もうひとつの爆弾、頚椎椎間板ヘルニア②

「頚椎椎間板ヘルニア」と書きましたが、その症状名がはっきりしたのは、実は2度目の痺れが発症して検査した際のことでした。

1度目は、とにかく痺れをとることに必死で、地元の整形外科を2箇所、その後、藁にもすがる思いで訪れた麻酔科で治すことができ、はっきりした病名（症状名）はよく分からないままになっていました。

ただ、首に負荷をかけないように、会社も自宅も仕事用の椅子はヘッドレストのあるものに変えたり、パソコンに長時間向かわないようにしたり、首の角度を意識して生活するようにしたり、、あと枕はそれこそ何個試したか分からないほど。再発防止に努めた日々を送っていました（それは今もです）

そんなある日、1度目の痺れから約3年（今から1年前）今度は左側に痺れがやってきました（泣）
状況が同じだったので今度は心の準備もでき、また麻酔科にお世話になるしかないか、と思っていましたが、たまたま知り合いが同じ症状でみてもらった先生が良いというので、少し遠い整形外科を受診してみました。

結局その先生にも麻酔注射を打たれる事になりましたが、今度は星状神経節ブロックではなく、トリガーポイント注射なるものでした。

2度目の痺れは1度目ほど酷くなく（1度目が⑩だとしたら⑦位）、また2度目ということで自分自身も冷静でいられました。
診察の際に色々質問させていただき、MRIも撮っていただいたところ、1度目の場所、2度目の場所の「椎間板ヘルニア」を自分の目で確認することができ、なるほどと納得できたのです。

今も、爆弾を抱えているようなものなので、十分注意して生活していますが、仮に3度目があっても、麻酔注射という対処法がわかっているので安心していられます。
痺れが酷く、なかなか治らない時は、何人もの知り合いから手術できる病院を勧められましたが、しなくて良かったと今は思っています。

人間の頭は重くて、さらにパソコン作業やスマホを見る際は、角度がつきます。その時の首への負荷たるやそうとうなもの。頭を下げてスマホしている若者を見ると心配でムズムズしてしまいます。