celestial body

40代の元会社役員です。 17年勤めた会社が倒産に至るまでを忘備録にしてまとめてみまし…

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40代の元会社役員です。 17年勤めた会社が倒産に至るまでを忘備録にしてまとめてみました。 その後、うつ病と判明した為、療養で感じたこと、過去の記憶を書いていこうと思います。

マガジン

  • 「初めての心療内科」

    始めて診療内科の受診した時の記憶です。 さらっとした内容です。よければどうぞ

  • 「私について」

    「私」についての忘備録になります。 在籍した会社が倒産するまでの記憶です。 報われない話です。 それでも良ければどうぞ。

最近の記事

  • 固定された記事

初めまして

名前は天体って意味になります。 celectialって言葉が好きでこんな名前になりました。 いきなりですが、これから人生頑張っていく為に、忘備録を作り、過去の私から仕切り直そう!と一念発起してみました。 以前までは、過去の私を思い出す度、動悸や眩暈で生活に支障をきたす事があり、あまり考えないように努めていました。 最近、時間に余裕が出てきたので、少しづつですが文章にして心に折り合りをつけ、整理していこうと思い至りました。 忘備録ですので主観的な話です。 しかも、物書き

    • 居宅と訪問(2/5)

      居宅介護支援と訪問介護 居宅介護支援と訪問介護ってどんな仕事でしょう? 話の前段として概要を記載しました。 参考にして頂ければ幸いです。 「知ってるよー」って方は目次の前回の続きからどうぞ。 ※抜粋しましたが、検索すると分かりやすい資料があります。 ご興味のある方は入りやすい資料をご参考に 居宅介護支援事業所とは 訪問介護事業所とは とありますが、共通している事は介護を受ける方(以下利用者)が自宅で介助を受ける為のサービスという点です。 (ケーススタディを考えまし

      • 居宅と訪問(1/5)

        過去を振り返ってきた療養中の私ですが・・ ただ、辛いだけでは無かった筈と、色々と思い返してみたのですが、どれも大変だった記憶が強く・・・ そんな中、新規事業に関わった仕事が印象深かったので、まとめてみました。 本業をかかえながら無茶振りを食らった平の取締役の記憶です。 おおよそ5回の予定です。 ※管理職側の視点ですので、現場の話は無いです。 ※当時も介護知識を無理やり詰め込んだので、偏りや間違って覚えている可能性があるのでその際はご容赦ください。 ※わかる方にはわかる

        • 目的と手段

          次回の題材が決まりました。 どうも私は実体験に基づかないと書けない人間なんだなぁと思い知りました・・・ で「取り組むぞー」となった時、初めに目的と手段を意識するよう心掛けてます。 良ければ、以前の話で出てきました会社の同期との話を参考に・・・ その後、彼は独立しました。 この会社でタイミングを測っていたそうです。 開業間もない頃、私とふたりで将来について飲んでいた時の事です。 「今のサービスに加えて、こんなサービスを始める!」 とぶち上げては「稼げるといいねー」

        • 固定された記事

        初めまして

        マガジン

        • 「初めての心療内科」
          3本
        • 「私について」
          11本

        記事

          朝のルーティーン

          というハッシュタグを見つけたので・・・  仕事をお休みして療養中だとこんな流れになるみたいです。 5:30 起床 病気になってから睡眠障害を併発しており(早朝覚醒だそうです)早い時は4:30位で目が覚めます。 (その時はスマホ見たり) そのまま起きて次の支度をする流れです。 5:40 ランニング 配偶者がいるので、起こさずにこっそり準備します。 元々の体質か起きてすぐ身体が動くので、即外出します。 1km程身体を慣らしてから大体3-4kmゆっくりランニングです。 初

          朝のルーティーン

          初めての心療内科(3/3)

          その後、診断書を書いて貰い、2年程かけて落ち着いてきた所で、転職する事にしました。 この時、私にとって致命的に浅はかだったのが 「これからは良くなる一方だろう」 と思い込んでいたことでした。 あの時のような目に遭わなければ大丈夫だろうと・・・。 しかし、転職先で味わったのは「フラッシュバック」という地獄でした。 今まで在籍した会社と風土が余りにも違いました・・・。 入社前まで隠されてましたが、目標重視の会社です。 直後はまともに頑張ろうと考えていたのでしょうね。 し

          初めての心療内科(3/3)

          初めての心療内科(2/3)

          病院に到着するまでが一番緊張しました。 外観は至って普通の病院です。 入っていくと受付と待合室がありました。 受付はいたって普通で、近所の内科を受診する感じです。 「席に座ってお待ちください」 一般的な待合室でした。 辺りを見渡して、患者さんと思わしき方も静かに座っています。待ってる間、問診票を記入していきます。 そのうち、別室に呼ばれ、身体、体重、血圧の測定、看護婦さんによる問診が行われました。 ここまでで違いがあるとすれば・・・ 「ものがない」という印象です。

          初めての心療内科(2/3)

          初めての心療内科(1/3)

