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週刊セブ島留学&起業日記(第26回)

この記事は2018年12月16日に配信されたメルマガのバックナンバーです。

<今週のトピック>
・セブ在住日本人との人脈の作り方
・英文和訳の問題で試されている能力って何か分かりますか?
・外国人労働者受け入れに反対する理由
・【未成年閲覧注意】ジャカルタの夜
・フィリピンの在庫管理
・マクタン島のスペイン料理『オラエスパーニャ』
・フランスの国家「ラ・マルセイエーズ」の驚愕の歌詞

セブは、ここのところ毎朝のように雨が降るのですが、空気が少しずつ乾いてくるのを感じます。着実に乾季が近づいています。いまは土曜日の朝9時、窓全開でこのメルマガを書いているのですが、爽やかな海風が体に心地良く、セブに暮らすことの素晴らしさを実感しています(日本で凍えている皆さん、スミマセン)。

さて、これからの観光シーズン、多くの日本人がセブを訪れます。私もメルマガやブログで情報発信をしているので「会って下さい」と言われえることも多く、時間が許す限り喜んでお会いすることにしています。要は一期一会ってやつで、こういうところから良い出会いって生まれたりするんですよね。

そこで、今回は「海外での良い人脈」を作る小さなコツについてお話したいと思います。そのコツとは簡単なことですが、現地の方とお会いした場合の食事代等は「訪問者が奢るべき」ということです。少なくとも「奢る」意思表示をすべきだと私は思います。

ここ、誤解しないで下さいね。私は「奢ってくれる人としか会わない」と言っているのではありません。むしろ、ご馳走して頂くことなど稀です。10回に1回もありません。更に言えば、私はあまり奢られることが好きでもありません。一方で、この記事は「海外人脈を作りたい人」に向けたものです。要は、割り勘よりは払った方が良い人脈には繋がりやすいですよ、ということが言いたいのです。

例えば、「セブで起業したい」という方から問い合わせがあり、私がその方とお会いするとします。この時、私は下記の価値を提供することになります。

1、セブで起業することに関わる貴重な情報とノウハウ。
2、お会いするレストラン情報(美味しい店を選びます)。
3、 求められれば、その方が滞在するホテルの選択についても助言します。
4、 食事以外にも行きたいという場所(買物や夜のお店)にもお連れします。

1は説明不要ですが、実は2~4にも大きな経済的な価値があるのです。例えば、ホテルのチョイス。セブを知らなければ、割高でひどい立地のホテルを予約してしまうこともあります。タクシーに乗る時も私が一緒ならどんな悪徳タクシーも撃退しますし、夜のお店に行ってもボラれることはありません。私の食事代なんて軽く飛ぶくらい大きなメリットを享受できるのです。そして、その方は「私の貴重な時間」を占有しているのです。

にも拘らず、中には私を便利な無料ガイドのように使う人もいます。完全に勘違いしています。私はよく全員の食事代をカードで支払って、各自の負担分を私の日本の口座に後から振り込んでもらうような手段をとります。その方が会計の都度楽なので。

そして、よくあるのが「1円単位での割り勘」で振り込まれることです(笑)。というか、大体このパターンです。例えば、「昨日は3人で合計3万円でした。ですので、時間のある時に1人1万円振り込んで下さい」と私はお伝えします

あなたは、いくら振込みますか?

私は基本的には自分が「会ってもらう場合」の初回は自分が払いますが、仮に割り勘するにしても、多めに払います。例えば、「少なくてスミマセンが、12,000円振り込ませてもらいました。昨夜はありがとうございました」とかいう感じです。

皆さんはどっちですか?

日本って「無形のサービス」にお金を払う習慣が希薄なのです。ですから、Feeサービスが欧米に比べて根付かないのです。そして「物とサービスをパッケージにして併せていくら」って感じで売ってきたのです。消費者はサービスに払っているという意識は低く、あくまでも目線は「モノ」に向いているのです。

少なくとも私は、「自分ができないことをしてくれる人」「自分が知らないことを教えてくれる人」に感謝できる人とお付き合いしたいと思っています。そして、その分かりやすい感謝の形がお金だったりするのです。額じゃないんです。「気持ち」なんです。日本人なら分かりますよね、この「気持ち」ってやつ。

もし私から何かの情報を得たければお気軽にお問い合わせ下さい。これまでお会いしたほぼ全ての人から「メルマガのままですね」「ブログに書いてある通りの人ですね」と言われます。ですから、お会いしてビックリされるようなことはないと思います。

最後に、友人・知人が私を訪れてセブに来てくれた場合は、私が全部払うことも多いですね。これ、私のUK時代の友人の影響です。当時のクラスメートの地元を訪れると、1円も1ドルも1ポンドも1バーツも1リラも払わせてくれません。そんなおもてなしの姿勢に少し感化されました。


質問コーナーに行く前に、少し英語学習について書きます。今日のお題は「英文和訳」と「和文英訳」。私は普段の授業でよくお客さん(生徒さん)にこんな質問をします。

英文和訳の問題で試されている能力って何か分かりますか?

