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週刊セブ島留学&起業日記(第94回)

この記事は2020年8月10日に配信されたメルマガのバックナンバーです。

<今週のトピック>
・白馬英語合宿、第2期開催決定しました!
・残念!私の知人が関わるセブの英語学校2校が閉鎖へ
・アドラー心理学「嫌われる勇気」
・白馬の4週間で肉体改造成功&ウォーキングのメリット

<白馬英語合宿、第2期開催決定しました!>
参加者3名のお客様から「延長申込」を頂けたように、白馬英語合宿、皆さんに喜んで頂けているようで大変嬉しく思っています。ということで、滞在先の「モンブラン白馬」さんからの協力も頂けたので、第2期を開催したいと思います。

開催期間は、8/30(日)〜 9/12(土)の2週間です。

合宿の様子は下記の記事に網羅してあります。お時間のある方、ご参加頂けますと大変嬉しいです。

【この記事だけで全てが分かる】白馬英語合宿の1日
https://cebuec.com/one-day-in-hakuba/

ここでセブ留学と比較して、僕自信が感じたこととお客さんから頂いたフィードバックを簡単に整理したいと思います。

まず、「白馬合宿」というか日本国内で開催することは、生活面で圧倒的に優位ですね。安全で、ご飯が美味しくて、毎日お風呂に入れて、ネットも早くて、虫もいなくて。実はセブ留学でマネジメント側が1番気を揉むのはこうした「生活面」なのです。

あらゆるインフラが脆弱なフィリピンで、「日本の当たり前」を実現するのは不可能に近いのです。それでも供給者側が「フィリピンだから」と諦めてしまったら終わりなので、これまで一度も諦めることなく対応してきました。本当に一度も諦めたことはありません。

特にネットについてはかなりの時間と労力を割いて対応してきたので、それでも「ネットが遅いです」「WiFi止まりました」とたまにお客さんから言われるのが本当に辛くて。。

一方で白馬。稀にネットが止まることがあるのですが、基本順調です。当校は寛容なお客さんが多いこともあって、多少の不具合があっても「全然問題ないです」と言って頂けます。本当に有難い限りです。そして、それ以外は完璧な環境が揃っています。

猛暑の都心から来られたお客様は、冷房の要らない白馬の気候をとても褒めて下さいます。中には、「来年も白馬でやって下さい」と言って下さる方までいるほどです。ちなみに、この方、セブ留学のリピーターさんです。

改めて、留学で大切なのは「勉強に集中できる環境」であると痛感させられました。

次は、私が最も心配したオンライン授業について。結論から言うと、皆さんから好評を頂けています。勿論、「いまはオフラインは無理」という認識があるから許容して頂けているという要素もあるかと思います。

それでも、1日4人の講師と合計で4コマ、それを最低でも5日間(1週間)も受講すればやはり学習効果は出るのです。私は今でも「対面の方が上」と考えていますが、オンライン授業が私の予想以上に生徒さんに受け入れて頂けたことに嬉しい喜びを感じています。

最後にグループ授業。白馬合宿では、私は1日2コマ、対面式でグループ授業を提供しています。私はセブ島のロックダウン以降、オンラインで英語を教えてきたのですが、やはり対面式は圧倒的にやりやすいです。

更に、対面式であれば生徒さん同士のインタラクション(やりとり)も自然と生まれます。これが授業に活気をもたらしてくれます。更に生徒さん同士で刺激し合うこともでき、意気投合する生徒さんも少なくありません。

セブ留学はマンツーマン授業しかない学校も多く、今回の参加者さんの中には、そういう学校の経験者もいらっしゃいました。そして、そういう方々から好意的な意見を頂けたことで「グループ授業の存在価値」を再認識できたような気がします。

スミマセン、少し自画自賛的になってしまいましたが、以上が私の素直な感想です。もっと噛み砕いて言えば、「なんだ、国内でも、オンラインでも、ちゃんとやればお客さんは受け入れてくれるんだ!」という感じです。

以下、2名のお客さんの体験談を一切修正なしでご紹介します。


まずは、1週間参加された初級者のKさんの体験談です!

Q1. 施設(お部屋・お風呂等)や周辺環境はいかがでしたか?

静かな環境で、毎朝鳥の鳴き声で目覚めました。2人部屋を1人で使わせて頂けた上、小さなテーブルがあったお陰で、自習に大変重宝致しました。お風呂は好きな時間に自由に入れ、空いていたので毎回ひとりでした。快適なひとときでした。

Q2. お食事は?

全て美味しかったです。ただ、量が多かったので、ご飯や麺の量を少な目にお願いしました。

Q3. マンツーマン授業はどうでしたか?

