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業務のデジタル化が進まないのはどこの階層の問題なのか

昨日、最近ではあまり聞いたことのない、実に生産性のない後ろ向きな相談を上司が持ってきたので逆に面白くなって、記事にしてみました。

曲がりなりにもRPAを進めているわたしに、印鑑を用意して、書類発送時にそれを押印しろと言う。

WHAT !?

昨年まで、一年半に渡る本部との打ち合わせの上、ようやくペーパーレス化に成功したというのに、今更、印鑑だと!?

ていうか、それ
わたしに命じるレイヤーの話???

これを聞いた瞬間に、かなり冷静な精神状態とは裏腹に、物理次元の身体の方が先に激昂してしまい、上司を涙目にさせるという、久々のイベントとなりました(笑)

ペーパーレスって、作業者レベルの人たちの方がやりたがらないんですよねー。


PCからデータを出す必要もないのに、それをわざわざ印刷して目視で確認して、入力時にヒューマンエラーを起こした上に数字の入った裏紙を使用して、クライアントに激怒される…という、コントのような話が割と普通に起きているというのに。

RPAを使えないと簡単に言う人は実に多いけれど、業務の標準化やデータクレンジングをきちんとやらずにいきなりソフトを導入して、何かのコンテンツのアプリのように使おうとするからなんだけどねー…。

うまく繋がらないシステム同士の穴を、実はうまく繋げるのに一役買ってくれたりする。
要は使い方次第。

話を戻すと、パワハラやモラハラが社内でも取り締まり強化され、eラーニングさせられまくってる昨今、しばらく聞いた事のないセリフをその上長が吐いたんですよ。
「そんなことぐらいできるでしょ?」


その押印に対する1ヶ月の作業工数増を言ったら
「それぐらいやれるよ、やらないとダメだよ」

What was that!?

普段、チャージの根拠がどうだの、費用対効果を出せだの言うくせに即答されるとそれだから。

そんなことぐらい、と言うならあなたがやりなさい(原文ママ)

その後、数十分ボコボコにされた上司は、携帯に着信が入るという助け船で慌てて室外に退避。

その上に助けを求めに行ったのかと思って待っていましたが、その上って(笑 以下略)さすがに連れて来れなかったようで、自席に退避しているところまで行き、

物理的手法でないなら対応してやる

と、その提案通りになりましたとさ。
何故、先に相談できないかね。
報連相とか口先だけで言ってるからだよね。

過去、わたしに狩られた人々は数えきれないが(一般社員は狩りの対象外)否定だけして代案を出さないというのはやった事がないので、まあ仕方ない…と自分の性分に呆れつつ。

今年、RPA導入の功績で表彰され、損益改善に劇的に貢献したわけですが、その後バトンタッチしたその上長は、よく見かけるタイプではあるのだろうけど…

どした!?

って感じでしたね…。
やばいですよね。

データをわざわざ紙にして複合機で送るの、いいかげんやめないと、デジタル化進めてる部署と相殺になっちゃうだけよ…。


とは言わなかったけど、それを進めなきゃいけない東日本の責任者がそれ…ってw


なんか思い出すと笑えるから、まあいいか(笑)

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