文法?単語力?大体こんな答えが帰ってきます。しかし、私の答えは、

英語力と「日本語力」の2つです!

順を追って説明します。例えば、下記のような少し長い文があったとします。

It is clear that the use of computer is imperative in school and significantly beneficial for learning and researching.

この英文の私の解釈(または脳の動き)は、下記の通りです。

回答A『Itは明らか、itはthat以下を受ける、コンピュータの利用は不可欠、学校では、非常に有益、何かを学ぶのとリサーチには。』

おそらく、上記を「英文和訳」の答えとして書いたら大きく減点されるでしょうね。理由は、日本語として変だからです。「英文和訳」で正解を得ようと思ったら「正しい日本語」に直す必要があります。

回答B『コンピュータを使うことは学校において不可欠であり、何かを学んだり調査するには(コンピュータが)非常に有益なツールであることは明らかです。』

おそらく上記であれば正解になるでしょう。しかし、英語の理解としては回答Aで十分なのです。回答Aは一応日本語を交えていますが、当然一切日本語なしでも英語の解釈は成立するわけです。

何が言いたいかと言うと、多くの日本人の英語学習者が取る思考プロセスは下記の通りなのです。

英語を読む(または聞く)→ 日本語に訳す → 意味を理解する

これだと、日本語に正確に訳せないと意味を正しく理解できません。つまり解釈に日本語力が介入しています。正しいプロセスは、

英語を読む(または聞く)→英語のまま意味を理解する (→必要があれば和訳する)

です。

もちろん、後者は簡単にできることではありません。相当な努力が必要です。しかし、これをゴールとして意識しながら普段英語を勉強すべきだと思うのです。少なくとも、「どんな英文もまずは和訳する」という癖は早めに取り払った方が良いでしょう。

もちろん、私も稀に難関な英文に遭遇して和訳を試みることはあります。でも、この場合って大抵英文そのものが悪文なのです(意味不明なフィリピンの役所の文章とか)。それか、敢えて難解な文にしているケースかです(MBAのアサインメントでは、問題文を正確に理解するのが結構大変でした)。

また、英語を話す場合でも、多くの人が日本語を介して誤った英語を話してしまうことがあります。例えば、「今夜は友達と会う約束がある」と言う時、多くの日本人が約束をpromiseと訳してしまいますが、これは間違いです。日本語の約束という言葉には、「契り」という意味以外に「計画」のような意味もありますが、英語の約束に後者の意味はないのです。これが、直訳によってもたらされる弊害の一つなのです。そして、この例文であれば私は「約束」の英訳としてはplanを使います。

少し混乱してきましたか?

これ以上聞きたければ、是非セブにいらして下さい(笑)。いずれにせよ、「日本語の介入を少なくしていく」ことと比例して、きっと英語力って上がっていくのだと思います。


さて、今週の質問コーナーに行きましょう。

1、今週の質問コーナー

Q1, Kさんからの問い合わせ


KG様


初めまして、突然の連絡申し訳ございません。私、Kと申します。


群馬の社会福祉法人(特別養護老人ホームを運営)に勤めております。当法人では、EPA(経済連携協定)に基づき、フィリピンより介護福祉候補者の受入を実施しております。私も今年度よりEPAを担当することになりました。


フィリピンについて幅広に調べている最中、KG様のブログとメルマガに出会いました。ブログの内容は大変興味深く、楽しく拝読させて頂いております。


お忙しいとは思いますが、KG様の帰国時にご面談頂けますと幸いです。


<KGの回答>


いま話題の「外国人労働者受け入れ」とリンクするホットなお仕事ですね。先週、本件に関する法案が国会を通過しましたが残念ながら酷い法案です。


私は、「外国人受け入れ拡大=移民拡大」には、基本反対の立場です。理由は、


・安価な外国人が入ってくると、せっかく上がりかけている日本人の賃金が上がらなくなる(これって、日本が過去20年足掻き続けたデフレへの逆戻りを促進します)。

・現状の「技能実習生」制度の中身は、低賃金で発展途上国の労働力を搾取する奴隷制度(膨大な行方不明者が出ています)。

・なぜか、短期滞在の外国人や、海外にいる彼らの家族まで日本の社会保障が受けられる(私は日本人で、日本でも納税しているのに健康保険の利用を断られたことがあります)。

