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週刊セブ島留学&起業日記(第33回)

この記事は2019年2月10日に配信されたメルマガのバックナンバーです。

<今週のトピック>
・フィリピン留学黎明期を知る業界通へのインタビュー
・【貴重】セブで日本食レストランを経営するオーナーからのアドバイス
・英単語の覚え方
・フィリピン移民局の超スロー対応
・1回150円のセブのローカルジム

ますます乾季に突入していくセブ、気持ち良い晴れの日が続いています。昨夜は久しぶりにスコールがありましたが、最近めっきり使わなかったエアコンを少し使うようになりました。つまり、気温が徐々に上がってきているということですね。セブはいま、大学生の卒業旅行の最盛期を迎えているのですが、そんな学生さんには最高の季節になりましたね。是非、体調に気をつけて楽しんで頂きたいものです。

実は、セブでは体調を崩す人が少なくないのです。一番の理由は、おそらく「環境の変化」によるもので、特定の理由が見つからない場合が多いのです。またよく聞く症状では、一気に日焼けし過ぎて体調不良を起こしたり、食べ物にあたるケースもあります。まず、セブの日差しは半端じゃありません。紫外線指数は日本の5倍くらいあるので長時間陽を浴びれば当然体調を崩します。簡単に火傷します。甘く見ないで下さいね。旅行初日に海で日焼けして、残りの日程はホテルで静養なんて話もたまに聞きます。

『セブの紫外線って日本の何倍強いのか?』
http://cebuapprentice.com/?p=6688

また、食事についての私のアドバイスは「貝類を食べないこと」です。私は、貝のスープは飲んでも実は食べません。というのも、お腹を壊した人の多くが(私の周りの人限定ですが)貝を食べていたからです。それと、「壁のあるレストラン」で食事をしましょう!もちろん、外国人観光客をターゲットとしたオシャレな「壁のない」レストランは大丈夫ですが、ローカルなレストランでの食事は控えましょう。特に美味しくもないので、リスクを取る価値はありません。フィリピン人と日本人の胃は違うのです。変な冒険心を起こした人の方がやはり、体調不良含めトラブルに逢うのです。特に海外に不慣れな方は注意して遊んで下さい。経験上、やはり海外慣れしている人の方が色々と免疫が高いように感じます。


・・・・・フィリピン留学通へのインタビュー・・・・

下記に、4年ほど前に行ったインタビュー記事をご紹介します。先日読み返してみたところ、普遍的な内容が多く、今でも十分価値のある内容と判断したためです(それと、ネタ切れ笑)。インタビューの内容は、ずばり「フィリピン留学について」。インタビューに答えてくれたのは、私の友人であるDさん。Dさんは、フィリピン留学がまだ黎明期にあった2008年から、当時の超人気高UVESLのマネージャーとして働き、退職後も様々な形で多くの英語学校のサポートをしている、業界きっての事情通です。それでは、まずはDさんのプロフィールから。


Dさん(30代半ば・男性)

フィリピン在住10年も、れっきとした日本人。南国セブを心から愛し、愛車の運転時には地元フィリピン人も知らない裏道を走る現地通。2008年よりMTM(現3D Universal Academy) のマネージャーを務め、その後、当時姉妹校であったUV ESLを兼務。2012年5月から翌年5月までは、3D Universal Academyの代表として現場の指揮に当たる。フィリピン留学を黎明期から知る数少ない日本人。セブ留学の実態に迫るべく、インタビューは「どんな苦情がありますか?」という質問から始まった。

Q. 学生からの苦情にはどういうものがありますか?

A. 全体として、あまりクレームはありません。しかし、インターネットに関する苦情を頂くことは時々ありました。スピードが遅いとか、ネットが不安定とか。これは国全体の問題なので、学校だけではどうしようもないのです...。

それと、フィリピン人の先生の態度に対するクレームも中にはありました。授業中に携帯をいじったり、時計をちょくちょく見たり、あくびをしたり、といった類のものです。そういう態度を見て、「私の授業、そんなに早く終わりにしたいの?」と心を害された方がいらしたことは事実です。

また、マネジメント・スタッフに対する苦情を頂いたこともありますが、冒頭お話したように、クレーム自体はあまり多くありません。そういう意味で、セブの英語学校は学生が勉強に集中できる環境にはあるのだと思います。


