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寿司を経費で食う方法

確定申告が終わってちょっとして、え〜昨年の収支こんな感じだったんだ〜と思う季節になった。

如何に経費を増やすか。毎年頭を悩ませる絶対命題に未だ答えは出ていない。


経費を増やしたいというのは、必要以上にコピー用紙をストックしたり、使いもしないデバイスを導入したりということではない。

ムダじゃなく、自分も楽しく、しかも税金的にアリなお金の使い方をどれだけできるかという話である。

ないんだよなぁ。

強いて言うなら、普段買う書籍はよほどのことがない限り経費になる。仕事に役立つ勉強としてのものだから。知見を広げる名目で、お芝居やお笑いのライブもまあいけることもある。

外食は5000円以下なら会議費、それ以上なら接待交際費。

Youtuberが高額な購入品紹介をするのは経費になるからである。


税理士さんに相談したところ、ワーケーションを勧めていただいた。バケーションしながらワークするやつ。要はPC持って温泉に行けばいいわけである。

それもまあ、アリ。なんだけど。

とんでもなくインドアな自分としては、できるだけ家から出ずに、かつ楽しいことを得たいわけである。経費使ってワーケーションなんて行ったら多分結局働いちゃうよ真面目だから。いや働くのが正しいんだけどさ、経費だから。

でももっと正直に言うなら、生活の全てを経費にしたいわけ。新しいことわざわざしたくないわけ。で、その方法を探しってるってそういう話なんですよ。


経費で生活する方法1:
できるだけクライアントと一緒に過ごす。

つまりあらゆるものを接待交際費と贈答にする。コーヒー飲んだら会議費。お菓子は打ち合わせ用。いっそクライアントと一緒に住む。いや同世帯になるとややこしい。ちょっと厳しい。

っていうかそんな理由で一緒に住んでくれるクライアントいない。むしろいたら怖い。

経費で生活する方法2:
クライアント社の製品だけ買って生きる。

これはちょっとありそう。事業・製品研究。なんなら競合を知るためという理由もつけられるので、一応買える商品も一択にはならない。使い比べ、食べ比べ、飲み比べできる。

ネックなのは今自分のクライアントに生活用品を扱っている会社がほぼない。あるのはミサイルとかだ。ムリだ。

経費で生活する方法3:
プライベートをネタに切り売りする。

要はYoutuber方式。企画にして経費にするやり方。できなくはなさそう。こういう日報(という体の何か)に買ったものを全て登場させればいいわけだから。ダイレクトPR日報にすればいいのだ。

今日の朝はsertaのマットレス(カタめで寝心バツグン!)で目覚め、朝の光を浴びたらデロンギ(秒で沸く!)で沸かしたお湯を飲んで1日のスタート! ブラウンの歯ブラシ(持ちやすい!)とデンティスの歯磨き粉(ツルツルになる!)で歯を磨いて、ルナソルの洗顔(ジェルだから楽!)で顔を洗い、今治タオル(ふわふわ!)で顔を拭く。……のあとに出てくる身だしなみ用品を経費にし、朝ごはんも全て経費にし。

……なるだろうか。これは経費になるのだろうか。


だんだんわからなくなってきた。むしろこれは経費のために生活しているのではないだろうか。

なんかアンジャッシュかラーメンズかがこんなコントやってたな。


とりあえずトップの画像を銀のさらにしてみた。「日報のカバー画像にした寿司」は経費になるのかどうか税理士さんに聞いてみたいと思う。


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