フィリピン人の4人の先生、どの方も丁寧、親切、フレンドリーで、初心者の私にとって大変有り難かったです。雑談もとても楽しく、学ぶ意欲を掻き立てるものでした。


Q4. 日本人講師のグループ授業はどうでしたか?

KG先生の端的、リズム感のある分かりやすい指導法は素晴らしいと思います。初心者向けに、具体的な勉強法をご指南頂けた事は、今後に大変役立ちますし、発音の重要性を知り、合宿後も音源を聴きながら練習しています。英語を学ぶモチベーションアップに繋がる事間違い無いです!

Q5. 週末の過ごし方や他の参加者とのコミュニケーション等。

あいにくの雨続きで、山頂からの眺めを堪能する事は出来ませんでしたが、最終日に、ホテルの裏にある居酒屋みきで食事をしました。オーナーも、英語を勉強されていて、話に花が咲きました。お勧めです!

Q6. 「海外留学」ではありませんが、物足りない感じはしましたか?

初心者の私にとっては、今後の学びの大きなきっかけになりました。合宿後からが、まさにスタートと言った感じです。貴重な経験となりました。


次は、3週間滞在された英検1級ホルダーOさんの感想です!

実はフィリピン留学をこの夏に予定していましたがコロナの影響で中止となりました。しかし日本で留学と同じ様な機会を得ることができ感謝しています。

Q1. 施設(お部屋・お風呂等)や周辺環境はいかがでしたか?

2人部屋を1人で使用でき快適です。もちろん広い温泉も独り占めです。


Q2. お食事は?
もちろん日本なので食べられない物は一切ありません。毎日美味しくいただいています。


Q3. フィリピン人講師の授業はどうでしたか?
みなさん話しやすい方ばかりで50分の授業があっという間に過ぎていきます。


Q4. 日本人講師の授業はどうでしたか?

細かいニュアンスなどをわかりやすく噛み砕いて日本語で説明していただけるのがありがたいです。具体的なアドバイスもたくさん頂きました。


Q5. 週末の過ごし方や他の参加者とのコミュニケーション等。

週末はみなさんと一緒に白馬の美味しい空気を吸い素晴らしい景色を満喫しています。観光地なのに今は三密を避けゆっくり景色を堪能できます。


Q6. 「海外留学」ではありませんが、物足りない感じはしましたか?

予定したフィリピン留学とはまた違った意味で満足しました。一日中英語環境で何より日本ですので広いお風呂がいつでも入れ、美味しい日本食をいただけ、週末には小旅行ができ、買物はネットが利用できたいへん便利でした。また、日本にいてもコロナの心配の無い別世界で暮らしている様な錯覚を覚えました。

本当に励まされる言葉ばかりです。白馬2期だけでなく、今後何ができるか考え続けたいと思います。そう、新しい価値を生みたいですね。


<残念!私の知人が関わるセブの英語学校2校が閉鎖へ>
とても残念なニュースが入ってきました。個人的に同郷ということもあり懇意にさせて頂いている方がオーナーの「ZAイングリッシュ」が閉校となりました。

ZAイングリッシュはセブシティにある100名以上の講師を抱える人気校の一つでした。私は事前にオーナーさんより報告を頂いておりましたが、ここでは「閉校」という事実だけお伝えしておきます。

『ZA English Academy 閉校のお知らせ』
https://www.za-english.com/za-english-academy-%e9%96%89%e6%a0%a1%e3%81%ae%e3%81%8a%e7%9f%a5%e3%82%89%e3%81%9b/

実は私はセブの他の学校関係者とはほとんど交友関係がなく、知っているのは上記のZAのオーナーさんと、下記のKEAのマネージャーさんの2人だけでした。そして、KEAもいち早く5月に閉校を決定しています。

『Kaisei English Academy 閉校のお知らせ』
https://www.kaisei-english.jp/news/kaisei-english-academy-%e9%96%89%e6%a0%a1%e3%81%ae%e3%81%8a%e7%9f%a5%e3%82%89%e3%81%9b/

繰り返しになりますが、本当に残念です。しかし、今後も閉校する学校は出てくるでしょうね。

セブの英語学校には3月中旬に閉鎖命令がでました。中にはオンラインにシフトした学校もありますが、そのコスト構造からオンラインだけで黒字化するのはほぼ不可能でしょう。関係者の必死の努力には頭が下がりますが、オンライン授業はやはり「つなぎの一手」でしかないと思います。つまり、当たり前ですがみんなフィリピンの「開国」を待っているのです。