・明らかに日本に対し、その政府が敵対的な行為をしているC国人やK国人を受け入れる妥当性が見当たらない(日本ラブの国の人に来てもらいたいですよね)。


まあ反対理由は挙げればキリがないのですが、もう法案も通ってしまったので、あとは日本人経営者の良心に期待したいと思います。


是非とも、日本ラブの外国人を雇って下さい(タイ人とかフィリピン人とか)。そして、日本人と同等の待遇で迎えてあげて下さい。そうすれば、彼らはもっと日本が好きになって本国へ帰っていくことでしょう。


私たちが世界のどこに行っても「日本人だから」と厚遇されるのは、先人方の功績のおかげです。将来、日本人が海外で後ろ指を指されないように、経営者の皆さん、切によろしくお願いします。


本件については、語学学校のオーナーとして、「日本語教育」の側面で何かできればと思っています。


Q2,Aさんからの投稿


前回のメルマガでジャカルタネタを熱くご要望されましたので、Aのジャカルタ編スタートですww


~~不適切な文章が多いので、未成年の方、女性の方はスキップ下さい~~


『アセアン各国のどこの女の子がベストか?会議』をアセアン各国のベテラン諸氏と開催したことは、前回述べた通りです。


ざっくりとアセアン主要5カ国の女子気質を記しますと・・・


・タイー:良いんだけどガイジンとの関係に慣れてるから新鮮味が乏しい。ピュアな女子を見つけるのが大変。つまりスレてる子が多い。

・ベトナム:とにかくカネ、カネで金への執着心が半端ない。外見は日本人好みなのに残念。

・フィリピン:本気になると拘束が過ぎてウザ過ぎ。ジェラシー強すぎ。カネ、カネ攻撃すごい。

・マレーシア:華僑系は付き合うのは難しい。マレー系ならフィリピンの方がまだ良い。インド系は出会いが少ない。

・インドネシア:日本の昭和の女子のように純で素朴な気質が多い。とにかく優しく包み込んでくれる。貧乏な子でも、あからさまにカネを要求してこないから、こっちからヘルプしたくなるような気になる。


こんな感じです。


インドネシアの女性は本当に優しいです。ベッドでの情熱も高いです。


私は、ジャカルタではショッピングモール内の店員さんと最初にお付き合いをしました。この国、英語でのコミュニケーションが非常に難しく、たまたま元彼女が英語で接客してくれたことをキッカケに付き合いはじめました。


私は当時、日本とジャカルタを2週間ごとに往復していましたので、私がジャカルタにいる時は常に私のアパートに彼女は住んでいました。とにかく家事は完璧で、自分が仕事で疲れているのにもかかわらず、マッサージしてくれたり、諸々と気を遣ってくれたものです。


また男同士で飲みに出ても、フィリピン人のように『どこにいる?何してる?』メッセージ攻撃はありません(笑)。


私の尊敬する「ジャカルタ郊外で工場経営をしていた当時60代の社長さん」は、喫茶店で素晴らしい英語を話すウエイトレスと知り合いました。彼女はジャカルタで最も難関と言われる大学の学生だったのですが、経済的理由で休学中だったのです。


彼は『せっかくあの大学に入学したのに勿体ない』と自分の家に住まわせ、学費を払い彼女を大学へ復学させたのでした。


2人は程なくして同棲を始めました。彼が「やらなくてもイイよ」と言っても家事全般は完璧にこなし、学費以外のオカネについて彼女から申し込まれたことは無かったとのことです。


一般的に日本企業のジャカルタ駐在者や出張者は、「ブロックM」という日本人飲み屋街に行き居酒屋で飲み、その後はKTVに流れるという夜のパターンです(今年のアジア大会で、某競技の選手がJAPANジャージを着て繰り出し話題になったエリアです)。


駐在者はKTVの女性を囲い、ジャカルタの彼女にします。そのような職業の女性でも、本当に尽くしてくれるので満足度は高いようです(その職業に偏見が有る訳ではありません)。