Q. 学生からの相談にはどうのようなものが多いですか?

A. 英語学習に関する相談よりも、生活面やレジャーに関する相談が多かったですね。男性からは、夜遊び情報についてもよく聞かれました(笑)。マネージャーとしては、「遊ぶのもいいけど、勉強はいいの?」とよく聞き返していました。

生活面に関する相談が多いことについては理解できます。セブの環境は、日本とは何から何まで違いますから。海外経験が少ない人の場合は、英語の勉強以前に、セブでの生活に慣れる必要があります。最初の1~2週間は、勉強よりもそちらの方に比重があるのかもしれません。私はセブでの生活にはもう慣れていますが、セブを初めて訪れる人にとっては、大きな驚きや戸惑いがあるのも当然だと思います。それくらい、日本とは違います。運営者側としては、このことを忘れてはいけないなと、常に思っていました。

<KGコメント>
留学生の体調不良は、最初の1週間~10日目くらいの間に起こることが多いですね。とにかく、長期留学の人は最初から飛ばさずに、学校スタッフのアドバイスをよく聞いて慎重に過ごすことをお勧めします。


Q. 学生がトラブルに巻き込まれたことはありますか?

A. 学生さんが留学中にセブで入院されたということはあります。その時は、高熱が出て3日間入院されました。当時のオーナー(MTM)が夜中に一緒に病院まで付き添い、代金も立て替えて払うなど、学校としてしっかり対応しました。フィリピンでは、入院に際して事前の支払(デポジット)が必要なのです。これは2009年頃のことです。

最近では、セブの主要な病院には日本のヘルプデスクがあり、日本語で対応して貰えますので安心です。とはいえ、ここは海外、日本ではありません。万が一に備えて、保険に加入した上で留学されることをお奨めします。

それと、昨年の夏に日本でも数十年ぶりに発症が確認された「デング熱」に罹る方もいます。1度目で死に至ることはないと聞きますが、4日間くらいは高熱で非常に苦しみます。しかし、セブ市内で通常の生活をしている限り、デング熱にかかる可能性は決して高くありません。大半のケースでは、旅行から帰ってきた後に発症しています。ボホール島などの旅先で、湿地帯や猿がいる森林地帯、または川下り中に蚊に刺されてデング熱に罹ってしまうケースが多いように思います。

また、携帯電話などの盗難にあったというケースもありました。そういう時は、一緒に警察まで行き盗難届の提出までサポートしていました。しかし、中には自身で失くしたのにも拘わらず、「盗難届を一緒に出しに行ってくれ」という残念なお願いをされたこともありました。勿論、お断りしていました。フィリピン側からすれば、そんなことで(ただでさえ多い)盗難件数が上がってしまうのでいい迷惑です。

どの学校もトラブルが発生した時にはしっかり対応してくれると思いますが、小規模の学校の方が、オーナーが直接対応してくれたりするなど、小回りもきいて良いかもしれませんね。


<KGコメント>
体調不良については冒頭に書いた通りです。海外旅行保険は必ず加入して下さい。それと、窃盗事件はセブの方が日本より発生率は高いですが、普通に生活していればまず遭遇しません。実際に過去2年半で当校の生徒さん(お客様)が何かをスられた事例はゼロです。


Q. 2013年に大型台風がフィリピンを直撃しましたが、セブでの自然災害の被害について教えて下さい。

A. 私は7年間セブで暮らしていますが、セブ市内やマクタン島(空港があるリゾートエリア)が台風で大きな被害を被ったことはありません。2013年11月にフィリピンを襲った史上最大級の台風ハイアン(フィリピン名はヨランダ)も、セブ島の北端をかすめましたが、市内では大きな被害はありませんでした。未来のことは分かりませんが、過去を振り返る限りにおいては大半の台風はセブ島よりも北のルートを取ることが多いのです。

