鉄金沢駅から北上すると〖内灘〗という駅が終点にあるのですが、この内灘から更に北上しますと〖内灘砂丘〗という砂丘が広がっています。

内灘砂丘は日本で3番目に広い砂丘でして、砂浜を車が走ります。

どことなく外国感を感じることができる砂丘でして、砂浜にタイヤの跡がところ狭しと残ってる砂浜というのは、なかなかございません。
この砂浜は内灘サンセットパークの手前まで続いています。

砂浜から右手側に見える風力発電所は〖内灘ウイング〗という名前がついているらしく、総合公園の中に設置されています。
総合公園には展望台もあり、日本海を一望することができます。

北側にも砂浜がありますが、とにかく大きいんですよね。
元は南側と1つの砂浜だったんじゃないかってくらいに広大で、南北両方あるくと3時間くらいは掛かってしまいます。
兼六園と比べると団体旅行には不向きですが、北陸鉄道の内灘駅から1㎞北上すると辿り着ける広大な砂丘は、1人旅のスポットとしては最適です。

🍚付近のグルメスポット

せっかくなので、付近のグルメスポットもご紹介します。

🥟珉来

内灘のグルメスポットと言ったら第一に、なんと言ってもココ、珉来です。
とても人気の中華店で、珉来オリジナルのメニュー〖珉来飯〗が看板メニューです。
肉の旨味とまろやかさが合わさった逸品で、派生品である珉来麻婆飯も美味美味です。

🍜らーめんla.la.la

内灘駅から比較的近いラーメン店、らーめんla.la.la。
毎週終末に限定メニューを扱っています。

今のところ私が食べた限定メニューはまだ凄っ鶏のみです。
鶏ベースの出汁と水で作ったとのことで、想像以上にコッテリとした味でした。コッテリ派にはたまらないラーメンかも知れません。

暑い時季には冷たいラーメンを食べたいものです。
そんな需要もしっかり満たしてくれます。
冷しニボはニボ白湯をベースにしつつ、冷たくとも香りとコクが失われないスープが良いところです。
チャーシューも美味しく、正に「わかってくれてるラーメン」でした。

🥟上海麺餃王

イチ推しです。
「麺餃王」という名前なのに「炒飯が美味い店」と売り出していて「何故」という気分ではあるのですが、本当に炒飯が美味いから困ります。

美味しいだけでなく、ボリュームもあります。
セットメニューで食べれるキムチ炒飯は、普通の中華屋の炒飯のそれより大盛です。
キムチ炒飯とは言っても、いわゆる韓国風の酸味があるキムチではなく、中華風の酸味が抜けたキムチです。
白菜が噛むほどに甘味が染み出し、食欲を刺激します。

なんと言っても麻婆炒飯は激推しでして、決して辛くは無いのですが、しかし麻婆の旨味と炒飯のコクの相乗効果、まるで計算しつくされたような美味さにスプーンが止まらなくなります。

また、餃子はギュッとしまった中身と、サクッとした焼き目、モッチリとした皮の相乗効果で、確かに「麺餃王の名は伊達では無いな」と思わせる逸品です。
ここは金沢市ではありますが、粟ヶ崎から徒歩で行ける距離で、内灘町はすぐ側です。
田舎町と言っても意外なグルメスポットがあったりして、飽きないですね。

北陸鉄道浅野川線は、かつて営団地下鉄日比谷線や、京王井の頭線で使われた車輛が走っています。
東京や埼玉に住んでいた人には、もしかしたら馴染み合った車輛かもしれないので、そうした懐古に浸りながら旅する内灘もまた一興かもしれません。

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