駐在者の皆さん、日本に帰任する際には、「今までありがとう」とまとまったお金を渡し帰国します。私の知り合い駐在さんは結構な割合で、そのような手法を取られていたのを思い出します(やはり満足度が高いから?)。


ご承知の通りインドネシアは大半がモスリムの国で、特にジャカルタ周辺は9割以上の住人がそうです。しかし、敬虔なモスリム戒律で生活をする人は少なく、酒は普通に飲む穏やかな人々が多いです。

*ワタシの元部下のジャカルタ人は、『私はフレシキブルモスリムだから(笑)』と話してましたね。


しかし多人数が集まると感化されやすく、過激なデモや暴動を起こすような人々でもあります(在インドネシアの華僑への襲撃事件や、サッカーの試合での暴動などご存知の方も多いと思います)。


「ブラックアジア」という、アジアの裏側にフォーカスしたウエブ読み物を主宰されている鈴木さんも、インドネシア女性を絶賛されています。


*ワタシも以前、有料会員で愛読していたサイトです。
https://blackasia.net/


ジャカルタを毎月往復していた期間は3年ほどですし、かれこれ10年も経とうかという昔ですので、インドネシアネタを引っ張るほどの新鮮ネタは持ち合わせていません。


ですからジャカルタ・ネタは今回が最初で最後にさせてください。KGさん、スミマセン。次回からは再度、新鮮なミンダナオネタを披露差し上げます(笑)。


よろしくお願いいたします。


<KGの回答>


ジャカルタ・ネタ最高ですね、Aさん、ありがとうございます!


私はセブ在住5年ですが、フィリピン人女性とお付き合いしたことがありません。無理です。というか、知的レベルが違い過ぎて会話が続きません。私の某友人は、「フィリピン人と付き合う時は基本赤ちゃんプレーですね」と言っていました。確かに、これは一つの有効な両者の溝を埋める手法ですね。


私は将来のタイ進出を目指して、鋭意タイ語勉強中なのですが、ここまでインドネシア推しされると心が揺らぎますね。「昭和」という響きが何とも甘美です(笑)。


私が最後にインドネシアに行ったのは3年ほど前ですが、確かにコミュニケーションには苦心しましたね。文字通り、言葉の壁を痛感した旅行でした。


それでも、インドネシアって日本から最も遠いアジアで、何となくエキゾチックな感じもします(バリ島は、ヒンドゥー教をベースとする独自文化なので別物です)。来年は、一度くらい行ってみようかと思います。


タイミングが合えば、Aさん、現地合流しましょう!


*告知です。私は、12/ 15~12/22までタイにいます(半分仕事&半分休暇)。同時期にタイにいらっしゃる方で、留学や起業等に興味がある方はお気軽にお問い合わせ下さい。タイミングが合えば、バンコクでのプチ説明会等も可能です。


2、フィリピン・ビジネスあるある


本メルマガで何度も書いているトピック「フィリピンの在庫管理」について。


フィリピン人、在庫管理ができません。「無くなりそうになったら追加発注」とかいう発想ゼロです。では、「無くなったら発注?」、いやいやそんなに甘くはありません。「無くなって、数回顧客から指摘されたようやく発注」、まあこんなものでしょう。


私は最近、一気に体を絞るべくランチも軽めに押さえています(朝食は食べません)。そのために、オフィスの近場のローカルレストランに行くのですが、先日は、

ライスがない。。。


先に注文してお金を払って料理を受け取るシステムなのですが、5分くらいたっても料理が出てこない。理由を聞くと「ライスがない」。おいおい、それ先に言えよって感じなのですが、周りのフィリピン人は黙って待っているのです。この「指摘しないフィリピン人」がフィリピンの改善の欠如を助長しているのです。


結局、キャンセルしたのですが、何やらどこかにライスを分けてもらいに行ってるようなことを話していました。米くらい炊いとけ!


それから数日後、他のローカル食堂へ。私もいつものコース「ライス+ポークバーベキュー2本+焼売2個」合計54ペソ(120円くらい)を注文。「改善」という言葉を知る日本人、2度と同じ過ちはおかさない。注文前に、注文する品があるかどうかを確認。ライスは視認できなかったので「ライスある?」と口頭で確認。「イェス」の返事に安心して注文すると、

「ノー・ソース」の一言。

ちょっと意味が分からない。「どういうこと?」と質問するも、いつもの単語つなぎ合わせフィリピン英語でイマイチ理解できない。そして、ようやく「焼売はあるけど焼売にかけるソースがない」ことが判明。

フィリピン人、在庫不管理の天才です。

ソース、2トンくらい買い貯めしとけ!