地震については、私の記憶では過去7年で2回、大きなものがありました。しかし、台風同様に、セブ市内では特に大きな被害はありませんでした。フィリピン人のあの国民性ですから、翌々日くらいにはみんな地震のことなどすっかり忘れてケロッとしています。一方で、2度の地震があったことで良い動きもあります。一つは、それ以降、ここフィリピンでも避難訓練が行われるようになったことです。それまで、無かったということの方が驚きですが...。それと、建築物についても、建物の強度に対する審査が入るようになりました。いまでは、この審査が建築許可の要件の一つになっています。審査自体がどれほど厳密なものであるかは分かりませんが。

<KGコメント>
セブは自然災害が少ないですね。よく、大きな台風がフィリピンを襲い多くの犠牲者が出たというようなニュースが日本で流れますが、あれはいつも「ルゾン島」でのことです。ルゾン島はセブより北にあり、台風がよく通るルート上にあるのです。一方でセブは台風のルートの南にあるので、台風が発生しても直撃はありません。私がセブに来て5年、台風で死者が出たという話はセブでは聞いたことがありません。


Q. フィリピン留学で英語力が伸びるのはどういう人ですか?

A. スピーキングについて言えば、「よく喋る人」の方が伸びると思います。性格と言ってしまえばそれまでですが。また、その中でも「新しい表現を使ってみよう」といった意識を常に持っている人の方が、更に上達は早いと思います。日本人は「とりあえず机に向かって勉強しよう」というタイプの方が多いのですが、放課後や週末は積極的に外出して(勿論、程度の問題はありますが)、色々な人と英語で話す方がスピーキング力の向上にはやはり効果的なのだと思います。

リスニングについても、当然ですが勉強の仕方によると思います。私は、まず正しい英語の音(発音)を学ぶべきだと思います。そうしないと、英語の音を識別できません。まず、正しい音を覚えてそれを座標とすることで、日本語とは異なる英語の音を聞き取れるようになるのだと思います。個人的な経験としても、カナダ人の先生のレッスンを受けていた時(マネージャー業務の傍ら)、「絶対的に違う音」があることに気が付いたのです。それが聞き取れるようになって以降は、大きくリスニング力が伸びました。ですから、私はネイティブの授業を受けることをお奨めします。音を識別できないままでは、どんなに勉強してもその効果は薄いと思います。

逆に、なかなか伸びないで苦労している学生の例としては、英単語を一つ一つ、独立したものとして詰め込んでいるようなタイプです。こういう勉強の仕方だと、「繋がらない」のでなかなか応用が利かないようです。効率良く勉強する人は、まず例文全体を覚えて、次にその中の一部として個別の単語を覚えるような勉強方法を取っています。

<KGコメント>
なかなか興味深い指摘ですね。私も100%同意です。


Q. フィリピン留学のトレンドについて教えて下さい。

A. 私が直接フィリピン留学に携わっていた頃は(2013年3月迄)、圧倒的にTOEICのニーズが強かったです。日本の企業がTOEICの導入に熱を入れ始めたのが大きかったと思います。それに応じて、社会人の留学生も徐々に増え、企業派遣も増えていきました。企業派遣においても、やはりキーワードはTOEICでした。派遣企業からは、留学生のTOEICスコアを定期的に報告するよう求められていました。その後次第に、TOEICから、他の英語検定試験であるIELTSやTOEFLへと広がっていきました。いまでは、セブにある多くの英語学校にIELTSのコースがあります。

最近では、(関わりのある学校の情報に限定されるのですが)留学後に日本に帰らずに第三国に行かれる方の話をよく聞くようになりました。欧米圏への留学、ワーキングホリデー等ですね。留学エージェントが、フィリピン留学と“もう一つ何か”を合わせて販売するようになったことも影響しているのかもしれません。

<KGコメント>
TOEIC熱は今でも高いですね。というか、益々高まっています。私は学習手段としてTOEICを勉強することには大賛成ですが、「TOEICの点数向上」を英語学習のゴールとすることには反対なので、当校ではTOIECは扱っていません。

当校の最近のトレンドは、「ゴルフ留学」と「肉体改造留学」です(笑)。

ゴルフ留学
https://bit.ly/2WSvECk

肉体改造&ダイエット留学
https://bit.ly/2SkqEHY


Q. 忙しい社会人に長期間の留学は難しいと思いますが、短期留学でも効果はあると思いますか?

A. 英語力のレベルアップ自体には、あまり効果はないと思いますが、「英語に慣れる」「英語への抵抗感を無くす」という意味では、非常に大きな効果が期待できると思います。そして、それこそが、日本人が英語を話す上で乗り超えるべき最も大きな壁なのです。