ところが、フィリピンでは武漢肺炎をうまくコントロールできていません。残念ながら、とうとう東南アジアでワースト1位の称号を手に入れていまいました。

セブでは一度緩和に動いた規制を再度ロックダウンに戻したり、マニラでもロックダウンに戻そうかという議論があるほどです。更に、海外からの帰国組に感染者が多いことから、これまでは許されていたフィリピ人の外国人配偶者の入国が禁止されるとの情報まであります。

つまり、規制強化のトレンドなのです

実は年末年始までもう5ヶ月を切りました。私は3月のロックダウン直後から「セブ留学は年内は無理」と言い続けてきましたが、春頃までは無理かもしれません。残念ながら、最近、そんな感触に変わりつつあります(根拠はありませんが)。

海外に慣れている人、留学のリピーターさんは、フィリピンが開国すればセブに来て下さると思います。最近も多くの方からそんな感触を得ています。しかし、ポイントは入国時の14日間の隔離なのです(それと日本帰国時の隔離措置)。

タイでは既に2ヶ月以上、国内での感染者は出ていません(感染者は全員、海外からの帰国者)。そんなタイですら、未だ2週間の厳格な隔離措置が続いているのです。

かたやフィリピン。最近は毎日のように3,000人以上の感染者を出しています。これがゼロ(や少数)になって、そこからタイのように2ヶ月経っても隔離措置が継続されると考えると、その時点でほぼ年内は絶望的との結論が導き出されてしまいます。

現時点、セブ英語倶楽部の閉校は1ミリも考えていませんが、生き残るために考えるべきことはたくさんありますね。ここはポジティブに「コロナのおかげで思いついた」と言えるようなアイデアを何とか捻りだしたいと思っています。

コロナごときに負けるか!(強がり?)


1. 読者さんからの質問

今週はこのコーナーはお休みです。


2. フィリピンのビジネス&生活あるある

今週はこのコーナーもお休みです。


3. セブのレストラン

今週はこのコーナーもお休みです。


4. 今週買ったもの

【嫌われる勇気―――自己啓発の源流「アドラー」の教え』
https://amzn.to/3fBmPFd

この本、最近買った訳ではないのですが、先日から読み返しています。やはり勉強になります。

心理学者のアドラーは、フロイト&ユングの心理学2大巨頭と並ぶ「3大巨頭」の一人なのですが、日本での知名度は格段に劣ります。しかし、その独特な考え方&理論に僕は1番共感を覚えます。

アドラーはトラウマを完全に否定します。つまり、過去の影響を否定する「目的論」に立ちます。もし、あなたが英語が話せるようになりたいのに勉強をしないのであれば、それは「あなたが本気で英語が話せるようになりたいとは思っていない」からだというように考えます。

何それ?と思う方。この本、オススメですよ。


5. 筋トレ

白馬に来て4週間が経過しました。僕は週3回の筋トレを継続しています。過去5週間でお酒を飲んだのは1日だけ。更にここ4週間は、朝食抜き&ランチは茹で卵2個&夕飯はがっつりご飯お代わり、の生活を送っています。

ということで、体がようやく絞れてきました。

体が軽くなるのは当然、洋服はスルッと簡単に入るし、緩んだお腹周りを気にしなくて良いので、自信が溢れてきたというか。。テストステロン値、きっと上がりまくりです。

本メルマガでも以前書いた通り、僕はセブのロックダウン生活&帰国後謹慎生活のせいで、人生最高体重を記録していたのですが、約4週間でほぼ元に戻しました(戻りました、ではなく、戻しました)。

人間、1ヶ月あれば何かを成し遂げることができますね。

さて、筋トレと並んで、白馬で毎日のように取り組んでいるのがウォーキング(てか、ただのお散歩)。授業の合間に30分〜1時間散歩するだけで、脳と体が復活するのがマジマジと感じられます。

皆さん、疲れている時こそ散歩です。今は暑いので、早朝か夜の30分で良いので歩いてみましょう。

下記、以前ウェブや本で調べた「歩くこと」のメリットです。

歩くと、


・長時間のウォーキングは、短時間の激しい運動よりも中性脂肪・コレステロールなどの数値を改善する。


・肥満の若者にウォーキングを実践してもらったところ、砂糖と果糖を食べさせまくったにも関わらず代謝の反応は改善した。


・食後30分のウォーキングで、糖尿病患者の血糖値が改善した。


・1日30分のウォーキングで、全身の炎症レベルが下がった。


・26件のデータを統計処理したところ、ウォーキングで慢性痛がやわらぐことがわかった。

歩かない理由が見つかりませんね(笑)!


6. 経済&投資

日経平均 (年初来 -5.56 %)
ダウ平均 (年初来 -4.03%)
フィリピン平均 (年初来 -23.94%)

スミマセン、今週も数字だけ。


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