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雨音を聞きながら過ごす午後

外で雨が静かに降り続ける中、家の中で過ごす午後は、家族にとって特別なひとときです。雨音が背景に流れると、なんとなく心が落ち着き、リラックスした気分になります。皆さんの家庭でも、雨の日の午後をどのように過ごしていますか?

我が家では、雨の日の午後は、お昼ご飯からスタートします。雨の音を聞きながら食べるお昼ご飯は、どこか特別な感じがします。窓の外を眺めながら、静かに降る雨を見ていると、家族との会話も自然と穏やかになります。

「今日は一緒にごはんつくるー!」と子どもたちが楽しそうに提案してきます。彼らはキッチンでお手伝いするのが意外と好きです。「僕はサラダを混ぜるね!」と息子が元気よく言い、娘も「わたしはおにぎり作りたい!」とか言いながら張り切ります。危ないので、レンチン調理がほとんどですけどね。

でも一緒に料理をする時間は、親子の絆を深める大切な瞬間です。食材を選び、一緒に調理することで、子どもたちの興味や好奇心を引き出すことができます。「かーたん、どこ押せばいいの?」と質問しながら、小さな背で脚立に乗りながら一生懸命にレンジのボタンを押そうとする姿は、見ていて微笑ましいものです。

食後は、リビングでゆったりと過ごす時間が始まります。最近は家族全員でYouTubeを観ることが多いです。「かーたん、この仮面ライダー見たい!」と息子がリクエストしてくると、みんなでソファに集まって鑑賞タイムです。動画を見ながら一緒に笑ったり感心したりする時間は、家族の一体感を感じさせてくれます。

粘土工作や色鉛筆での塗り絵も、雨の日の定番アクティビティです。「今日は恐竜を作るんだ!」と息子が粘土をこね始め、「わたしはピンクでおはなぬるーーー!」と娘が色鉛筆を手に取ります。子どもたちの創造力が発揮されるこの時間は、親としてもその成長を感じられる瞬間です。

午後の一番楽しい時間は、家族みんなでトランプゲームの神経衰弱をすることです。「どこにあったかな?」とカードをめくるたびに、「あった!イェーーーー!」と子どもたちの歓声が響きます。子どもたちが勝ったときの誇らしげな顔や、大人が負けるときの悔しそうな顔も、家族全員の絆を深める一コマです。

夕方が近づくと、外の雨音はますます心地よく感じられます。子どもたちが「明日もまた遊びたい!」と言いながら、満足げな顔で過ごす姿を見ると、家族みんなが心から楽しめた一日だったと実感します。

雨の日の午後は、特別なアクティビティをするわけではありませんが、家族との時間をゆったりと楽しむことができます。これからも、雨の日を楽しむ方法を見つけながら、家族で過ごす時間を大切にしていきたいと思います。

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