結局、フィリピン留学で英語力が伸びるかどうかは、目的意識次第だと思います。実は、セブに留学されている方は、全員が自分の意思で来られているわけではないのです。会社の要請で仕方なく来ている人もいれば、韓国人のように親の意思(半ば強制)で来ている学生も少なくないのです。そして、そういう方は当然、英語も上達しません。また、自分の意思で来られていても、目的が明確でない方は結構苦戦しますね。「英語を使ってキャリアアップしたい」という人は多いのですが、少し漠然としていると思います。「とにかく旅行英語をマスターしたい」といった目的の方が、具体的でやる気も継続できるのではないかと思います。

また、フィリピン留学に際して、事前に(英語の)準備をして来るに越したことはありませんが、準備していなくてもセブに来てから一生懸命やれば大丈夫です。私も英語を全く話せない状態でセブにやって来た一人です。


Q. もう一度フィリピン留学に携わるとしたら、何かやってみたいことはありますか?

A. 先程もお話しましたが、リスニングの勉強をする前に、英語の基本的な音をしっかり勉強するようなコースを作りたいと思います。そのためには、ネイティブの講師は絶対に必要です。(音や発音の)違いが分かる方が、勉強も効果的ですし楽しく学べると思います。個人的には、(若くて可愛い?)女性のネイティブ講師を雇いたいですね。

先程もお話したように、私はカナダ人の先生から発音を学び、そして、アメリカのテレビドラマ「24 -TWENTY FOUR-」のジャック・バウアー先生から(独学で)英語を学びました。字幕を見ながらですが、ジャック・バウアーが話すのに合わせて、彼の真似をしながら後を追って英語を話してみるのです。シャドイングという勉強法です。ジャックは本当に早口で、軍用英語等の専門用語も非常に多いので全部は理解できないのですが、ホントに良いトレーニングになりました。

<KGコメント>
正しく発音できる音は聞き取れる、逆に聞き取れる音は正しく発音できる、これ真理だと思います。多くの学校で「発音矯正レッスン」を提供しているそうなので、詳しく調べてみるのも良いでしょう。私はどうも「矯正」という言葉を使うのが嫌なので「発音訓練」とか「発音トレーニング」という言葉を使っています。

発音訓練コース
https://bit.ly/2SGpl5o


Q. 最後に、フィリピン留学を検討されている方にメッセージはありますか?

A. 「英語力を付けたい」という思いがあるなら、絶対にセブに来た方が良いと思います!!勉強以外でも楽しいことはたくさんあります!


さて、今週の質問コーナーに行きましょう。

1、今週の質問コーナー


Q1, 大将からの投稿

先週のGさんへのアドバイスを、マクタン島の日本食レストラン「Oishi」のオーナー・シェフ大将から頂きました。フィリピンで飲食業をやりたいと思っている方には、非常に価値ある投稿です。リアルで、生々しく、説得力に溢れています。


まいどです!KG先生
補足といいますか、私がやってきたことを書いてみたいと思います


私は日本で飲食業と水商売(キャバクラ)をやっていました
脱サラで業界に入りました


飲食業といえども水商売
業界の特性なのか多くの日本人スタッフ達はフィリピン人とほぼ同じで

・急に辞める(来なくなる)
・何度教えて同じミスをする
・叱るとスネる 逆ギレする→来なくなる

この様な感じです


規律正しいサラリーマンをバリバリやってきた私にとっては
こんなにもだらしない人たちがいるんだー と結構なカルチャーショックでした


煮ても焼いても食えないスタッフ達にいろんなアプローチをしましたが
たどり着いたのは「恐怖政治」でした


こういう言い方をするとナンですが
ヤンキーあがりみたいな人が多かったので目には目をです
ブチ切れる姿を何度か見せて(もちろん演技です)
「あーあの人を怒らせるとメッチャ怖いんだ」という感覚を植えつけました
幼稚な手段ですがこれが一番有効だったかな と思っています