          「そうだ。初めて病院行った時の事でも書こう」 書きながら次回を考えよう。 多分3回位です。 心療内科に始めて受診したのは40代になってからでした。 きっかけは↓です。 未読の方はどうぞ。 この時のダメージが抜けないまま転職をした結果、2年後にうつ状態が悪化してしまいました。 どうしてか「不安」で仕方がない 現状も将来も、とにかく不安が過ぎて、 (物事を)考えられなくなる 言葉が出ない という状況に陥り、これは病院に行った方がいいと感じ探し始めました。 近所の

          初めての心療内科(1/3)

          見つけ出す

          「うつの療養について書いてみよう」 と思い始めたものの、考えも文章もまとまらず、、、 最近感じた事から書いてみようかと思います。 3年位前にapple musicをサブスクに切り替えました。 その前までは近所のレンタル店でCDを借りて取り込み、音楽を聴いてました。 その時、なんとなく借りたサカナクションさんのベストアルバムの中で、「さよならはエモーション」の歌詞が気になりました。 もともと独創的な歌詞を書かれる方だなあという印象でしたが 私には「忘れてたこと」を「見

          見つけ出す

          「私について」の補足

          勢いで「私について」をあげていきましたが、読み返してみると私の回想を含めて、代表の行動がわかりずらいかと思いました。(文章が稚拙なのは勘弁ください。) 下記に私が考察した代表の行動をまとめてみました。 (合わせて「私について」一部修正しましたので、読みやすくなっていれば幸いです。) 1 架空商材の契約 約10年前から架空商材の契約(以下契約)で現金を集めていた (「私について4/10」から片鱗は見せていた) (「私について9/10」の”名簿一覧のお客様”が契約していた

          「私について」の補足

          私について(10/10)

          末路 ここから詳細は省きますが、お金を返して欲しいという電話が身近な方から言われるとやはり辛いものがありました。 何よりも響いたのが 「信じていたのに」 そうして、少しづつ会社からなくなっていきました。 そして、3ヶ月が経つ頃には事業不能となっていました。 その頃には私と数名の引継スタッフが片付けに出勤しました。 家族からこの頃の私はというと 曰く 寝てない 食べない 食べても戻す 手が震えてる 全ての指先の皮が剥ける 謝罪しながら意識が飛ぶ 常に誰かに見られ

          私について(10/10)

          私について(9/10)

          終わりの始まり② そうして何日か過ぎた頃 私にA社社員から声をかけられます。 「このPCに契約のデータが入っていたと思われるが、あなたがみて何かわからないだろうか?」 「代表は知らないふりをしている」 「あなたまでわからないふりはしないで欲しい」 無心で調べます。 代表はPCについて詳しくはないのですが、活用方法がわかると習得が早い人でした。 「多分何かあったと思いますが、綺麗すぎるのでUSBか何かに移したと思います…」 全て協力して早く終わらせよう。 それが当時

          私について(9/10)

          私について(8/10)

          終わりの始まり① そして、忘れもしません。 商材の会社(以降A社)の担当が来店しました。 「代表はいらっしゃいますか?戻られるまで待たせてもらってもいいですか?」 フランクな関係でしたので「良ければ対応しますよ?」といっても「ちょっとご本人でないと…」との事で待って頂きました。 代表が戻ると担当と一緒に外出し、戻ってきませんでした。 次の日、A社の担当と上司の方が来店されました。 代表は出勤しませんでした。 「昨日の件で色々確認したい。代表はいるか?」 「なにが

          私について(8/10)

          私について(7/10)

          最後の前振り ※もう一つ大きな前振りを思い出したので書いてみました。 全容は次回からとなります。 元々連絡が繋がらない代表でしたが、私が役員になってからはまず会社にいないし、携帯はなかなか繋がらない… 倒産するまでの数年間は、代表でなければ出来ない業務以外全て私やスタッフで回してました。 業務の中で一番大変だったのが、集金業務でした。 当時、法人のお客様で集金を希望された場合、月末に集金して預かったお金を処理していました。 (本当に察して下さい) この金額がなかな

          私について(7/10)

          私について(6/10)

          変な電話 勤めて10年位経った頃 代表から「役員にならないか?」と声をかけられました。 正直、魅力を感じる所が私には無く、やんわりと断り続けてましたが、徐々に圧力が強くなってきた為、取締役に就任しました。 「給料も上がるしいいか」 もともと残業もついてないし同じような感じだろう。 かなり舐めてました。もう甘々の甘です。 仕事内容は普段と変わらず、代表の追いつかない処理や会合は全て投げられ、こなせない仕事をスタッフにどうお願いしていくか常に考えてました。 給与も報酬

          私について(6/10)

          私について(5/10)

          「借用書の練習」 って何ですか?と代表の発言にツッコミを入たのを覚えてます。 これまた法人のお客様の話です。 どうも代表の前職からの付き合いで取引があり、今は社長の息子さんとのやりとりが多い印象でした。 休日、当たり前の様に残務をこなしに出社すると、その会社のご家族総出で来店しており、代表と話し込んでおりました。 (総出は珍しかったので記憶に残ってました。) 自分の仕事が落ち着いた頃、気がつけば誰もいなくなり、机には一枚「借用書」と書かれた用紙があがっています。 代

          私について(5/10)