3、今週のセブのレストラン


オラエスパーニャ(Hola ESPANA)
スペイン料理


『セブの老舗スペイン料理レストラン「オラエスパーニャ」。美味しくない(悲)』
https://twitter.com/Cebu_Eigo_Club/status/1073744117996253185


マクタン島のシャングリラの入り口にある、老舗&有名なスペイン料理レストランです。今週、イギリス時代のクラスメートがセブまで遊びに来てくれたので、彼女を連れて3年ぶりにこの店を訪れました。


感想は、


星1つ


残念ながら全然美味しくなかったです。平日の夜ということを差し置いても、店内はガラガラでした。やはり、どんなに有名なレストランでも味が落ちては客は離れていくものですね。


残念です。


将来「美味しくなった」という情報が流れたら再訪したいと思いますが、セブ在住者としてここはオススメできません(悲)。


4、今週買ったもの

スミマセン、このコーナー今週はお休みです。


5、筋トレ


スミマセン、このコーナーもお休みです(汗)。


下記は、セブ英語倶楽部 筋トレ部について。


卒業生からの最新体験談。
『英語と筋トレ、人生における財産を手に入れました!』
https://goo.gl/uedEXh


興味のある方は、下記をどうぞ。
『肉体改造&ダイエット留学 英語力と健康的な体を手に入れる』
https://goo.gl/mGMe5e


6、経済&投資


日経平均 (年初来 -6.11%)
ダウ平均 (年初来 -2.5%)
フィリピン平均 (年初来 -12.08%)


株価は軟調ですね。これは現在世界を覆っている不確実性/ uncertaintyのせいでしょうか?中国最王手の通信会社のファーウェイ世界的排除の動きや、イギリスのEU離脱 / Brexit問題、それからフランスでの暴動、そりゃ大国でこれだけ動きがあれば株価も下がるよね、って感じです。


まずは、フランス。マクロン大統領やばいですね。まあ、自業自得です。大統領就任1年目に「増税」ってバカですか?って聞きたくなります。フランスって革命と称して王様の首をギロチンで刎ねた国ですよ。そう簡単にはこの騒動、収まらないでしょうね。アメリカのトランプ大統領は「減税して国民に還元しろ」とツイッターでアドバイスしています。やはり経済政策については、トランプが一番ですね!


ちなみに、皆さん、フランスの国家「ラ・マルセイエーズ(La Marseillaise)」の歌詞、読んだことありますか?


これです。

祖国の子どもたちよ、栄光の日がやってきた!
我らに向かって、暴君の血塗られた軍旗がかかげられた。
血塗られた軍旗がかかげられた。
どう猛な兵士たちが、野原でうごめいているのが聞こえるか?
子どもや妻たちの首をかっ切るために、
やつらは我々の元へやってきているのだ!
武器をとれ、市民たちよ
自らの軍を組織せよ
前進しよう、前進しよう!
我らの田畑に、汚れた血を飲み込ませてやるために!

私は初めてこれを知ったとき愕然としたものです。殺し合いの歌です。そして、今のパリってまさにこういう状態ですよね。ちなみに我が「君が代」は恋の歌です。日本って素晴らしい!


それから、我が第2の祖国イギリス。Brexitで揺れに揺れています。メイ首相がEUとせっかく妥協してきたのに、イギリス国会は完全拒否の構え。結局は、採決が延期されたり、挙句の果てにはメイ首相の不信任決議案が提出されました(メイ首相は信任されましたが)。


全く個人的な印象ですが、イギリス人ってNOという時に声がすごく大きいのですが、代替案を持っていないんですよね。「反対なのは分かったけど、じゃどうすれば良いの?」と聞くと答えられない、そんな印象が私にはあるので、先週のメルマガでも「Brexit案否決」と予想したのですが….まさか「延期」とは意表を突かれました(まあ、否決の見通しだったので延期したのですが)。


最後にファーウェイ。カナダで捕まったCFOはパスポートを7つも持っていること。一企業の問題に中国政府が猛烈に反発したこと。対抗措置としてカナダ人2人を拘束したこと。いやいや、これって「ファーウェイ、悪いことしてました」って自供してるようなものですよね。しかも国ぐるみで。


日本からのファーウェイ排除は止まらないでしょう。穴埋めとしての日系企業の活躍を期待します。


それでは、また次回お会いしましょう。

Happy Studying!!

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