そして、時々差し入れをしたり飲みに連れて行ったりして
スゲーおっかないけど優しい 時々面白い兄貴像を作り上げると 上手くいってました


2010年にセブで古びた日本食屋を買い取り ビジネスを始めた時
Gさんと同じ状況でした


・遅刻 無断欠勤 
・物がなくなる
・お金がなくなる
・何回言っても同じミスをする


「こりゃ日本でやってた時と同じだな」 と思ったのを覚えています
やはりここでも 最初は恐怖政治でメンタル部分を締め付けました
(怒らすととても恐ろしい日本人オーナーキャラ)


勤怠管理は契約書とペナルティーを課すことでプレッシャーを与えています
物や金が無くなるのはインベントリー(在庫どり)をして抑止しています
小さく騙されて 大きく騙されない様にしています


「何度教えてもすぐ忘れる」
これは全世界どこにいってもワーカークラスの人材はそんなもんなので
何千回と同じことをいい続けるしかないです
何年かしたら なんとなくできる様になります


ただ これを全部自分でやってしまうとストレスで毛が抜けてしまうので
マネージャーの育成が肝要かと思います


KG先生がおっしゃる様に
「100%信頼できるフィリピン人の右腕」を見つけるのは非常に困難です
はじめから信頼できる人間なんていませんから
マネージャー候補を見つけて向き合い 信頼関係を構築していくしかないと思います


「こいつちょっと根性があるな」「割と真面目だな」
というスタッフがいたら本人の意思を確認してマネージャー候補として育成します


私の場合やり方が極端なので参考になるかどうかですが
マネージャー候補とは徹底的に向き合い とにかく一緒にいる時間を長く取ります
そこで私のロジックといいますか考え方や 店に対する思いを理解してもらいます
大将イズムを刷り込むといった感じでしょうか


ある程度理解してもらえたら 今度は実践です
店では徹底的に自分のやり方を叩き込みます 
何度言ってもできなかったら 怒鳴ることもあります
破茶滅茶に厳しくしますが とても優しくもします


給料は手厚くします
家族に対するケアも手厚くしてます
何かあったら全ての面倒を見てます
今まで住宅購入の頭金 家族の入院費 子供の養育費
などン十万ペソは給料とは別に捻出しています
(ある時払いの催促なしね)


もちろん段階を踏んでいってのことですが…
逆にいうと 
「大将を裏切ったらどうなるかわかってるよね 全てが無くなるよ」ということでもある
一種の恐怖政治かもしれない


ほな どれくらいの期間でそうなるの? ですが
個人差がありますのでアレですけど


経験からいいますと
2010年から2013年頃までは怒鳴りまくってました
2014年くらいから小言をいう回数が減ってきました
その頃から日本や海外での仕事を増やしてセブを不在にする期間を徐々に増やしていきました
何度かクレームや問題はありました


2016年から本格的にセブ以外での仕事を増やし 最大で2ヶ月不在にすることもありましたが
大きな問題が起こることはありませんでした


そして 去年の12月上旬から今年の1月上旬まで日本で仕事をしました
クレームや問題はなし 
今では私が口出しするのは 経営方針と原価率くらいでしょうか


オープンから9年目で ほぼ私がいなくても大丈夫な感じになりました


最初の3年くらいは ストレスしかないと思いますが
言い続けるとその様になっていきますので
根気よく諦めずにやるしかないと思われます


Gさん 頑張ってください


<KGの回答>

フィリピンで飲食業をやりたい人や、マネージャーを教育したいと思っているオーナーさんは『Oishi』に行って見ると良いと思います。百聞は一見にしかず、ってやつです。味も美味しいですし、明らかに、格段に、他のレストランと比較してスタッフの数が少ないです。

セブのレストランって、下手するとお客さんよりスタッフの数が多いんですよね(笑)。そして、従業員同士でふざけ合って煩かったり、居眠りしてたりで、「こっちから見えないところでやってくれ」と思うことも少なくないのです。ということで、私はセブでは基本、“従業員教育が行き届いている“日本食レストランか韓国料理屋さんしか行きません。韓国人って厳しいので、スタッフも割とパリッとしてるんですよね。

最後に『小さく騙されて 大きく騙されない様にしています』とは、いつも投稿を頂くミンダナオのAさんと同じ見解ですね。非常に興味深いです。私は少しであっても「騙されること」を受け入れられる度量がないので、飲食業は無理なんでしょうね。

いやいや、勉強になる投稿でした。

大将、あざーす!


Q2, 「英単語の覚え方を教えて下さい」という質問

ここ1週間で3名の方から、「英単語が覚えられません」「どうしたら覚えられますか?」という質問があったので、纏めてお答えします。

<KGの回答>

まず具体的な覚え方については、『フィリピン留学 ブログでは書けない話』で書いていますので、そちらを参考になさって下さい。登録すると毎日夕方に配信されるメルマガの方です。すでに配信されているか、今後配信されるかのいずれかだと思いますので、ご自身で確認してみて下さい。

さらに、ここで重要なのは「方法論」ではなく、やはり「量」だということです。つまり、勉強量です。ものすごく簡単に言ってしまえば、単語が覚えられない人は、シンプルに勉強量が足りないのです。下記の動画を見てみてください。きっと、言い訳できなくなりますよ。


『英単語暗記法 留学経験なしでIELTS8.0, TOEFL iBT103, 英検1級, TOEIC 990』
https://www.youtube.com/watch?v=_--jvhtt9v8&t=1s


2、フィリピン・ビジネスあるある

11月にある申請を移民局にしたのですが、まだ許可はおりません。もう2ヶ月半経ちます。スタッフに毎週電話させています。先週の時点ではまだマニラからセブに書類が戻って来ていないそうです。


どうしてこんなに遅いのでしょうか?


10月に某機関に、ある講習への参加申し込みをしました。料金も支払い済みです。フィリピンでは、この手の講習は人数が定員に達した時点で開講となるのですが、まだ何の連絡も来ません。そして、毎週スタッフに電話してもらっていますが、誰も出ません。これ、公の機関です。もしかして、公の機関が持ち逃げ?


どうしてこんなにいい加減なのでしょうか?


やれやれ。


3、今週のセブのレストラン

スミマセン、このコーナー今週はお休みです。


4、今週買ったもの

スミマセン、このコーナーも今週はお休みです。


5、筋トレ

最近、当校卒業生が発見したローカルジムにハマってます。学校から徒歩10分、1回70ペソ、授業のあとみんなで一緒に歩いてジムまで行くのが「部活」のようで良い感じです。

このジムが良いのは、女性がチラホラいること。男女比、ざっくり男8:女2でしょうか。マッチョな男は汗臭い感じですが、筋トレ女子が周りにいると気分も上がって、ついついオーバーワークになりがちです(笑)。だから、今朝から軽い筋肉痛。

ほぼ100%フィリピン人しかいないローカル・ジムですが、みんなマナーも良くなかなか快適です。セブ英語クラブ筋トレ部、今後が益々楽しみです。


ローカルジムの様子は、下記ツイッターをどうぞ。


https://twitter.com/Cebu_Eigo_Club/status/1094407767245316097


下記は、セブ英語倶楽部 筋トレ部について。


卒業生からの最新体験談。
『英語と筋トレ、人生における財産を手に入れました!』
https://goo.gl/uedEXh


興味のある方は、下記をどうぞ。
『肉体改造&ダイエット留学 英語力と健康的な体を手に入れる』
https://goo.gl/mGMe5e


6、経済&投資

日経平均 (年初来 1.59%)
ダウ平均 (年初来 7.63%)
フィリピン平均 (年初来 8.10%)

アメリカとフィリピンは好調ですが、どうして日経平均はこんなに力弱いのか。まあ、自分が購入している3つの国のインデックスの内、2つの国が好調なので文句を言ってはいけないのですが、日経平均には25,000円くらい軽く超えて欲しいものです。

日本銀行の金融緩和が後退しているのがきっと大きいのだと思います。黒田バズーカをもう一発欲しいところですが、まあ、無理でしょうね。


黒田バズーカとは?
https://fx-works.jp/yougo-kurodabazu-ka/


巷間言われる「金融緩和の副作用」、そんなの無いですよ。だって、金融緩和しまくった(日本の何倍も)アメリカは好景気になり、いまは金融引き締め段階に戻ってしっかり金利がつくノーマルな状態に戻っています。

日本株、しばし辛抱ですね。


それでは、また次回お会いしましょう。

Happy Studying!!

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